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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第2章 第一幕 新しい朝!新しい任務!新しい仲間!

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101/155

101話 始まりの朝!なのです!!①



数日後。


海上移動基地『アーク・トリニティ』第四ドック。


今日も整備士『湊』は整備をしていた。


「ふぅ、こんなものかな」


「お疲れさまなのです」


そう言い、水を差し出したのはみきしおだった。


「あぁ、ありがと……。他のみんなは?」


「もうすぐ戻ると思うのです」


そう言い、みきしおは入り口の方を見る。


「そうか……。おまえたちも今日もおつかれさんだな」


「それが仕事なのです。それにしても、あの調査任務から結構経って、色々な任務をしたのです」


みきしおがそう言う。


「あぁ、そうだな。懐かしい気もする」


「はい! なのです」


そんなとき、わいわいと声が聞こえてきた。


「お、来たみたいだな」


そう言うと、入り口が開き、みんなが出てきた。


「整備士さ~ん~~、おっはよ~~」


そう言いながら、U-ハイドラが飛びついてきた。


「わぁっ」


近くにいたみきしおが、反動でよろめく。


「ちょっと! U-ハイドラ!! 整備士さんに抱きつかないの!」


「いや、いいよ、てんりゅう」


「まぁ、それもU-ハイドラらしいですね」


「ですです」


「騒がしいくらいなの」


「それもいい、ですっ」


みんなそろった。


「みんな、お帰り。どこか行ってたのかな」


湊は、U-ハイドラが張り付きながら言う。


「え、えぇ、ちょっと別のドックに遊びに、ね」


てんりゅうがそう言う。


「そうか。元気そうだったか?」


「はい♪ 皆さん、お元気そうでした」


アイオワがそう言う。少し楽しそうだ。


色々な話で盛り上がったのだろう。


「そうです! これ! 整備士さんにあげる!」


くろしおが何かを取り出し、渡してきた。


「これは?」


「あ~~、祖国ドイッチュラントのチョコだ~~」


U-ハイドラが目を輝かせる。


「ドイッチュラント? って」


「ドイツのことですよ、てんりゅう」


「そうなのね。そういえば、U-ハイドラはドイツ製ね」


「たくさんあるし、みんなで食べるか」


「わ~い、食べる~~」


そう言いながら、U-ハイドラは袋からチョコを取り出して頬張る。


「ちょっと! U-ハイドラ! 少しは遠慮しなさい!」


「ははは、いいんだよ、てんりゅう。ほら、てんりゅうも」


湊は袋を差し出す。


「え、えぇ……あ、おいしい」


「ほら、みんなもどう?」


「もらうの」


「もらいますね」


「もらう、です!」


「はいっ! もらいますっ」


「もらうのです」


そう言い、みんなが取って食べたところで、湊も食べる。


「おぉ、おいしい」


「はい! なのです」


「またみんなで食べたいですね」


「そのときは、もっといっぱい持ってくるです!」


「わ~い、楽しみ~~」


「また、第二ドックに遊びに行きたい、です」


「そうだな。またみんなで行こうか」


「本当ですか!?」


「ああ。ちょうど予定も空いてるしな」


「楽しみなのです!」


「また遊びに行ける~~」


「今度はちゃんと目的を決めてから行きましょうね」


「はいっ!」


くろしおがそう言う。


みんなの笑い声が、第四ドックに響く。


調査任務を終えてから、いくつもの任務をこなしてきた。


それでも、こうしてみんなで過ごす時間は変わらない。


今日もまた、アーク・トリニティの日常が続いていく。


そして――。


新しい海へ向かう日も、少しずつ近づいていた。


ここまで読んでくれてありがとうございます。

次回もお楽しみに

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