107話 謎の海底物体!なのです!!②
潜水娘たちは任務でパラオ沿岸に来て、謎の建造物のようなものを発見した。
「どうするの?」
「ん~~、掘ってみる~~?」
U-ハイドラがのんびりと答える。
「それだと数日はかかりますよ」
アイオワがそう言う。
たしかにそうだ。
「じゃぁ、どうしましょう」
「……初任務で……難問……」
サクラとローズも考える。
「やっぱり、近づいて確認してみる? です」
(ふむ……そうだな。だが、警戒は怠るなよ)
みんなが返事をする。
そして、接近していく。
「たしかに、金属っぽいのです」
みきしおが触って確かめる。
「よく触れるの……」
ずいほうがそう言う。
「たしかにっ、得体の知れない物体ですしっ」
よなぐにも同意する。
「だってだって! そうしないと分からないのです!」
「まぁまぁ、いいじゃないですか」
アイオワがなだめる。
「ま、これが何にしろ、変なものには変わりないわね」
(あぁ、てんりゅうの言う通りだ)
「入り口とか~ないのかな~~」
「探してみるの」
(サクラ、ローズ、おまえたちの速力でこの辺りを見て回ってくれ)
「は~い♪」
「……了解……」
そう言い、二人は二手に分かれ、捜索を開始した。
「よかったのです?」
みきしおが聞いてくる。
(あぁ。この辺りは視界もいいし、エネルギアの反応はないだろ?)
「はい♪」
アイオワが答える。
「なるほどです」
その時。
「なの?」
(どうした? ずいほう)
「ここ、入れそうなの」
(本当か!)
「あ、二人が見えるの。サクラとローズも今、見つけたみたいなの」
そう言い、映像データを送る。
(……よし、そこに向かってくれ。サクラ、ローズ、二人はそこで待機)
「はい♪」
「うん……」
しばらくして、全員到着した。
「たしかに、入り口みたいなの」
みきしおが覗いてみる。
(アイオワ、ソナーの反応は?)
「……敵はいないようです。が、敵の反応はありませんが、少々、物が散乱しすぎている気がします。変なところに入り、故障するかもしれません」
「あの学業施設みたいな感じ、です?」
「そうですね」
(そうか)
「じゃぁ、ど~~する~~?」
U-ハイドラが聞いてくる。
「小型なら通れるんじゃ?」
てんりゅうが提案する。
「小型、と言うと」
みんながサクラとローズを見る。
(たしかに、サクラとローズは高速潜水艦だから小柄にできていて、軽量設計だ。しかし……)
「やらせてください! 整備士さん!」
(サクラ)
「私も……」
(ローズ……いいのか? 二人だけだと、危険かもしれない。それに、二人とも故障すれば回収は困難だからな)
「はい♪ 無事に帰ります!」
「任せて……」
(……よし、二人を信じよう。本当はこんな危険はさせたくないのだが、おまえたちが望むなら)
「はい♪」
「うん……任せて……」
(よし、行ってくれ)
「頑張ってくるのですよ! 何かあれば連絡! なのです!」
「そうよ。みんな無事で帰るんだから」
みんな、それぞれの言葉をかける。
(よし、行け!)
「「はい!」」
そう言い、二人は謎の建造物の内部に消えていった。
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