126話 艦隊編成と二人の初任務!なのです!!④
調査任務で来た建造物の、不思議な扉の中に入った。
「……中は、結構広いですね……」
中は長い通路のようになっていた。
「わ~い♪ 行こ~!」
ヴェイルが先に行ってしまう。
「……まって……」
3人もヴェイルについていく。
「……ヴェイルは後方を警戒してください……」
「え~~……わかりました♪」
「切り替えが早い、です」
「はいっ、そうですねっ」
4人はそんな話をしながら、長い通路を進む。
「……それにしても、ここは何のための場所なんでしょう?」
よなぐにが周囲を見渡す。
「工場みたいな場所だった、です?」
くろしおが壁を見る。
「でも、ここには機械がほとんどありませんね♪」
ヴェイルが後ろを確認しながら答える。
「……確かに……」
潜龍も周囲を確認する。
「壁もかなり古いです……」
通路の壁には、ところどころひびが入っていた。
床にも砂や小さな石が積もっている。
「……長い間、誰も使っていなかったみたいですね……」
「そうですねっ」
よなぐにが頷く。
「……でも、さっきの扉はかなり頑丈でした」
潜龍が後ろを見る。
「何か大事なものを守るための扉だったのかもしれませんね♪」
ヴェイルが言う。
「……そうかもしれません……」
(みんな、何か見つけたらすぐに教えてくれ)
湊の声がバイザーから聞こえる。
「「「「はい」」」」
4人は返事をする。
しばらく進んでいると、通路の壁に小さな扉がいくつも並んでいることに気づいた。
「……扉がたくさんあります……」
潜龍が立ち止まる。
「部屋、です?」
くろしおが一つの扉を見る。
「開けてみますか?」
よなぐにが聞く。
(待ってくれ。まずは周囲を確認しよう)
「……はい……」
潜龍が周囲を見渡す。
「……大丈夫そうです」
「じゃあ、開けてみますね♪」
ヴェイルが近づこうとする。
「……ヴェイル、後方警戒……」
「はっ!」
ヴェイルがすぐに後ろへ戻る。
「……また切り替えた、です」
「すごいですねっ」
くろしおとよなぐにが小さく笑う。
「だって、任務ですから♪」
ヴェイルは笑顔で答える。
「……では、私が確認します……」
潜龍が扉に近づく。
「……開きます……」
ゆっくりと扉を開ける。
ギィィ……。
古びた音が通路に響く。
「……中は……」
4人が部屋の中を見る。
そこには、古い机や棚が置かれていた。
「何か残っている、です?」
くろしおが部屋の中へ入る。
「……書類のようなものがあります……」
潜龍が棚を見る。
(読めそうか?)
「……文字がかなり古いです……」
潜龍が近づいて確認する。
「何が書いてあるんでしょう?」
よなぐにも覗き込む。
「……まだ、分かりません……」
潜龍が首をかしげる。
「じゃあ、持って帰って調べるのはどうですか♪」
ヴェイルが提案する。
(そうだな。無理に読む必要はない。記録として回収できそうなら、くろしおに確認してもらおう)
「任せてください、です♪」
くろしおが嬉しそうに答える。
「……それなら、もう少し調べてみましょう……」
「はいっ」
4人は部屋の奥を調べ始める。
そして――。
「……あれ?」
潜龍が床を見つめた。
「どうしました?」
よなぐにが聞く。
「……この部屋、床が、砂だらけ……」
「です?」
「確かに……でも、それが、あれ? 何か模様が……」
「……っ!? 全員! 浮上!!」
そう言った瞬間!
模様が光りだした!
「……エネルギア!? 砂に擬態してた……」
「キユィィィィィ!!!」
(こいつは!?)
「中級エイ型エネルギアですね~。尻尾の針と回転攻撃にお気をつけて」
「……ん、皆さん! 行きますよ!!……」
そう言い、エネルギアとの戦闘が始まった!
「キユィィィィィ!!!」
ここまで読んでくれてありがとうございます。
次回もお楽しみに




