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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第二幕 潜水娘捜索作戦!

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119/155

119話 任務完了の翌日!なのです!!③



海上移動基地『アーク・トリニティ』。


第四ドックにて。


「それにしても、整備士さん遅いわね」


てんりゅうがそんな言葉をこぼす。


「ですね。何か大事な会議でもしているのでしょうか」


「でも、待つしかないのです」


「そ~だね~~」


「ねぇねぇ! トランプがあったよ!!」


サクラが少し興奮しながら来た。


「……姉さま……落ち着いて……」


「トランプ……久しぶり、なの」


ずいほうがそう言う。


「トランプですか。私は初めてです」


よなぐにも見に来る。


「皆でやると、楽しそう、です!」


くろしおがそう言う。


「では、整備士さんが戻ってくるまで、トランプで遊びましょうか」


アイオワがそう言う。


「「「「「「「「さんせ~い!」」」」」」」」


そう言い、トランプが始まった。


「じゃあ、最初は簡単なゲームにしましょう!」


サクラがカードを並べる。


「何をするの?」


てんりゅうが聞く。


「ババ抜き!」


「定番ですね」


アイオワが頷く。


「私、やったことないの!」


ずいほうが少し楽しそうにカードを見る。


「私もです……」


よなぐにもカードを受け取る。


「それじゃあ、配るね!」


サクラがみんなにカードを配っていく。


「……これでいいの?」


ローズが自分のカードを確認する。


「はい。まずは同じ数字のカードを捨てていきます」


アイオワが説明する。


「なるほど……」


ローズは手札を確認する。


「……同じ数字、ありました」


「じゃあ、それを出して」


「……はい」


ローズがカードを出す。


「これでいいんですね」


「そうです♪」


「私も見つけたの!」


ずいほうもカードを出す。


「どんどん減っていくのです!」


みきしおが嬉しそうに言う。


「じゃあ、次は私の番ね」


てんりゅうがカードを引く。


「……こっち」


「おお~~!」


U-ハイドラが隣から覗き込む。


「ちょっと! 見ちゃダメでしょう!」


「え~~? 見てないよ~~」


「絶対見たでしょう!」


第四ドックに笑い声が響く。


「じゃあ、私の番!」


サクラがカードを引く。


「……あっ!」


「どうしたの?」


くろしおが聞く。


「同じカードだった!」


「よかったですね」


「うん♪」


サクラが嬉しそうにカードを捨てる。


その後も、みんなで順番にカードを引いていく。


「……あ」


「どうしたの、ローズ?」


「……これ……ジョーカー……」


ローズの手には、一枚のジョーカーがあった。


「それがババなのです!」


みきしおが教える。


「……なるほど」


ローズはジョーカーをじっと見つめる。


「でも、誰かに引いてもらえばいいんですよ」


「……はい」


ローズは少し考える。


そして、隣にいるサクラへカードを差し出した。


「姉さま……どれか一枚、引いてください」


「うん!」


サクラがカードを一枚引く。


「……あっ!」


サクラの表情が固まる。


「どうしたの?」


てんりゅうが聞く。


「……ジョーカー……」


「「「あははははっ!」」」


みんなが一斉に笑う。


「姉さま……ごめんなさい……」


「いいよ! 楽しいから♪」


サクラも笑う。


「じゃあ、次は私の番なの!」


ずいほうがカードを持つ。


「こういう遊びも、いいものなの……」


「そうですね」


アイオワが微笑む。


任務のときとは違う、穏やかな時間。


みんなでカードを囲みながら、第四ドックには楽しそうな声が響いていた。


そのとき――。


「ただいま」


ドックの入り口から声が聞こえた。


「!」


みんなが一斉に振り向く。


「整備士さん!」


みきしおが立ち上がる。


「遅かったわね」


てんりゅうも声をかける。


「悪い。司令官と少し話してた」


湊はそう言いながら、第四ドックへ入ってくる。


「何の話だったの?」


「それは――」


湊が口を開く。


「……って、なんでみんなトランプやってるんだ?」


「楽しいからなのです!」


みきしおが胸を張る。


「そっか」


湊は少し笑った。


「じゃあ、俺も混ぜてもらおうかな」


「もちろんです!」


くろしおが嬉しそうに答える。


「それじゃあ、もう一回やるの!」


サクラがカードを集める。


「今度は整備士さんも一緒ですね」


アイオワが微笑む。


「よ~し、負けないのです!」


「私も負けないよ~~」


「あなたはまずルールを覚えなさい」


てんりゅうが呆れながら言う。


第四ドックに、再び笑い声が響いた。


任務のない日。


こうしてみんなで遊ぶ時間も、潜水娘たちにとって大切な日常だった。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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