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ダイブ・ドールズ 〔ディープブルー・リロード〕  作者: れんP
第1章 第八幕 深海に眠るもの

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100話 新たな任務の予感!なのです!!



翌日。


海上移動基地『アーク・トリニティ』第四ドック。


「ふぁ~……」


みきしおが大きく伸びをする。


「昨日はいっぱい食べたのです!」


「そうね。ずいほうの料理、おいしかったもの」


てんりゅうも頷く。


「また作ってほしいですっ」


よなぐにが笑う。


「もちろん、なの」


ずいほうも嬉しそうに答える。


「今度は、もっといろんな卵料理を作るの」


「楽しみです♪」


アイオワも笑顔になる。


そんな様子を見ながら、湊は整備記録を確認していた。


「昨日の整備も問題なし、と」


全員の艤装に大きな問題はない。


この前の任務で受けた傷も、すでに修復されている。


「これなら、しばらくは大丈夫そうだな」


「お疲れさま、です。整備士さん」


くろしおが声をかける。


「あぁ、くろしおも手伝ってくれてありがとう」


「いえいえ、整備のお手伝いは楽しい、です」


「そっか」


湊が笑う。


第四ドックには、いつもの穏やかな時間が流れていた。


「ねぇねぇ!」


みきしおが湊のところへ駆け寄ってくる。


「どうした?」


「今日は何か任務あるのです?」


「今日はまだ聞いてないな」


「そうなのですか……」


みきしおが少し残念そうな顔をする。


「たまには、ゆっくりするのもいいんじゃない?」


てんりゅうが言う。


「そうですけど……」


みきしおは少し考えたあと、


「またみんなでどこかに行きたいのです!」


「それは任務じゃなくて?」


「もちろん遊びなのです!」


「ふふっ」


アイオワが笑う。


「それも楽しそうですね」


「私も賛成~~」


U-ハイドラがソファーに寝転がったまま手を上げる。


「U-ハイドラは寝たいだけじゃないの?」


「違うよ~~。ちゃんと遊びたい~~」


「本当かしら……」


いつものやり取りに、第四ドックが笑い声に包まれる。


その時だった。


「湊整備士?」


入口から司令官の声が聞こえた。


「あ、司令官」


湊が振り返る。


司令官は一枚の資料を手にしていた。


「少し話がある」


「任務ですか?」


みきしおがすぐに反応する。


「ええ」


司令官が頷く。


「ただ、今すぐ出撃するという話ではないわ」


「そうなのです?」


「ええ。まだ準備段階よ」


司令官は資料へ視線を落とす。


「近いうちに、新しい任務について話すことになると思うわ」


その言葉に、七人が顔を見合わせる。


「新しい任務……」


湊が呟く。


「どんな任務ですか?」


よなぐにが尋ねる。


「それは、もう少し待ってちょうだい」


司令官は微笑んだ。


「今は、みんなゆっくり休んでおきなさい」


「はい!」


みきしおが元気よく返事をする。


「新しい任務……楽しみなのです!」


「まだ決まってないでしょうに」


てんりゅうが呆れたように言う。


「でも、きっと何かあるのです!」


みきしおが胸を張る。


「そうそう、この前のメガロ型……あぁ、高級メガロ型エネルギアと命名したエネルギアだが、まだ分かっていない。そして、あの辺りは封鎖となった」


「はい」


「それと、元々は日本・アメリカ・ドイツの同盟だったが、」


「潜水娘の建造をしていなかったパラオが潜水娘(ダイブ・ドール)の建造に力を入ている。」


「それに準じてか、イギリスと韓国も同盟に加わりそうだ。今、会議が行われている。」


「おまえにも新人がまた来るかもしれない。覚悟しておけよ?」


司令官はそう言いながらも、少し微笑む。


「はい!」


湊は元気よく返事をした。


この前の任務は終わった。


そして今日も、いつもの日常が続いている。


けれど――。


その日常の先には、また新しい任務が待っている。


まだ誰も知らない。


次に彼女たちが向かう海が、どんな場所なのかを。


第四ドックには、今日も明るい声が響いていた。


――第1章・完――


 そして――。


第2章!始まるのです!!

第一章を最後まで読んでくれてありがとうございました!

次回もお楽しみに

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