129話 任務完了の後!なのです!!①
海上移動基地『アーク・トリニティ』。
司令官室にて。
「なるほど」
この前の調査任務の映像とデータを司令官が見ながら、そう言った。
「ご苦労だった。今回調査した場所も専用部隊が調べる予定だ」
「そうですか」
「あぁ、しかし、部隊を分けて正解だったな。そして、ヴェイルと潜龍は初任務だったわけだが……おまえから見て、どうだった?」
少し考える。
「そうですね。その場の判断力も素晴らしいですね。まぁ、今回はヴェイルのステルスはあまり機能しませんでしたが、今後使えるでしょう」
「そうか。それはよかった……。あの子達も馴染んでいるようだしな」
「ですね」
「あぁ、あいつらの分も頼んだぞ、湊整備士」
そう言い、肩をポンと叩かれた。
「はい!」
湊は敬礼をし、部屋を出た。
「さて、そろそろ戻らないとな」
そう言い、湊は第四ドックに戻る。
「みんな、戻ったよ」
「あ! お帰りなさ~い!」
サクラが飛びつく。
「あぁ、サクラ。ただいま」
「報告は済んだのですか?」
アイオワが聞いてきた。
「あぁ、バッチリだ」
「そうですか」
アイオワが頷く。
「今回の任務、無事に終わってよかったの」
ずいほうもそう言う。
「うん。4人とも無事だったし、調査した施設についてもデータを持ち帰れたからな」
湊が答える。
「施設のこと、何かわかったの?」
てんりゅうが聞く。
「まだ詳しいことは分からないみたいだ。これから専用の調査部隊が詳しく調べるらしい」
「そうなんですね……」
潜龍が少し考える。
「……私たちが見つけたものが、役に立つといいですね……」
「きっと役に立つよ♪」
ヴェイルが笑顔で言う。
「そうだといいな」
湊も笑う。
「ところで、初任務はどうだった?」
湊が4人を見る。
「……少し緊張しました……」
潜龍が答える。
「でも、みんなと一緒だったので……大丈夫でした……」
「私も楽しかったですよ♪」
ヴェイルが答える。
「楽しかった……?」
ローズが少し呆れたように言う。
「もちろん、緊張もしましたよ。でも、みんなで協力して戦うのって、なんだかいいですね♪」
「そうですねっ!」
よなぐにも頷く。
「4人で一緒に戦えたのが嬉しかったです!」
「私もです♪」
くろしおが笑う。
「最初はどうなるかと思ったけど、ちゃんと戦えた、です」
「……そうだな」
湊が頷く。
「今回の任務で、4人がちゃんと艦隊として動けることも分かった。これからも特殊作戦艦隊として、いろいろな任務を任せることになると思う」
「……はい……」
潜龍が返事をする。
「任せてください♪」
ヴェイルも笑顔で答える。
「です!」
くろしおも元気よく返事をする。
「はいっ!」
よなぐにも続く。
「じゃあ、今日はもう休もう。初任務だったんだから、ゆっくり休んでくれ」
「わかりました♪」
ヴェイルがそう言う。
「それなら~~何をして~遊ぶ~~?」
U-ハイドラがのんびりと口を挟む。
「またゲームするの?」
ローズが聞く。
「もちろん!」
「……元気ですね……」
潜龍が少し驚く。
「こう言う時間も楽しいのです」
みきしおがそう言う
第四ドックに、楽しそうな声が響く。
初めての任務を終えた潜龍とヴェイル。
二人は少しずつ、第四ドックの仲間として馴染んでいくのだった。
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