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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第二幕 潜水娘捜索作戦!

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117/155

117話 任務完了の翌日!なのです!!①



海上移動基地『アーク・トリニティ』。


第四ドックにて。


無事に行方不明だった二人の潜水娘(ダイブ・ドール)『HMS ヴェイル』と『潜龍(チャムリョン)』を救助した。


その後、二人を司令官に引き渡した。


「二人は、どうなるのです?」


みきしおが心配そうな目で聞いてきた。


「色々と手続きや点検があるらしい。別に心配することはないよ」


「そう、なのですか」


みきしおは安心したような顔をした。


「まぁ、無事に見つかってよかったわね」


てんりゅうがそう言う。


「はい。二人とも大きな損傷はなかったですし」


アイオワも頷く。


「でも~、お腹空いてたみたいだよね~~」


U-ハイドラが心配そうに言う。


「そうなのです。あの後もエンジンドリンクを入れてあげたのです!」


「うんうん~~。ちゃんと飲んでくれたよ~~」


U-ハイドラは嬉しそうに笑った。


「それなら、少し安心です」


くろしおもほっとしたように言う。


「……それにしても……」


ずいほうが少し考え込む。


「どうした? ずいほう」


「二人とも、すごく静かだったの……」


「あぁ、そうだったな」


湊も思い出す。


ヴェイルは気品のある話し方をしていた。


そして、潜龍は控えめで、どこか緊張しているようにも見えた。


「どんな子たちなのかな~?」


サクラが興味津々に尋ねる。


「まだ、ちゃんとは話してないからな」


「そっか~」


「……姉さま」


ローズが小さく声を出す。


「ん?」


「きっと……疲れていると思います……」


「あ……そうだね」


サクラが少し申し訳なさそうな顔をする。


「それなら、今はゆっくり休んでもらうのが一番ですね」


アイオワが言った。


「ですねっ」


「そうなのです!」


みきしおとよなぐにも元気よく頷く。


「私たちも、今日はゆっくりするのです!」


「あなたはいつも元気でしょう」


てんりゅうが呆れたように言う。


「そうでした!」


「ふふっ」


みんなが笑う。


任務を終えた第四ドックには、いつもの穏やかな空気が戻っていた。


その後、湊は整備室へ向かい、みんなの艤装を確認することにした。


「じゃあ、順番に見ていくぞ」


「はい!」


「了解なの」


「お願いします」


湊が一人ずつ確認していく。


大きな損傷はなかったものの、今回の戦闘で細かな傷がついている艤装もあった。


「ここ、少し傷があるな」


「本当です?」


くろしおが覗き込む。


「あぁ。でも、この程度なら問題ない。すぐ直せる」


「よかったです!」


くろしおは嬉しそうに笑った。


「整備士さん、私のも見て~」


U-ハイドラがのんびりやってくる。


「分かった分かった」


湊が艤装を確認する。


「……問題なしだな」


「やった~~」


「でも、タンクはあとで掃除するからな」


「は~~い」


そんなやり取りをしていると――。


「そういえば、整備士さん」


サクラが声をかける。


「ん?」


「ヴェイルさんと潜龍さんって、これからどうなるの?」


「それは、司令官たちが決めることになるだろうな」


「そっか~」


サクラは少し考えるように海を見つめた。


「……また、一緒に潜れたらいいな」


「……そうですね」


ローズも静かに頷いた。


こうして、第四ドックにはいつもの日常が戻っていた。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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