世にも不思議な落とし穴~
「魔物、出てこないな…」
いや、姉さんが全部倒したのか?どっちにろこのダンジョンもう廃墟だろ。心霊スポットとして売ったほうが人気出るって。
くだらない事を考えながらロベリア達は進んでいった。
「ロベリア様」
「何」
「この壁の中、空洞です」
カルミアが壁を蹴った。俺は隠し部屋か?と思いながらも覗いてみる。
「‥‥道?」
■
「何でしょうか。こんな気持ち悪い進み方の道は」
「迷路か?ま、いい。とりあえず進んでみよう」
気持ち悪い道を進んで行く二人。と‥‥二手に別れている道に当たった。
「どうします?」
「うーん‥‥二手に別れよう。俺は右行くから、お前は左行け」
「りょ」
そうして俺はカルミアと離れた。
■
それにしても姉さん見つかんないなぁ。姉さんのことだからもう家に帰ってたりして‥‥。と、そこで行き止まりに当たった。
「行き止まりか。じゃ、戻ろ」
回れ右。と進みだしたところ、足が何かを押した感触がした。カチッと音が鳴る。
「え」
その瞬間、ロベリアのいた地面に穴が開いた。
■
現在、私は元魔王に出会ったので楽しくおしゃべりをしている。
「なるほどねぇ。父親と喧嘩して家出したんか」
「そうなの。でも結構家開けちゃったから早く戻んないとドヤされちゃう」
「せやけどここ魔界やねんなぁ。ていうかここ元魔王城やねんなぁ。俺も帰らせ方分かれへんねん‥‥
って叩くな叩くな。暴力はあかんで、メッ」
むぅ。元魔王にも分からないのか。
「じゃあ、ここでしばらく世話になる」
「え、まあ、ええけど、せやったら色々と準備せなあかんなぁ」
「お買い物!行こう。今すぐ」
「ええで、せやけど人間ってバレへんように変装しよか」
「わーい」
久しぶりの買い物だ!楽しみだな!
■
「変装はバッチリやな!?」
「うん」
「ほな、レッツショッピ~ング!!」
「おー!」
何かたくさん店がある!種類豊富そう!
「人間のかば焼き‥‥本当に種類豊富だ‥‥」
「ここは現魔王城の領土やからな。ほんでも俺の時代には人間食うたら捕まるとか作ったんやで?」
「以外に優しい」
「俺は平和主義やからな!」
そして急にアヴニールは落ち込みだした。
「娘‥‥現魔王も争ってほしくなかったんやけどなあ…俺と違って活気が強すぎたんや」
タメ息を吐いてションボリしているアヴニールは威厳など、どこにもなかった。
「それもこれも俺が仕事尽くしで娘に構ってやれへんやったからや。知らんうちに今までの歴代魔王の中で一番強いとまで言われるようなった。俺は歴代最弱魔王って言われてっけどな」
嬉しいのか悲しいのか分からない声で話しかけてくる。なるほどね~、アヴニールは娘と話したいのか。だったら私に良い案があるぞっ
「ねね、ここでもお祭りってあるの?」
「祭り?ああ、あるで。ちょうど一週間後とかちゃうん?」
「へ~」
「まさか連れてってとか言う訳ないやろな」
「そのまさかに決まってんじゃん♪」




