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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第一幕 新しい朝!新しい任務!新しい仲間!

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104/155

104話 始まりの朝!なのです!!④



翌朝。


海上移動基地『アーク・トリニティ』第四ドック。


「おはようございます! 今日もいい朝ですね♪」


サクラが元気よく声を上げる。


「……おはよう、ございます……」


その隣で、ローズが小さな声で挨拶する。


「おはよう、二人とも」


そう言ったのは、整備士の湊だった。


「はい♪」


「……はい」


「昨日はよく眠れたか?」


「はい! ぐっすりです♪」


「……私も、よく眠れました……」


「それならよかった」


湊はそう言いながら、いつものように整備の準備を始める。


「整備士さん、今日も整備をするんですか?」


「そうだよ。いつもやってるからね」


「すごいですね♪」


サクラが興味深そうに湊の作業を見つめる。


「……私も、見ていていいですか……?」


「もちろん」


「わぁ……ありがとうございます♪」


二人は湊のそばに並び、整備の様子を眺め始めた。


すると――。


「整備なら、私も手伝うです!」


くろしおが工具を持ってやってきた。


「くろしおさんも整備をするんですね♪」


「はいです! 工具を見ると、なんだかわくわくするです!」


「ふふっ、楽しそうですね♪」


サクラが笑う。


「……私も、少し興味があります……」


ローズも工具を見つめた。


「なら、みんなで手伝うか」


湊がそう言うと、第四ドックに明るい声が響いた。


「はい♪ 何をすればいいですか?」


サクラが嬉しそうに尋ねる。


「まずは、この辺りの整備を手伝ってもらおうかな」


「分かりました♪」


サクラは湊の隣に立つ。


「……私も、やります……」


ローズも静かに近づいてくる。


「じゃあ、ローズはこれをお願い」


湊は、簡単な点検作業をローズに任せた。


「……はい」


ローズは工具を受け取り、慎重に作業を始める。


「二人とも、初めてなのにちゃんとできてるです!」


くろしおが嬉しそうに言う。


「Sulang♪」


「……Sulang……あ……パラオの言葉で……アリガトウ……と言う意味です」


「みんなでやると楽しいのです!」


みきしおたちも近づいてきて、楽しそうに笑う。


「そうですね♪」


アイオワも頷く。


「新しい仲間が増えると、なんだか賑やかになるな」


湊がそう言うと、


「そうなのです!」


みきしおが元気よく返事をする。


「私も、ここに来られてよかったです♪」


サクラが第四ドックを見回す。


「……私も……少しずつ、慣れていけそうです……」


ローズも小さく笑った。


「なら、今日はゆっくり覚えていけばいいさ」


「はい♪」


「……はい」


しばらくすると、整備も一段落した。


「ふぅ……終わったです!」


くろしおが工具を片付ける。


「お疲れさま」


「サクラ、ローズもお疲れさまなのです!」


「はい♪」


「……お疲れさまでした……」


そんなときだった。


湊のスマート・バイザーから、通信音が響いた。


「ん?」


湊がスマート・バイザーを確認する。


「司令官からだ」


「司令官からですか?」


サクラが首を傾げる。


「あぁ」


湊が通信を開く。


『湊、みんな。聞こえるか?』


「はい、聞こえます」


『ちょうどいい。明日の任務について話がある』


「明日の任務っ……?」


よなぐにが反応する。


『あぁ。サクラとローズが第四ドックに加わったばかりだが、そろそろ二人にも任務を経験してもらおうと思ってね』


「はい♪ 頑張ります!」


サクラが元気よく答える。


「……私も……頑張ります……」


ローズも静かに答えた。


「よし。それじゃあ、詳しいことは今日中にメールで送る」


「分かりました」


通信が切れる。


「明日は任務なのです!」


みきしおが嬉しそうに言う。


「新しい仲間との、初めての任務か」


湊はそう呟く。


「楽しみですね♪」


サクラが笑う。


「……少し、緊張します……」


「大丈夫なのです! みんな一緒なのです!」


「……はい」


ローズは、みきしおの言葉に小さく頷いた。


「そうね」


「お~~」


「なの」


こうして、第四ドックに新しく加わったサクラとローズ。


二人にとって、初めての任務の日が近づいていた。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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