130話 任務完了の後!なのです!!②
海上移動基地『アーク・トリニティ』。
第四ドックにて。
「それじゃあ~~、何して~遊ぶ~~?」
U-ハイドラがみんなを見る。
「昨日はトランプだったよね」
サクラが言う。
「そうですね♪」
ヴェイルが頷く。
「じゃあ、今日は別のゲームにしませんか?」
「別のゲーム?」
よなぐにが首をかしげる。
「はい♪ 何かありませんか?」
「そうですね……」
みんなが第四ドックを見渡す。
「ボードゲームなら、いくつかあるはずよ」
てんりゅうが棚を指差す。
「おぉ~! やろ~~!」
サクラが嬉しそうに言う。
「……では、これにしましょう……」
潜龍が棚から一つの箱を取り出す。
「....潜龍....それがいいの?......」
ローズが聞く。
「……はい。こういうゲームは、まだやったことがないので……」
「じゃあ、みんなでやってみよう♪」
ヴェイルが笑顔で言う。
「私もやる、です♪」
くろしおも手を上げる。
「もちろん、私もですっ!」
よなぐにも続く。
「それじゃあ、決まりだな」
湊も頷く。
「準備するのです!」
みきしおがゲームの箱を開ける。
「こういうのも楽しいですね」
アイオワが駒を並べていく。
「……なんだか、前よりにぎやかになった気がするの」
ずいほうが第四ドックを見渡す。
「確かにそうだな」
湊もみんなを見る。
少し前までは、潜龍とヴェイルはいなかった。
けれど今では、みんなと一緒にゲームを準備している。
「……そうですね……」
潜龍も周囲を見る。
「どうしたの?」
ヴェイルが聞く。
「……いえ……」
潜龍は少しだけ笑う。
「ここに来たばかりの頃は、少し緊張していました……」
「私もですよ♪」
ヴェイルが笑う。
「でも、みんなが話しかけてくれて、ゲームもして……」
「任務にも一緒に行った、です♪」
くろしおが言う。
「はい……」
潜龍が頷く。
「今は……ここに来てよかったと思っています……」
「私もです♪」
ヴェイルが元気よく答える。
「そう言ってもらえると、嬉しいのです」
みきしおが笑顔になる。
「これからも仲間なの」
ずいほうも頷く。
「はいっ!」
よなぐにが元気よく返事をする。
「もちろん、私も♪」
ヴェイルが笑う。
「……私も……よろしくお願いします……」
潜龍も小さく頭を下げる。
「こちらこそ、よろしくな」
湊が答える。
「それじゃあ、ゲームを始めるぞ」
「は~い!」
第四ドックに、楽しそうな声が響く。
こうして、潜龍とヴェイルは第四ドックでの新しい日常を過ごしていく。
初めての出会い。
初めてのゲーム。
そして、初めての任務。
二人は少しずつ、この場所で仲間になっていった。
そして――。
第四ドックには、今日もいつものように、潜水娘たちの笑い声が響いていた。
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次回もお楽しみに




