150話 皆で探検!なのです!!⑩
海上移動基地『アーク・トリニティ』。
第四ドックの潜水娘+あずさ+もも+さかきは、屋上ガーデニングエリアへとやってきた。
「わぁ……!」
色とりどりの花が咲いている。
「すごい……綺麗ですね」
潜龍が辺りを見回す。
「でしょう?」
ももが嬉しそうに言う。
「ここは私たちがよく来る場所なんです」
「いろんな花があるの」
ずいほうが花を眺める。
「この花、見たことがないの」
「それはアーク・トリニティで育てている品種ですね」
あずさが答える。
「温室で育ててから、ここに植えるんですよ」
「なるほどなのです……」
みきしおが頷く。
「ちゃんと順番があるんですね」
アイオワも言う。
「はい」
その近くでは、サクラとローズが花を眺めていた。
「この花、綺麗だね」
「うん。海の上にこんな場所があるなんて、すごいね」
「屋上から海も見えるし、気持ちいいですね♪」
ヴェイルも笑う。
「たまには、こういう場所でのんびりするのも良さそう、です」
「そうなの?」
ずいほうが頷く。
「お花を見ながらお昼寝するのも良さそうなの」
「それも、良さそうね」
てんりゅうが呆れたように呟く。
「まぁ、休憩場所なんだからいいんじゃない?」
アイオワが笑う。
「それにしても、海がよく見えるわね」
アイオワが海の方を見る。
屋上からは、どこまでも続く青い海が見渡せた。
「潜水しているときとは、また違った景色ですねっ」
よなぐにが呟く。
「はい。私たちは普段、海の中にいますから」
あずさも海を眺める。
「こうして海の上から見ると、少し違って見えますね」
「……」
あずさは、しばらく海を眺めていた。
「どうしたの~~?」
U-ハイドラが声をかける。
「いえ……」
あずさは笑う。
「みんなと一緒に、こういう場所に来られて良かったなって」
「……そうですね」
潜龍も微笑む。
「私も、ここに来てから楽しいことが増えました」
「私もです!」
あずさが嬉しそうに答える。
「……あずさ姉、良かったッスね」
さかきが笑う。
「ええ」
ももも頷く。
「これなら、探しに来た甲斐がありましたね」
「えへへ……」
あずさは少し照れたように笑った。
「そろそろ戻りましょうか」
ももが言う。
「そうですね。皆さんも、今日はありがとうございました」
「こちらこそ楽しかったよ♪」
サクラが答える。
「また一緒に探検しましょう!」
ヴェイルが手を上げる。
「もちろんです!」
さかきも元気よく答える。
「次は、別の場所も案内しますよ!」
「楽しみなのです!」
「じゃあ、第四ドックへ帰りましょうか」
てんりゅうが言う。
「はーい!」
みんなで屋上を後にする。
こうして、第四ドックの潜水娘たちとあずさ、もも、さかきによるアーク・トリニティ探検は終わった。
「今日は楽しかったですね♪」
「うん!」
「また行きたいです!」
みんなの笑い声が、基地の通路に響いていた。
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