151話 任務!なのです!!①
海上移動基地『アーク・トリニティ』。
第四ドック。
「ふわぁ~~……」
U-ハイドラが大きく伸びをする。
「今日も~平和~~」
「そうですね。任務もないし、ゆっくりできますね♪」
アイオワが笑う。
「でも、いつまでものんびりしているわけにはいかないわよ」
てんりゅうが言う。
「訓練も整備も大切ですからね」
「わかってるよ~~」
「本当にわかっているのです?」
みきしおが首をかしげる。
「わかってるもん~~!」
そんなやり取りをしながら、第四ドックはいつものように賑やかだった。
そのとき――。
『湊、今いいか?』
司令官から通信が入る。
「はい。どうしました、司令官?」
『少し話がある。司令官室まで来てくれ』
「わかりました。すぐに向かいます」
湊は通信を切ると、第四ドックのみんなに声をかけた。
「司令官に呼ばれたから、ちょっと行ってくるね」
「はーい!」
「何か新しい任務でしょうか?」
潜龍が尋ねる。
「どうだろうね。まだ聞いていないから、わからないよ」
「新しい任務なら、私たちも出撃するのです!」
みきしおが元気よく言う。
「まぁまぁ。まずは話を聞いてからね」
湊はそう言って、第四ドックを後にした。
海上移動基地『アーク・トリニティ』。
司令官室。
「失礼します」
「来たか、湊」
司令官は机の上に置かれた資料を手に取った。
「実は、お前たちに頼みたい任務がある」
「任務ですか?」
「ああ。詳しい内容は、これから説明する」
司令官は資料を湊に渡す。
湊は資料を受け取り、目を通した。
「これは……」
「まだ詳しい調査が必要な案件だ。だが、第四ドックに任せたいと思っている」
「わかりました。第四ドックのみんなにも伝えておきます」
「ああ。準備が整い次第、改めて指示を出す」
「了解しました」
湊は資料を手に、司令官室を後にした。
第四ドック。
「整備士さん、おかえりなさいなの!」
「それで、どうだったのです?」
戻ってきた湊を、みんなが出迎える。
「うん。司令官から、新しい任務を頼まれたよ」
「新しい任務!?」
「どんな任務なんですか?」
「それはね……」
湊は手に持った資料を見つめる。
「みんなにも、詳しく説明するよ」
第四ドックのみんなは顔を見合わせた。
新たな任務が、彼女たちを待っていた。
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