118話 任務完了の翌日!なのです!!②
海上移動基地『アーク・トリニティ』。
第四ドックにて。
第四ドックには、いつもの穏やかな時間が流れていた。
「ふぅ~……今日はゆっくりできるのです!」
みきしおが、ソファに座りながら大きく伸びをする。
「昨日まで任務だったんだから、今日は少しくらい休んでもいいわね」
てんりゅうも、近くの椅子に座る。
「でも、整備は大事ですよ? です」
くろしおは工具を手にしながら言う。
「そうなのですか?」
「はい。昨日の戦闘で細かい傷もありましたから」
「じゃあ、私も手伝うよ♪」
サクラが立ち上がる。
「……姉さま……工具、逆さまです……」
「えっ?」
ローズが指摘する。
「……本当だ」
「ふふっ」
アイオワが小さく笑う。
「私も手伝います」
「それなら、私もなの」
ずいほうも立ち上がる。
「みんな、働き者だね~~」
U-ハイドラはソファに寝転がったまま、のんびりと言った。
「あなたも少しくらい手伝いなさい」
てんりゅうが呆れたように言う。
「え~~」
「え~じゃないです」
よなぐにも笑いながらU-ハイドラを見る。
「じゃあ、何をすればいいの~~?」
「タンクの確認でもしたらどうです?」
「わかった~~」
U-ハイドラはゆっくりと起き上がる。
「てくてく~~」
「歩き方までのんびりですね……」
ローズが小さく呟いた。
その様子を見て、みんなが笑う。
しばらくして――。
「よし、これで終わりです!」
くろしおが工具を片付ける。
「お疲れさま」
アイオワが声をかける。
「はい!」
「じゃあ、整備士さんが用意していたエンジンドリンクでも飲むのです!」
みきしおが嬉しそうに言う。
「賛成~~」
「私も♪」
「……はい……」
ローズも頷いた。
みんなそれぞれエンジンドリンクを手に取る。
「かんぱーい!」
「「「かんぱーい!」」」
サクラの声に合わせ、みんながグラスを合わせる。
「おいしいのです!」
「任務の後は、やっぱりこれね」
てんりゅうが飲みながら言う。
「そうですね」
アイオワも頷く。
「……こういう時間……好き……」
ローズが小さく呟く。
「うん♪ 私も!」
サクラが笑う。
ずいほうは、そんな二人を見ながら微笑んだ。
「二人とも、ここでの生活に慣れてきたの……」
「はい♪」
「……はい……」
そのとき、みきしおが何かを思いついたように立ち上がった。
「そうなのです!」
「どうしたの?」
てんりゅうが聞く。
「今日、お休みなのです! だったら、みんなで何かしようなのです!」
「何かって?」
よなぐにが首を傾げる。
「う~ん……」
みきしおは考える。
「お昼寝~~?」
U-ハイドラが手を挙げる。
「それはあなたがいつもしてるでしょう!」
てんりゅうがすぐに突っ込む。
「あははっ♪」
サクラが笑う。
「じゃあ、みんなでゲームでもしませんか?」
アイオワが提案する。
「いいですね!」
くろしおも賛成する。
「私もやりたいの!」
ずいほうも嬉しそうに頷く。
「それじゃあ、決まりなのです!」
第四ドックに、笑い声が響く。
任務のない日。
戦う必要もない日。
ただ、みんなで過ごす一日。
そんな穏やかな時間もまた、第四ドックにとって大切な日常だった。
「そういえば、整備士さんは?」
アイオワが疑問に思う。
「なんか、司令官に呼び出されてたわよ」
てんりゅうが答える。
「そ~なんだ~~」
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次回もお楽しみに




