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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第四幕 ボードゲームの時間!

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131/155

131話 ボードゲーム!なのです!!①



数日後。


海上移動基地『アーク・トリニティ』。


第四ドックにて。


「「「「「「「「「「「海底探査ゲーム?」」」」」」」」」」」


「あぁ」


第四ドックのみんなはボードゲームをすることになり、湊が持ってきていた【海底探査ゲーム】というボードゲームをすることになった。


「まぁ、簡単に言えばすごろくゲームだな」


「なるほど、すごろくを回して、出た目の数だけ進み、そのマスに書かれていることが起き、スタートからゴールに行けば勝ち、ですね」


アイオワが答えてくれる。


「あぁ、その通りだ」


「楽しそうなのです!」


「そうね」


「やる~~!」


「床でやるか? でかい机はないし」


「じゃあ、休憩スペースのあそこでやるの」


ずいほうは第四ドックの休憩スペースの一角を指差した。


「あぁ、そうしよう」


「じゃあ、準備する、です」


「はいっ! 手伝いますっ!」


「私も~♪」


「……うん……」


くろしお、よなぐに、ヴェイル、潜龍(チャムリョン)は準備に向かう。


「あぁ」


そんなこんなでみんなが揃い、一列に着く。


「……順番……どうする?……」


ローズが問いかける。


「じゃんけんとか?」


サクラが提案する。


「姉さま……それだと時間かかりそう……」


「そう?」


「早く~やりたい~~」


U-ハイドラがのんびりと言う。


「順番決めないと始められないでしょ!」


てんりゅうがそう言う。


「でも、じゃんけんしか、なさそうなのです」


みきしおがそう言う。


「じゃあ、じゃんけんで決めよう」


「じゃあ、じゃんけんで決めよう」


「「「「「「「「「「じゃんけん、ぽん!」」」」」」」」」」


みんなで一斉に手を出す。


「……あいこ、なのです」


「もう一回!」


「「「「「「「「「「じゃんけん、ぽん!」」」」」」」」」」


「……また、あいこ」


「「「「「「「「「「じゃんけん、ぽん!」」」」」」」」」」


何度かじゃんけんを繰り返し、ようやく順番が決まった。


「一番は、このアイオワ、ですね」


「二番は、私!みきしおなのです!」


「三番はこの私てんりゅう! 私ね」


「四番、くろしお、です」


「五番は私、よなぐにですねっ」


「六番~U-ハイドラ~~!」


「七番……ローズ……」


「……八番は私、潜龍……」


「九番が私、サクラ♪」


「十番が私、ずいほうなの」


「十一番が私、ヴェイルね♪」


「最後は私、整備士『湊』か」


「それじゃあ、順番も決まったし、始めようか」


湊がボードゲームの箱を開ける。


中には、色の違うコマとサイコロ、そして海底を描いた大きなボードが入っていた。


「わぁ……海の中が描かれてるのです!」


「本当に海底探査をしているみたいですね」


「マスにも色々書いてあるよ~」


「『海底洞窟を発見! 二マス進む』……」


「こっちは『エネルギア発見! 一回休み』って書いてある」


「えっ!? ゲームでもエネルギアが出てくるの!?」


「海底探査だからな」


「でも、ゲームの中なら怖くないのです!」


「そうね。実際の任務とは違うし」


みんながボードを覗き込みながら、楽しそうに話している。


「じゃあ、アイオワ。最初のサイコロを振ってくれ」


「えぇ、任せてください♪」


アイオワがサイコロを手に取り、軽く振る。


「えいっ!」


ころころとサイコロが転がり、休憩スペースの床で止まった。


「六、ですね」


「じゃあ、六マス進めるんだ」


アイオワが自分のコマを動かす。


「……ここ、ですね」


止まったマスには、こう書かれていた。


『海底で古い機械を発見! 調査のため一回休み』


「いきなり休みなのです!?」


「一回休みって書いてあるね~」


「まぁ、ゲームですから」


「これは仕方ないな」


アイオワは苦笑しながらコマを置く。


「次は、みきしおだな」


「はいなのです!」


みきしおがサイコロを手に取る。


「では、いきます!」


「おぉ~!」


「えいっ!」


サイコロが転がり、今度は四の目が出た。


「四、なのです!」


「じゃあ、四マスだな」


みきしおがコマを進める。


「ここは……『海底遺跡を発見! 三マス進む』なのです!」


「おお!」


「いきなり進めるのね」


「ラッキーなのです!」


「じゃあ、そのまま三マス進めて……」


みきしおが嬉しそうにコマを動かす。


「次は私ね」


「はい。順番通りにいきましょう」


こうして、第四ドックのみんなの海底探査ゲームが始まった。


まだ序盤。


誰が勝つのかも、どんな出来事が待っているのかも、誰にも分からない。


ただ一つ分かっているのは――。


「ちょっと!? 次は私の番よ!」


U-ハイドラがてんりゅうのサイコロに手を伸ばし、


「早くやりたい~~!」


と言う。


「順番は守る、です」


今日の第四ドックは、しばらく賑やかな時間が続きそうだった。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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