10話 休憩時間!なのです!!③
翌日――。
「?……なにしているの?」
三人娘たちが艤装を手入れしているように見える。
「見てわからないの? 汚れをふいてピカピカにしているのよ」
「君たちの艤装は常に綺麗なはずだけど?」
その通りだ。ハイドロ・コアのエネルギーの影響で、そういう風にできている。
「はいですが、これは気持ちの問題なのです」
「そ~だよ~~でも~めんどくさいから~整備士さんがふいて~」
U-ハイドラがのんびりした感じで甘えてくる。
「ちょっと、整備士さんは忙しいんだから!」
「まぁ、いいよ。今はやることがないし」
「お~ありがと~」
「あ、あの! 私もU-ハイドラの後でいいのでお願いできますか?」
みきしおが頼んできた。
「ん? あぁ、いいよ……てんりゅうは、どうする?」
「え、わ、私!? ……そ、そうね、どうしてもって言うなら……いいわ」
「ならやめとく?」
「いいいいえ! お願いするわ!」
「あはは、そうかい、わかったよ」
その後、三人の潜水娘の艤装をピカピカにした。
「よし、こんな感じかな。ついでに整備しといたよ」
「ありがとう、なのです」
「感謝、するわ」
「ありがと~~」
三人娘はそれぞれ礼を言う。
「あぁ、またしたくなったら言ってね」
すると、第四ドックの扉が開き、足音が近付いてきた。
「仲良くやれているようだな」
前にいた女性だ。
「はい、いつも通りです」
「おまえたちも、新人のこいつをよろしくたのむぞ」
「……~?」
「えぇ、もちろんよ」
「はい! なのです」
「さて、私はもう行く。そうだ、昼頃に次の任務が来る、準備しておけ」
「はい!」
次の任務……。次はなにが――。
ドキドキと心配で、整備士「湊」は緊張した。
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次回もお楽しみに




