3話 新整備士!着任です!!③
湊はデータを見たあと、基地内を見ていた。
「三人の潜水娘たちは元気そうか?」
そこには軍服を着た女性がいた。服装からして、
「メールを送った人?」
「メールを送った人、か。まぁ、そうだ。その様子じゃ良さそうだな」
「はい、皆とても良い子ですよ」
「そうか、よかった。あの子たちは最新技術を搭載した個体でな、訓練も兼ねて、君に託したんだ。よかったよ、君も、馴染んでくれたようで」
女性は微笑む。
「はい」
整備士『湊』は返事した。
「そうだ、新しい潜水娘をそっちに配属させるかもしれないから、そのときは頼んだぞ」
「はい! 任せてください」
「それと、任務が下るまで彼女たちと交流でもしていてくれ」
女性はそう言い、去った。
「自分も戻るか……」
湊は『第四ドック』に戻った。
「あ! お帰りなさい!」
「おかえり」
「おかえり~」
みきしお、てんりゅう、U-ハイドラが近寄ってきた。
「どうしたの?」
湊は聞いてみた。
「いえ、どうして、いつもその格好なのですか?」
「確かに、気になるわね」
「お~気になる~~」
「仕事だからね」
「見せてください!」
みきしおが言う。
「ダメだよ、仕事だから。仕事中に脱いだり外したりしたらダメなんだ」
「そんな~」
「ま、まぁ、仕方ないわね……」
「そういえば、みんなはハイドロ・コアがコアなんだよね」
「そうですよ」
「ハイドロ・コアって他に何に使われるの?」
「はい! ハイドロ・コアは貴重なエネルギー資源です! 他にもハイドロ・コアを媒体に新たな物質を作り出せます!」
「えぇ、鉄とか火薬とか、いろいろね」
「なるほど、」
「ハイドロ・コアは~エネルギアが~持ってるの~」
「エネルギア?」
「敵よ」
「はい、エネルギアはハイドロ・コアを取り込んだ未知の深海生物です。とても大きくて、ベースになった生物によって強さと名前などが変わります」
「倒すと~ハイドロ・コアを落とすんだ~。エネルギアが持ってるけど~~普通に落ちてる場合もあるよ~~~」
「そうなんだね」
「はい! 鉱物のようなものですので」
三人はいろいろと説明してくれた。湊は初めてなので、知らないこともたくさんあった。
「うん、いろいろありがとね。ねぇ、今から基地を見て回らない?」
「良いのですか?」
「うん、任務が下るまで交流でもしていてくれと言われたからね」
「…………わかったわ。行きましょう」
「ですね!」
「お外~~」
みんな、わいわいしている。
「それじゃあ行こうか」
「「「はい!」」」
こうしてお出かけが始まった
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