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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第三幕 新たな二人!

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124/155

124話 艦隊編成と二人の初任務!なのです!!②



海上移動基地『アーク・トリニティ』。


第四ドック。


「よし、4人とも準備できたか? できたら出撃・練習用巨大プールの出撃位置についてくれ」


「……はい……」


「は~い♪」


「はい、です」


「はいっ」


特殊作戦艦隊の『潜龍(チャムリョン)』『ヴェイル』『くろしお』『よなぐに』が元気に返事をする。


「頑張ってくださいなのです」


「無事に戻ってきなさいよね」


「頑張れ~~」


「応援してるの」


「必ず、戻ってきてくださいね」


「応援してる♪」


「……お気を……つけて……」


みんなが応援の言葉を投げる。


「……はい……」


「バッチリ待っていてね♪」


「です」


「はいっ」


そう言い、4人は位置に着く。


(よし、聞こえるか?)


湊の声が潜水娘たちのバイザーから聞こえる。


「「「「はい!」」」」


みんなが返事をする。


(よし、今回の任務は"調査"だ。不要な戦闘は避けてくれ……。よし、出撃!!)


「「「「はい!!」」」」


その返事と共に、潜水娘(ダイブ・ドール)たちの靴の裏のプロペラが回転し、大海原へ進む。


潜水娘移動中――。


「……この辺りです……」


先頭は潜龍、中央によなぐに、くろしお、最後尾にヴェイルが位置する陣形。


(すごいな、潜龍……音が、前よりクリアに聞こえるぞ。さすが、吸音通信潜水艦だな)


「……ありがとうございます……」


潜龍は隠そうとするが、褒められて嬉しいのがみえみえだ。


「およ? です」


くろしおが何か見つけた。


「……どうしました?……」


「あそこじゃない? です。海底施設……あれです?」


(あぁ、確認した。あそこで間違いない)


「おぉ~♪ では、行きましょう♪」


「見た目は何かの工場みたいですっ」


「確かに、おっきい煙突、です」


「……皆さん、潜航します。周囲に気を付けてください……」


そう言い、目的の場所へと沈んでいく。


「入り口はここ、です?」


「……他の場所にはないので、恐らくは……」


そう言い、潜龍は入り口を調べる。


入り口は頑丈そうなもので閉ざされている。


(くろしお、いけるか?)


「任せてください、です」


そう言い、くろしおが扉の隣の装置に近づく。


「えっと~~です……。ここをこうして……です」


くろしおは装置の中の配線など、いろいろいじくり回す。


「……お~……」


「すごい動きですね♪ 手慣れてる」


「ですね」


くろしおがそう言いながら、装置の中をさらに確認する。


(どうだ?)


「えっと~~……です。たぶん、これで開くと思います、です」


「たぶん?」


ヴェイルが少し不安そうに聞く。


「たぶん、です」


「大丈夫なの?」


よなぐにも装置を見る。


(まあ、くろしおなら大丈夫だろう)


湊がそう言うと、


「任せてください、です♪」


くろしおが嬉しそうに答える。


「では、開けますね」


潜龍が周囲を確認する。


「お願いしますっ」


「……はい……」


くろしおが装置を操作する。


「えっと……ここを……こうして……です!」


カチッ。


「お?」


ガコン……。


大きな音と共に、頑丈そうな扉がゆっくりと動き始める。


「開いた、です!」


「おぉ~♪」


「すごいですっ!」


「……入り口が開きました……」


4人が入り口を見る。


その先には、暗い通路が続いていた。


「……中は、かなり暗いですね……」


潜龍が周囲を確認する。


(慎重に進もう。何があるか分からないからな)


「はい……」


「了解です♪」


「分かりました、です」


「はいっ」


4人はゆっくりと施設の中へ入っていく。


海底施設の内部は、長い間使われていなかったようで、ところどころに古い機械が置かれていた。


「……これは、何の施設なんでしょうか……」


潜龍が機械を見る。


「工場みたいな場所、です?」


くろしおも周囲を見ながら言う。


「でも、普通の工場とは少し違うような……」


よなぐにが壁を見る。


「確かに、変わった形をしていますね♪」


ヴェイルも周囲を見渡す。


(何か反応はあるか?)


「……今のところ、大きなエネルギア反応はありません……」


潜龍が答える。


(そうか。なら、そのまま調査を続けよう)


「はい……」


4人はさらに奥へ進んでいく。


すると――。


「……あれ?」


潜龍が足を止めた。


「どうしました?」


よなぐにが聞く。


「……何か、音がします……」


「音?」


くろしおが耳を澄ませる。


「……何も聞こえない、です」


「……小さい音です……」


潜龍が集中する。


「奥の方から……何かが動いている音がします……」


「何かが……?」


ヴェイルが周囲を見る。


「もしかして、エネルギア?」


「……分かりません……」


潜龍が答える。


(全員、警戒してくれ)


「「「はい」」」


4人はそれぞれ身構える。


そして――。


施設の奥から、ガタン……。


何かが動く音が響いた。


「……来ます……」


潜龍が小さく呟く。


4人は音のする方向を見つめる。


果たして、この施設の奥には何があるのか――。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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