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 繋がる現代ファンタジー   作者: TAREさん
7/18

不安で心配です。。

普通のナレーション視点です。


 計画の内容で協力してもらう為、2人は技術開発の研究員を紹介してもらえる事になった。




のだが。。


「ここですよ。 安藤さん。   安藤さーんっ。 ーー。安藤さんっ!」


その人は死んだように寝ていた。


「起きろぉっ!」

殴られた。


「「・・・・・・。」」






「いやぁ、こんな所にようこそ。 時間の感覚がどうもなくてねぇ。 あー適当に座って。 何かあったかなぁ~。」

「「お構いなく。。」」


 研究員には個人の部屋があるようだが、この人はここに住んでいるらしい。

江澄拓実は紹介が終わると、また迎えに来るからそれまでここに居てね、と行ってしまった。


残された2人は思った。


「「(この人、大丈夫?)」」

と。


どうでもいい下っ端を与えられた感がある。 服はヨレ、髪はボサボサ、ひげは伸び、眼鏡もズレている。

部屋は資料だらけだが、食べかけの食料や毛布がそこら辺に置かれている。


2人はベッドにしているであろうソファーに座り、本人はデスク用の椅子に座った。

「こんなのしかなくてごめんねぇ。 滅多にお客さんなんて来ないからぁ。」

「いえ。。」

「・・・。(コレ、洗ってあるのかな・・?)」


「これでもちょっとは掃除したんだよぉ?」

これで? と思う。


「 んー。 えーと、 それで社長の紹介で来たんだっけぇ? 要件は何かなぁー?」

とインスタントコーヒーに口をつける。

「 手紙を届けられる、小さなカプセルを作って欲しいんです。 後、それを飛ばせる武器を兼ねた飛び道具を。」

「んん? 不思議な依頼だねぇ。 お手紙を何処に飛ばすんだい?」

「次元を超えた向こうの世界に、です。」

「・・・・・・。 なんだって?」

飲んでた動作を止めた。

「 俺たち、別の世界から来たんです。アンフォーンによって。 ですから手紙を自分たちの世界に届けたいんですが・・・ っ!」

安藤さんはキャスター付きの椅子から落ちかけた。

咄嗟とっさに森原が手を出して支え、元に戻した。

その手は安藤に触れてはいなかったが、特に気にされなかった。


「あぁー、ごめんねぇ。 びっくりしちゃってぇ。。   いやぁ、、今そんな事になってるの? 僕全く知らなかったよぉ。   いやぁ、・・・、異世界ねぇ。。ーーー面白いね。 興味あるね。」

目に力が宿る。 緩い感じがちょっと無くなり。なんかわからないが、ウキウキしてるようだ。


「 異世界って言っても同じ人にしか見えないね。 異世界ってどんな所?こことはやっぱり違うんだろうねぇ? 」

興味津々である。

「はあ・・。いえ、俺たちが来たのは別次元の日本で、アンフォーンがいなかった頃のこちらとよく似ている所です。」

「ほうほう。 で、 どうやってこっちに? 詳しく。」

そこで経緯を話した。




「へーぇ。 なるほどねぇ。 社長も折れるとか、君たちやるねぇー。 いや知らないってスゴイねぇ。」

はっはっはっ、と笑う。 

感心してるがめてるのかどうか。


「 いいよ君たち。 作ってみようじゃないか。」

「!」

「ありがとうございますっ。」

気分が乗ったようだ。

「 夢があるよねぇ。 次元の向こうに手紙を送るとか。 」

ウフフと笑ってやる気があって何より。




 それからどんな感じにするか話を詰めて、片付けを手伝って、迎えが来るまで待った。






 試作が出来るまで1週間から10日ほどかかるだろうとの事なので、護衛を付けられた。

それはあの時助けてくれたお面の者達を含んだ6人。

彼らはまだ訓練生だが、トップクラスの優秀な者達で、現場にも出動するのだ。


その彼らと面会した。


「よろしく。」

「どうもー。」

「面倒くせぇ。」

「大人しくしていて下さいね。」

「ねぇ僕先帰っていい?」

「・・・。」


おおむね歓迎されてないのが分かった。


「「・・・よろしくお願いします。」」




 不安で心配だ。。




安藤さんは食指が向けば優秀な研究員。 かな・・・。



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