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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第三幕 新たな二人!

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122/155

122話 新しい仲間とゲーム!なのです!!②



第四ドック。


みきしおとU-ハイドラがトランプを持って戻ってきた。


「持ってきたのです!」


「持ってきたよ~~」


「ありがとうございます」


潜龍(チャムリョン)がトランプを受け取る。


「それじゃあ、昨日と同じババ抜きにしよう!」


サクラが嬉しそうに言う。


「ババ抜き……ですか?」


「簡単なゲームだから、すぐ覚えられるわよ」


てんりゅうが説明する。


「同じ数字のカードを捨てて、最後までジョーカーを持っていた人が負けなの」


「なるほど……」


潜龍が頷く。


「それでは、カードを配りますね♪」


ヴェイルがカードを切る。


「わぁ……上手なのです!」


「こういうのは、前から得意なんですよ♪」


「じゃあ、配るね!」


サクラとヴェイルがみんなにカードを配っていく。


「……同じ数字、ありました」


潜龍が自分の手札を確認する。


「私もです」


「私も見つけたの!」


ずいほうも嬉しそうにカードを捨てる。


「どんどん減っていくのです!」


みきしおもカードを捨てる。


「それじゃあ、最初は私からね」


サクラが隣のローズからカードを一枚引く。


「……あっ!」


「どうしたの?」


「同じ数字だった!」


サクラが嬉しそうにカードを捨てる。


「……よかったね……姉さま……」


ローズが微笑む。


「次は私です」


潜龍がカードを引く。


「……これです」


カードを一枚取る。


「……あ」


潜龍の手には、ジョーカーが残っていた。


「それがババなのです!」


「……これが……」


潜龍がジョーカーを見る。


「誰かに引いてもらえばいいんだよ~~」


U-ハイドラがのんびり言う。


「では……」


潜龍は少し考えて、隣のヴェイルへカードを差し出した。


「ヴェイルさん。どうぞ」


「私ですね♪」


ヴェイルが一枚引く。


「……あら?」


ヴェイルの手にジョーカーが移った。


「ふふっ♪」


「……すみません」


潜龍が小さく頭を下げる。


「いいんですよ。ゲームですから♪」


ヴェイルは楽しそうに笑う。


「じゃあ、次は私の番ね!」


てんりゅうがカードを引く。


「……よし!」


「何が出たのです?」


「同じ数字よ」


「おお~!」


「次は私ですっ!」


よなぐにもカードを引く。


その後も、みんなは順番にカードを引いていった。


「……あ」


「どうしたの、くろしお?」


「ジョーカーです……」


くろしおがジョーカーを持っている。


「じゃあ、誰かに引いてもらえばいいのです!」


「それなら……」


くろしおは隣にいたアイオワへカードを差し出す。


「どうぞ」


「では、一枚いただきます」


アイオワがカードを引く。


「……あら」


「どうしたの?」


「ジョーカーです」


「「あははははっ!」」


みんなが笑う。


「では、次は私ですね」


アイオワがカードを差し出す。


「……こっちにしましょう」


てんりゅうが一枚引く。


「……よし!」


「ジョーカーじゃないのです!」


「そうね」


ゲームはどんどん進んでいく。


「あと一枚!」


みきしおが嬉しそうに言う。


「私もあと二枚です!」


「私もです♪」


ヴェイルも手札を減らしていく。


そして――。


「……あと一枚……」


潜龍も残り一枚になる。


「私も一枚だよ!」


サクラも笑う。


「どっちが先に上がるかな~~?」


U-ハイドラが楽しそうに見ている。


「じゃあ、私の番です」


潜龍がサクラのカードを一枚引く。


「……!」


カードを確認する。


「同じ数字です」


「おお!」


潜龍が最後の二枚を捨てる。


「上がりました!」


「おめでとう!」


ヴェイルが拍手する。


「次は私だよ!」


サクラがカードを引く。


「……あっ!」


「どうしたの?」


「ジョーカーじゃない!」


サクラも最後のカードを捨てる。


「私も上がり~!」


「残るは……」


てんりゅうがみんなの手札を見る。


「ヴェイルと……アイオワと……U-ハイドラね」


「私の番だね~~」


U-ハイドラがアイオワのカードを引く。


「……あ~~」


「どうしたのです?」


「ジョーカーだ~~」


「ほら、ちゃんとルールを覚えてないからよ」


てんりゅうが呆れる。


「え~~」


みんなが笑う。


その後もカードを引き合い、最後には――。


「……終わりですね」


アイオワが最後のカードを捨てる。


「えっ、じゃあ……」


ヴェイルが手元を見る。


一枚のジョーカー。


「私が最後ですね♪」


ヴェイルが笑う。


「ということは、ヴェイルさんの負けなのです!」


みきしおが嬉しそうに言う。


「ふふっ♪ 負けてしまいました」


「楽しかったですね」


潜龍が笑う。


「うん♪ またやりましょう!」


サクラも嬉しそうに言う。


「もちろんです!」


「次は負けないのです!」


第四ドックに、楽しそうな笑い声が響いた。


「楽しそうだな」


「整備士さん!」


「あぁ、楽しそうだったから、少し時間をかけてエンジンドリンクを作ったよ。みんな、どうぞ」


そう言い、湊はお盆に乗せたドリンクをみんなに渡す。


新しい仲間と一緒に遊んだ、初めてのゲーム。


第四ドックに新しい思い出が生まれた一日だった。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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