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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第五幕 探検!

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142/155

142話 皆で探検!なのです!!②



海上移動基地『アーク・トリニティ』。


第四ドック、入り口前。


「それで、どこから行く?」


てんりゅうが聞く。


「適当に歩く!」


ヴェイルはそう言う。


「ヴェイルらしいですね♪」


「はい、なのです」


アイオワとみきしおがそう言う。


「じゃあ歩こ~~」


「……適当に歩くのも……悪くない……」


「だよね~、ローズ♪」


「はい……姉さま……」


「では、行きましょうっ」


よなぐにがそう言い、


「お~! です」


くろしおが手を上げ、みんなも手を上げる。


そうして、探検が始まる。


第四ドックから出た一行は、基地の廊下を歩いていた。


「こっちは、行ったことないですね♪」


ヴェイルが左右を見ながら言う。


「本当ですね。普段は第四ドックくらいしか行かないので、こうして歩くと新鮮ですねっ」


よなぐにも周囲を見渡す。


「それにしても……広いの」


ずいほうがそう言う。


「アーク・トリニティは軍事基地でもありますからね。私たちが知らない場所も、まだまだありそうです」


アイオワが言う。


「あ、あそこに扉がある、です!」


くろしおが前方を指差す。


「何の扉かな~?」


U-ハイドラも近づいていく。


扉には、『休憩室』と書かれていた。


「休憩室……?」


ローズが首をかしげる。


「入ってみましょう♪」


ヴェイルが扉を開ける。


「お~~!」


中には机や椅子、自動販売機などが置かれていた。


「普通の休憩室ね」


てんりゅうが言う。


「こんなところにも休憩できる場所が……すごいの」


ずいほうが周囲を見渡す。


「ここ、静か……」


潜龍(チャムリョン)が小さく呟く。


第四ドックとは違い、ほとんど人の姿がない。


「少し休んでいく?」


サクラが聞く。


「えっ、まだ探検始まったばかりですよ?」


ヴェイルが驚く。


「それもそうだね♪」


サクラが笑う。


「じゃあ、次の場所に行こう!」


そう言って、再び歩き始める。


しばらく進むと、今度は大きなガラス窓が見えてきた。


「ん?」


ヴェイルが立ち止まる。


「何か見えるよ?」


窓の向こうには、大きな機械がいくつも並んでいる。


「なんでしょう?」


よなぐにも覗き込む。


「機械の部屋?」


てんりゅうが言う。


「お~~! 大きな機械、です!」


くろしおが目を輝かせる。


「くろしお、はしゃぎすぎ」


サクラが笑う。


「あれは何に使う機械なのか気になります! です」


「でも、勝手に入ったら駄目なのです」


みきしおが言う。


「そうですね。作業中かもしれません」


アイオワも頷く。


「じゃあ、今日は外から見るだけにしましょう♪」


ヴェイルがそう言う。


「そうだね」


一行はそのまま先へ進む。


「あ……」


ローズが声を上げる。


「どうしたの?」


サクラが聞く。


「……あそこ……何かある……」


ローズが指差した先には、壁に取り付けられた小さな案内板があった。


そこには複数の施設名と矢印が書かれている。


「えっと……食料庫、医務室……」


「まだまだありますね」


よなぐにが驚く。


「これだけあるなら~~本当に迷子に~なりそ~~」


U-ハイドラはのんびりと言う。


「大丈夫ですよ♪」


ヴェイルが胸を張る。


「私たちには、みんながいますから!」


「それなら安心なのです!」


みきしおが頷く。


「じゃあ、次はどこに行く?」


てんりゅうが案内板を見る。


「こっち!」


ヴェイルが適当に指を差す。


「また適当……」


てんりゅうが呆れる。


「でも、探検ですから♪」


「まぁ、それもそうね」


そう言って、みんなで笑う。


一行は、まだ見ぬアーク・トリニティの奥へと歩いていく。


「次は何が見つかるかな~♪」


ヴェイルの声が、長い廊下に響いていた。


「…?……あの方たちは?」


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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