137話 ゲーム後!なのです!!
湊たちはボードゲームを片付けて、それぞれの話をしていた。
「それにしても、楽しかったわね」
「楽しかった~~」
「楽しめたようで良かったよ」
「……またやりたい……」
「私も♪」
ヴェイルと潜龍も楽しんだようだ。
「じゃあ、また今度やるのです!」
みきしおが嬉しそうに言う。
「今度はもっと大きなボードゲームでもいいかもね」
サクラが棚を見ながら言った。
「大きなゲームですかっ?」
よなぐにが首をかしげる。
「うん♪ 今回のよりも、もっとマスが多いゲームとか」
「それなら、かなり時間がかかりそうなのです!」
「でも、面白そう~~!」
みきしおとU-ハイドラは、すっかり乗り気になっている。
「……長時間のゲーム……」
潜龍は少し考える。
「どうしたの?」
ヴェイルが尋ねる。
「……さっきのゲームも、かなり長く感じたから……」
「でも、楽しかったでしょう?」
「……うん」
潜龍は小さく頷いた。
「なら大丈夫ですよ♪」
ヴェイルが笑顔で答える。
「それに、途中で休憩してもいいでしょうし」
「そうだな。無理して一気にやる必要もないし」
湊も頷く。
「……それなら、今度はもっと長いゲームもやってみたい……」
潜龍がそう言うと、みきしおが嬉しそうに笑った。
「じゃあ、次はもっとすごいゲームを探すの」
「探すのはいいけど、ちゃんとルールを確認してからにしてね」
アイオワが言う。
「そうそう。ゲームによっては、かなり複雑なものもあるから」
「複雑……です?」
くろしおが不安そうな顔をする。
「私、難しいルールはちょっと……」
「くろしおさんは説明書を読む前に遊び始めそうなのです!」
「そ、そんなことしないよ!」
「本当に?」
「……たぶん」
「ほら~~!」
U-ハイドラが笑い出す。
「くろしおらしい~~!」
「うぅ……」
くろしおは困ったように笑った。
そんな様子を見ながら、ずいほうも微笑む。
「みんな、すっかりゲームに慣れてきたの」
「そうだね」
湊はみんなを見る。
今日のゲームでは、最初はルールを確認しながら進めていた。
けれど、途中からは自然と声を掛け合い、笑い合うようになっていた。
「……ゲームって、面白いですね」
潜龍がぽつりと言う。
「もちろん、ゲームそのものも面白いですけど……」
潜龍はみんなを見る。
「……みんなで遊ぶのが、楽しいです」
「……!」
「そうね」
サクラが笑う。
「……はい……姉さまの言う通りです……」
「私もそう思うわ」
「私も~~!」
U-ハイドラも手を上げる。
「またみんなで遊ぼうね!」
「もちろんです!」
みきしおが元気よく答えた。
「次は私が勝つのです!」
「いや、次は私が勝つよ!」
アイオワも笑いながら言う。
「じゃあ、次は誰が勝つか楽しみですね♪」
ヴェイルが楽しそうに笑う。
「……うん」
潜龍も笑顔になる。
こうして、ボードゲームの時間は終わった。
けれど、第四ドックにはまだ楽しそうな声が響いていた。
今日もまた、新しい思い出が一つ増えたのだった。
ここまで読んでくれてありがとうございます。
次回もお楽しみに




