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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第五幕 探検!

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146/155

146話 皆で探検!なのです!!⑥



海上移動基地『アーク・トリニティ』。


第四ドックの潜水娘(ダイブ・ドール)+あずさは、温室の奥へと進んでいた。


「わぁ……こっちはもっと広いですね♪」


ヴェイルが辺りを見回す。


「本当ね……」


てんりゅうも驚いたように周囲を見る。


「温室って、こんなに大きいんですね♪」


「はい。アーク・トリニティで必要になる植物を育てるために、かなり広く作られています」


あずさが説明する。


「こっちには、まだ小さな植物が並んでるの」


ずいほうが棚に並べられた小さな鉢を見る。


「これは、育てている途中の植物です」


「お花もあるの?」


サクラが覗き込む。


「はい。花を育てる場所もありますよ」


「へぇ……」


ローズも隣から鉢を覗き込む。


「基地の中に花があるって、なんだか素敵ですね」


「そうですね♪」


ヴェイルが笑う。


「こういう場所があると、基地の中でも自然を感じられますね」


その近くでは、みきしおが小さな機械を見つけた。


「あれ? これは何なのです?」


「それは植物に光を当てる装置です」


あずさが答える。


「太陽の光だけでは足りないときに使うんですよ」


「なるほどなのです……」


みきしおは感心したように頷く。


「植物も、ちゃんとお世話されてるんですねっ」


「はい」


あずさが笑う。


「アーク・トリニティでは、植物も大切に育てています」


「植物のお世話をする人もいるの?」


サクラが尋ねる。


「もちろんです。ここで働いている人たちが、毎日様子を見ています」


「じゃあ、ここも誰かが守ってる場所なんですね」


「そうですね」


潜龍(チャムリョン)が静かに言う。


「いろんな人が、それぞれの仕事をして……基地を支えているんですね」


「その通りです」


あずさが頷く。


「戦う人だけではなくて、こういう場所を管理する人や、食料を作る人、機械を整備する人……みんながいるから、この基地で暮らせるんです」


「アーク・トリニティって、すごいですね……」


潜龍が感心する。


「本当に、ひとつの街みたいです♪」


ヴェイルも頷く。


そのとき――。


「……あ~~」


U-ハイドラが声を上げた。


「どうしたの?」


アイオワが振り向く。


「見て~~あそこ~」


U-ハイドラが指差した先には、いくつもの果樹が並んでいた。


「果物~~!」


「また言ってる……」


ローズが苦笑する。


「でも、わかる気がする、です」


「今度こそ食べられる~~?」


U-ハイドラが期待した目であずさを見る。


「はい。こちらは、もうすぐ収穫できるものもありますよ」


「やった~~」


U-ハイドラが嬉しそうに声を上げる。


「まだ食べてないのです」


みきしおが笑う。


「それでも、楽しみなんです~」


第四ドックの皆が笑う。


「あずさ、こっちも見てほしいの」


ずいほうが少し離れた場所から呼ぶ。


「はーい!」


あずさはみんなのところへ走っていく。


温室の奥には、まだまだ知らない場所が残っている。


第四ドックの潜水娘+あずさの探検は、まだ続いていた。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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