16話 新型艦種!なのです!!②
「ねぇねぇ~ぇ、工作潜水艦って~なにするの~?」
U-ハイドラがのんびりしながら聞いている。湊はくろしおの艤装を整備している。
「はい! 緊急修理などをしますよ!」
「緊急修理ぃ~?」
「はい! 作戦中、海中で故障したり不具合が起きれば、私が治します!」
「お~~、なんか、整備士さんみたいだね~」
「そうでしょうか? 工作潜水艦といっても、大きな故障などは治せませんが……それは! 嬉しいです!!」
くろしおが元気よく言う。
「でも、大変じゃない? 海底だと周りが見にくいし」
てんりゅうが声をかける。
「そうですね。でも、楽しいから♪ それに、それが私の仕事です。目なんてなくても治せる自信があります!」
「そこまでなのね」
てんりゅうは驚く。
みきしおが奥からこちらに来た。
「みなさん、楽しそうなのです」
「あ、みきしお~、どこ行ってたの~?」
「少し、整備士さんと世間話してきたのです。整備、とても大変そうでした」
「そりゃぁね。ま、あの人がいるから私たちは動けるから、感謝しないとね」
「お~、てんりゅうが~ほめた~」
「う、うるさいわね!」
「あ~」
てんりゅうがU-ハイドラのほほをつねる。
「ふふふっ」
くろしおが笑った。
「いいですね、ここ」
「でしょう? これも日常、なのです」
「くろしお、整備、終わったよ。はい、これ」
湊はくろしおの艤装を持ってきた。
「あ、ありがとうございます! 整備士さん!」
くろしおは艤装をつける。
「そうだ、新しい任務がはいったから、皆、位置について」
「「「「はい!」」」」
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