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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第四幕 ボードゲームの時間!

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135/155

135話 ボードゲーム!なのです!!⑤



第四ドック、休憩スペースにて。


海底探査ゲームは、まだまだ続いていた。


「……どっちが出るかな……」


潜龍(チャムリョン)が二つのサイコロを見つめる。


「好きな方を選べるんですよね?」


「そうですね。二回振って、そのうち好きな方を使えます」


アイオワがルールを確認する。


「それなら、できるだけ大きい数字が出てほしいのです!」


みきしおが応援する。


「……うん……」


潜龍はサイコロを一つ手に取る。


「それ……」


ころころと転がったサイコロは――。


「……二」


「二ですね」


「次はもう一回なのです!」


「……うん」


潜龍がもう一度サイコロを振る。


ころころ……。


「……五」


「おお!」


「五マス進めるのです!」


潜龍が少し嬉しそうにする。


「……じゃあ、五を使う」


「いい判断ですね♪」


ヴェイルが笑う。


潜龍がコマを五マス進める。


「一、二、三、四、五……」


止まったマスには――。


『海底で珍しい貝を発見! 記念に一マス進む』


「……一マス進む……」


「じゃあ、さらに一マスですね」


湊が言う。


「……うん」


潜龍がコマを一マス動かす。


「ここ……」


そこには、


『海底の砂地で迷子になった! 次の番までその場で待つ』


と書かれていた。


「……」


潜龍が固まる。


「……せっかく進んだのに……」


「ははっ、こういうこともあるさ」


湊が笑う。


「二回振れても、必ず良い結果になるわけじゃないんですね」


アイオワが微笑む。


「……でも、楽しい……」


潜龍が小さく笑った。


「それなら良かったです♪」


ヴェイルも嬉しそうにする。


「じゃあ、次はサクラね」


「はーい♪」


サクラがサイコロを手に取る。


「今度は私が進むわよ!」


「頑張るのです!」


「それっ♪」


サイコロが転がる。


「四!」


「四マスだね」


サクラがコマを進める。


「一、二、三、四……ここ!」


そこには――。


『海底の巨大な貝殻を発見! 中に入っている真珠を売って三マス進む』


「三マス進むの!?」


サクラが目を輝かせる。


「これは大当たりなのです!」


「やった♪」


サクラがさらに三マス進む。


「これで結構前に出たんじゃない?」


「まだまだ先は長いですよ」


アイオワがボードを見る。


「そうね。ゴールはまだ遠いわ」


「でも、今は私が一番前かも♪」


サクラが嬉しそうに笑う。


「次は、ずいほうなの」


「はい、私の番なの」


ずいほうがサイコロを手に取る。


「それでは……振るの」


ころころ……。


「三、なの」


「三マスだね」


ずいほうがコマを進める。


「一、二、三……ここなの」


『海底に沈んだ観測機器を発見! データを回収して二マス進む』


「二マス進むの」


「また進めるのです!」


ずいほうがコマを動かす。


「……これで、サクラと同じくらいの位置なの」


「お、追いついてきたね♪」


サクラが笑う。


「まだ勝負は分からないの」


ずいほうも静かに笑う。


「……次は、誰?」


ローズがボードを確認する。


「次は、ヴェイル……ですね」


「私ですね♪」


ヴェイルがサイコロを手に取る。


第四ドックの海底探査ゲームは、まだまだ続いていた。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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