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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第一幕 新しい朝!新しい任務!新しい仲間!

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102/155

102話 始まりの朝!なのです!!②



翌日。


海上移動基地『アーク・トリニティ』第四ドック。


「整備士さん!」


「ん?」


「今日も、第二ドックに行くのです!」


急に、みきしおがそう言い出した。


「急にどうした?」


「いえ、急に行きたくなったのです」


「そうなのか」


「もう、みんな行く準備はできているのです! 行くのです!」


「あぁ、予定もないし、行こうかな」


そう言い、湊たちは第四ドックを出て、第二ドックに向かった。


そこには、第二ドックの整備士、海鳥(かいと)がいた。


「やぁ、君んとこの潜水娘(ダイブ・ドール)から、事情は聞いているよ。災難だったね」


そう言い、握手を交わす。


「まぁ、だいたい、いつものことだから」


「そうなのか」


そう言い、海鳥は少し笑う。


「さ、入ってくれ」


そう言うと、


「わ~い!」


U-ハイドラが一番乗りで入っていく。


「ちょっと! U-ハイドラ!? ……まったく……」


「いやいや、いいんだ」


「お邪魔するのです~」


そんなこんなで、みんな第二ドックに入る。


「あら、来たのね」


「うずしおさん! 皆さん!」


「まぁ~、はじめましての方がいますね~」


ブリュンヒルトが穏やかに言う。


「はい♪ USS-アイオワ級巡航ミサイル潜水艦・1番艦『アイオワ』です♪」


(そういえば)


(昨日、みきしおたちが第二ドックに行っていたときは、アイオワは点検だったな。)


(点検から帰る途中で、第二ドックから帰っていたみきしおたちと会って、一緒に帰ってきたのか)


「だったら、自己紹介ね」


そう言い、うずしおが息を整える。


「私は、おやしお型潜水艦・2番艦『うずしお』よ」


「私は~、U-ジークフリート級潜水艦・5番艦『ブリュンヒルト』ですよ~」


「私は……ジークフリート級・6番艦……『ファフニール』……です。よろしく……」


「……ふかしお型輸送潜水艦……1番艦……『ふかしお』……です……」


「たしろ型海防潜水艦・1番艦! 『たしろ』ですにゃ!」


「よろしくお願いします!」


みんなが自己紹介を終える。


「これでみんな、仲間なのです!」


みきしおが嬉しそうに言う。


「そうですね♪」


アイオワも笑顔になる。


「それにしても、第二ドックの潜水娘はみんなおとなしそうだな」


湊が周囲を見回す。


「そうでしょう?」


うずしおが少し得意そうに胸を張る。


「ちょっと! 私たちがおとなしくないって言うの?」


てんりゅうがそう言うと、


「いや、そういう意味じゃないさ。みんな違ってみんないい、と言うことさ」


「うふふ、せっかく来たんですし、今日はゆっくりしていけばいいですよ~」


ブリュンヒルトがそう言う。


「いいのです!」


「賛成~~」


U-ハイドラも嬉しそうに手を上げる。


「お前はいつでも賛成だな……」


てんりゅうが呆れたように言う。


「だって、楽しいほうがいい~~」


「まぁ、それはそうだな」


湊が笑う。


すると、くろしおが周囲を見回した。


「第二ドックには、いろんな工具もあるです!」


「お前はそっちか……」


「はいです!」


くろしおは嬉しそうに工具を眺めている。


「私も、少し見てみたいです」


よなぐにも興味深そうに辺りを見る。


「はははっ! 君んとこの潜水娘たちは元気でいいな~。自分とこの娘は静かすぎるから」


海鳥がそう言い


「まぁ、お互い頑張ろう」


「あぁ、もちろん」


こうして、この日の第二ドックでは、いつもとは少し違う賑やかな時間が始まった。


久しぶりに会う仲間。


そして、これから共に任務へ向かう仲間。


そして――。


「到着したか」


司令官が資料を見ながら、そう呟いた……。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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