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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第一幕 新しい朝!新しい任務!新しい仲間!

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106/155

106話 謎の海底物体!なのです!!①



海底にあったもの。


それは、海底の砂に半分ほど埋まった、見慣れない物体だった。


「……なんでしょう、あれ?」


サクラが、ゆっくりとその物体へ近づこうとする。


(待って、サクラ。まだ近づかないで)


「は、はい!」


湊の声を聞き、サクラはその場で停止する。


ローズも物体をじっと見つめていた。


「……何か……人工物みたいです……」


「人工物?」


みきしおが首を傾げる。


「なのです?」


「はい……形が……自然のものとは違います……」


確かに、海底にある物体は奇妙な形をしていた。


大きさは人の背丈ほど。


表面には傷がいくつも付いているが、砂や海藻に覆われていて、細かいところまでは分からない。


「ちょっと待ってくださいです!」


くろしおが、じっと物体を観察する。


「これ、金属っぽいです!」


「金属……」


よなぐにも物体を見る。


「じゃあ、昔の潜水艦とか……?」


「それにしては、小さいと思うの」


ずいほうが答える。


「でも、ただの沈没物じゃなさそうなの」


「私も~そう思う~~」


U-ハイドラが眠そうな声で続ける。


「なんとなく……変な感じがする~~」


「変な感じ?」


てんりゅうが反応する。


「何か感じるのでしょうか?」


アイオワも反応する。


「う~~ん……」


U-ハイドラは少し考える。


「はっきりとは分からない~~」


その時だった。


ずいほうの周囲を、小さな水中ドローンが進んでいく。


「私のドローンで、もう少し詳しく調べてみるの」


ずいほうのドローンが物体へ近づく。


側面。


上部。


そして、物体の後ろ側へ。


「……あれ?」


サクラが声を上げた。


「どうしたのです?」


みきしおが振り向く。


「今、あの物体のところに……何か見えませんでしたか?」


「何か?」


全員が物体を見る。


しかし、海底は薄暗く、はっきりとは見えない。


すると、ローズが小さく呟いた。


「……あります……」


「ローズ?」


「あそこ……物体の下です……何か……線みたいなものが……」


ドローンが少し移動する。


物体の下から、細長い何かが伸びていた。


「本当だ……です」


くろしおが驚く。


「これ、何かに繋がってるです!」


(ずいほう、もう少し下を確認できる?)


「了解なの」


ドローンがゆっくりと物体の下へ潜り込んでいく。


そして――。


「……え?」


ずいほうが声を漏らした。


「どうしたのです?」


みきしおが尋ねる。


「この物体……下にまだ続いてるの」


「えっ!?」


サクラが驚く。


「じゃあ、見えている部分だけで全部じゃないんですか?」


「そうみたいなの」


海底の砂の下。


そこには、巨大な何かが埋まっている。


(全員、その場から動かないで)


湊の声が響く。


(この海底には、まだ何かある)


誰も答えなかった。


ただ、全員が目の前にある謎の物体を見つめていた。


それが何なのか。


そして、砂の下に何が眠っているのか。


まだ誰にも分からない。


けれど――。


今回の調査は、ただの海底調査では終わらない。


そんな予感だけが、静かに海の中へ広がっていた。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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