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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第四幕 ボードゲームの時間!

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133/155

133話 ボードゲーム!なのです!!③



第四ドック、休憩スペースにて。


海底探査ゲームは、まだまだ続いていた。


「では、改めて私の番ですね♪」


アイオワがサイコロを手に取る。


「さっきは一回休みでしたから、今度こそ良い目を出したいですね」


「頑張るのです!」


みきしおが応援する。


「それでは……えいっ!」


アイオワがサイコロを振る。


ころころと転がり、出た目は――。


「二、ですね」


「二マスか」


湊がボードを見る。


アイオワがコマを二マス進める。


「ここには……『海底で魚の群れを発見! 次の人は一マス進んでからサイコロを振る』……?」


「次の人に効果があるマスなのです!」


「ということは、私が得をするのです?」


みきしおが嬉しそうにする。


「そうみたいですね」


「じゃあ、次は私なのです!」


みきしおがサイコロを手に取る。


「えいっ!」


ころころと転がったサイコロは、五の目を出した。


「五、なのです!」


「それなら、魚の群れの効果で一マス進んでから五マスだな」


「合計六マスなのです!」


みきしおが嬉しそうにコマを進める。


「……ここは、『海底の古い地図を発見! 好きなマスに一マス移動』なのです」


「好きなマス?」


「どういうこと?」


サクラがボードを覗き込む。


「一マス進むか戻るか、自分で決められるんじゃないか?」


湊が説明する。


「なるほど……なのです」


みきしおがボードを見つめる。


「じゃあ、進むのです!」


「そのほうが~~ゴールに近づくもんね~」


U-ハイドラが言う。


「では、さらに一マス進むのです!」


みきしおがコマを動かす。


「……あ」


「どうしたの?」


ローズが尋ねる。


「『海底の岩場に引っかかった! 一回休み』なのです……」


「「あぁ……」」


みんなが苦笑する。


「さっきまで運が良かったのにね」


サクラが笑う。


「……油断は禁物、なの」


ずいほうが言う。


「その通りだな」


湊も笑う。


「次は私ね」


てんりゅうがサイコロを手に取る。


「今度は私が一気に進むから!」


「おお~!」


くろしおが期待する。


「それっ!」


サイコロが転がる。


「六!」


「おおっ!」


「最大の目です!」


よなぐにが嬉しそうに言う。


「よし! 六マス進むよ!」


てんりゅうが勢いよくコマを動かしていく。


「一、二、三、四、五、六……ここ!」


止まったマスには――。


『海底火山を発見! 噴煙で視界不良。一マス戻る』


「また戻るの!?」


てんりゅうが驚く。


「六が出たのに~」


U-ハイドラが残念そうにする。


「……ゲームって、思い通りにはいかない……」


潜龍(チャムリョン)が小さく呟く。


「それが面白いところですね♪」


ヴェイルが笑う。


「ですねっ」


「次は私、くろしお、です」


くろしおがサイコロを持つ。


「今度こそ、いいところに止まってみせる、です!」


「頑張れ、くろしお!」


湊が声をかける。


「はい、です!」


くろしおが勢いよくサイコロを振る。


ころころころ……。


「……一、です」


「一……」


くろしおが固まる。


「……少ない、です」


「まぁまぁ、そういうこともあるさ」


湊が苦笑する。


「でも、一マス先なら何があるか分からないのです!」


みきしおが言う。


「そう、です!」


くろしおは気を取り直してコマを一マス進める。


そこには――。


『海底でお宝を発見! サイコロをもう一度振る』


「……!」


「「「おおっ!」」」


「もう一回、です!」


くろしおが嬉しそうにサイコロを握る。


「一が出たけど、結果的にもう一回振れるのね」


ローズが笑う。


「やっぱり最後まで分からないね♪」


サクラも楽しそうに言う。


第四ドックの海底探査ゲームは、ますます盛り上がっていくのだった。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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