↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
73/96

第71話《原初の粒vs新型の神編 絶望設計④遭遇するモノ》

現実と明晰夢の境界が曖昧に溶け合う領域。

その深層にて、主人公・41と「ねこにゃん」たちの邂逅がもたらすものは、平穏か、あるいは致命的な歪みか。

背後で蠢く不穏な干渉者の気配。

そして、突如として空間を制圧する「新型の神」――ガンマおよびデルタとの遭遇。

原初と新型が交錯する時、隠されてきた設計の全貌が牙を剥く!

第71話《原初の粒vs新型の神編 絶望設計④遭遇するモノ》


ここは41の明晰夢の中。


和洋折衷の大きな屋敷の前に立っているのはシルバーのチンチラ。


ねこにゃんだ。


夢の悪魔に呼ばれ飛んできたのだ。


ーー


ねこにゃん「ラミーノは間に合ったようだにゃ。さて、おりも中に入るとしてだ。41はにゃんこシティの夢も見るから、おりのことも見たことあるだろうけど、別の夢だからにゃ。ここは、ねこっぽくフツーの四足歩行で入って行くとするかにゃ。」


ねこにゃんは、てけてけと四足歩行で屋敷に入っていく。


ーー


ねこにゃん「41の明晰夢…相変わらず精巧にできてるにゃー。さすが新宿を再現するだけの事はある。ここは…。ふーん、入り口に赤外線センサー。あちこちにトラップか。お化け屋敷かビックリハウスみたいだにゃ。全部ラミーノが止めたか。じゃあフツーに入ろうっと。」


《てけてけてけてけ》


ねこにゃん《(*≧ω≦)たまには、ねこ歩きも楽しいにゃん。41はおりが、《ねこにゃん》だって気づくかな。でも最初は、フツーに「にゃーん」って鳴いてみるか。フフフw》


ーー


大きな屋敷の中で目覚めた41。


断片的な記憶と封じられた追憶の謎に戸惑いながら屋敷を探索中、《恐怖》に襲われる。


間一髪、41の危機を救ったのはラミーノ・モルフェと名乗る夢の悪魔だった。


ーー


オレ「ラミーノって言ったっけ?とにかく助けてくれてありがとう。夢の中で怖がっちゃダメって言い聞かせてたんだけど、さっきのはマジ怖かった。助かったよー。でもさ、ラミーノって悪魔なんでしょ?悪魔って願いの代償として魂をもらう契約するんじゃなかったっけ?オレは魂取られちゃうの?」


ラミーノ「41様の魂なんて畏れ多くていただけません。それに私はマスターの指示で動かされていますのでご安心ください。あ、マスターも着いたみたいですよ。今、来られます。」


するとーー。

オレとラミーノがいる和室に、ねこが入ってきた。


ねこにゃん「(*≧ω≦)にゃーん」


そのねこを見た途端、オレは涙が溢れだした。


駆け寄って抱き締める。


オレ「( ;∀;)チェリー!会いたかったよー。お前が出てくる夢見たいって、いっつも思ってたんだ。ゴメンよー。」


ねこにゃん《いきなり抱っこされたにゃ。チェリー?》


オレ「( ;∀;)チェリー。ちゃんとお顔見せて。…あれ?顔変わった?」


ねこにゃん「感動の再会じゃなくてゴメンな。ねこ違いにゃ。おりは、ねこにゃん。チェリーじゃないよ。」


オレ「ホントだ。チェリーもチンチラシルバーだったんだよ。亡くなってから、寂しくて寂しくて、ねこロスなってたんだよ。って。え?ねこが話した?」


ねこにゃん「ちょっと待て。いいから一度下ろしてくれ。抱っこされるの慣れてないから恥ずかしいにゃんw」


オレ「あ、ああ。悪かった。チェリーに似てたんで思わず抱っこしちゃった。チェリーは前に飼ってたねこなんだよ。ん?ねこにゃん?ねこにゃんて、あのねこにゃんか!」


ねこにゃん「(*≧∀≦)そう。あの、ねこにゃんだよ。」


オレ「(*≧ω≦)やったー!話せたぞー。いつも夢で見てるだけだからさー。あの、にゃんこたちの夢見るのが大好きなんだよ。今日は、ぴょこにゃんたちいないの?」


ねこにゃん「おりが、ここに来るのがイレギュラーにゃん。夢は混ざらないんだよ。特に41のはな。」


オレ「41?何でオレの名前知ってるの?」


ねこにゃん《(´・ω・`; )あ、そうか。こいつヨーニャがアバターって事も知らないんだっけな。ん?おかしいぞ。41はヨーニャを通して、にゃんこ世界の夢を見てるんじゃないのか?》


ねこにゃん「41の名前を知ってる理由は長くなるから後で説明するにゃん。ところで、にゃんこたちの夢でヨーニャってねこ知ってるか?」


オレ「もちろん!《ヤクの神様》だろ。大好きだよ。オレも現実でヤクやってるから、めちゃくちゃ親近感ある。」


ねこにゃん《41が寝てるとヨーニャも寝る。41はアバター以外の視点も持ってるって事か…。誰の目を使ってるんだ?それともこいつのファイブの力か?》


オレ「ねえ。ねこにゃんがマスターなんだろ。納得した。あれでしょ?《魔のつくもの全て》の力。それでラミーノ作ってくれたんだよね。でも、何でオレの別の明晰夢に入ってこれるの?あの11次元構造の力?あれカッコいいよね!」


オレはまるで少年だ。


夢が混じるなんて、明晰夢バンザイ。


さっきの恐怖も吹っ飛んだ。


ねこにゃん「41。おまいが見た明晰夢は起きたとき必ず覚えてるのか?」


オレ「…必ずかどうかはわからないなー。忘れてるのもあると思う。起きる寸前まで見てたヤツは覚えてる。」


ラミーノ「ねこにゃん様。41様の夢素はスゴい濃密です。本来、精神生命体である私ですらカラダを持ちました。」


ねこにゃん「そうにゃ。この屋敷だけでもスゴい。現実と変わらない再現度だからにゃ。」


オレ「そうなんだよ。だから明晰夢見るたびに夢と現実の区別がつかなくなってくる。どっちが本物なんだろうって。でも、一番好きな夢は、ねこにゃんたちの夢だよ。VRの映画やアニメ見てるみたいで面白い。にゃんけんも友達に教えたしさ。よろずやも行ってみたい。オレも仲間になれるんだったら、ヨーニャになりたいなー。あそこには参加できないの?見るだけ?」


ねこにゃん《おまいの持つ概念の世界って言っても理解できないだろうにゃ…。》


ねこにゃん「わかった。方法を考えてみる。それよりこの夢から出よう。この夢は忘れていいよにゃ?」


オレ「それはダメだよ。この夢ってオレに欠けている何かを思い出せそうなんだ。夢の中だから思い出せない事もあるし、思い出せそうな事もある。目が覚めたら答え合わせしたいんだ。」


ねこにゃん「そっか。わかった。じゃあこの夢が、また見れるようにマーキングしてあげるにゃん。ただ今回はここまでにしよう。たまたま夢の悪魔作ったから間に合ったようなもんにゃ。41。おまい危なかったんだぞ。そして今でも危ない。さらに、ここに干渉しようとしてくるヤツが探している。」


オレ「干渉?なあ、それってさ。オレが小さい頃、夢遊病だった事と関係ある?」


ねこにゃん「夢遊病?ラミーノ!41の夢のアーカイブにあるか?」


ラミーノ「夢の中で、41様ご自身が夢遊病だったと言う発言は確認できましたが、中身までは確認できませんでした。申し訳ございません。」


ねこにゃん《夢遊病…。こいつが言う夢遊病はただ寝ぼけてるのとは違いそうだにゃ。隠されてるのか?…。設計者…。夢遊病の時は、その支配下にあったって事か?》


ラミーノ「ねこにゃん様!何かが近づいてきます。おそらく干渉者かと。」


ねこにゃん「近づいても見えないよ。触れる事もできないだろ。エスネコがガードしてるからにゃ。」


オレ「エスネコ?今、エスネコって言った?」


ねこにゃん《(´・ω・`; )あちゃー。そうだった。41は六本木でヒューマンボディのエスネコと遊んだんだった》


オレ「ちょっと待って…。あれ?何であの時、気づかなかったんだ?ねえ、ねこにゃん。にゃんこ世界の夢の中で、エスネコって出てくるよね?ねこにゃんとぴょこにゃんは、エスネコに変身できるんじゃなかったっけ?ちょっと前に六本木のDISCOで偶然会っていっしょに遊んだ人たちの名前!にゃんこシティのメンバーだ!これ偶然?」


ねこにゃん《そっか…。41は明晰夢として、おりたちを見てたんだな。油断したー。でもそうだ。何でDISCOで名乗った時に41は気づかなかったんだ?》


《にゃ》


ーーそこに《糸》から思念通信が入った。


エスネコ《(*≧ω≦)にゃ》


ねこにゃん《エスネコか。「にゃ」だけじゃ、わからん。ゆっくり喋って欲しいにゃん》


エスネコ《ボ・ボクが…気…づか、せないようにしたの…。でも、ホ…ントのナマエ…で…会いたかった、から…にゃ》


ねこにゃん《ふーむ。もう、少しずつバラシていっても仕方ないか。ぴょこ。聞いてるだろ?どう思う?そっちはどうにゃ?》


ーーー


ここは41の魂の中。


ぴょこにゃんが《リバースプレイバック》で41の魂の設計工程を探っている。


ぴょこにゃん《ある程度、仕方ないだろ。41の夢だし、こいつが書いてる物語にゃん。でも物語側から作者に教えるってのも変だからにゃ。情報制限は必要にゃ。いったん教えて夢の中だけ思い出せるように夢の悪魔に操作させたらどうにゃ?》


ねこにゃん《なるほど。そうだにゃ。なるべく41の物語には干渉したくないよにゃ。ところで、そっちはどうにゃ?》


ぴょこにゃん《リバースプレイバックでいろいろわかってきた。おまいが作った色の悪魔が解析してくれたぞ。エスネコがページをめくってって言ってたのも検討ついた。アカシックレコードみたいなモノだな。それと…リバースプレイバックにつられて、こっちにも何か向かってきてる気配あるにゃん。エスネコのフィールドから出て戦う必要あるかもにゃ。》


ねこにゃん《こっちはたぶん、ラミーノに番人、倒されたから探りに来てるようにゃん。こっちはこっちで何とかする。おまい一人で平気か?》


ぴょこにゃん《(*≧ω≦)なめてんにょか?おまいはおりと同じ成分だろ。まず41を避難させるにゃん。説明は後でいいだろ。こっちで判明した事は共有モードで確認しろ》


ねこにゃん《(*≧ω≦)わかった。おまい負けるにゃよーだ》


ぴょこにゃん《(*≧ω≦)ふん!おまいこそ負けるにゃよーだ》


ーー


ねこにゃんは41に告げた。


ねこにゃん「41。おまいの言う通りにゃ。六本木のDISCOでいっしょに遊んだのはおりたちにゃん。」


オレ「(*≧ω≦)マジ?やったー!面白い!面白すぎる。じゃあ、かみかみも、あの《かみかみ》って事か。不思議すぎて死ぬー。あははははは。」


ねこにゃん「これ聞いて喜んでる?すんなり受け入れるとこがスゴいよにゃ。おまいが喜んでると、こっちまで嬉しくなるよ。さすがにゃん。」


オレ「でも、さすがに友達には話せないなー。またアタマ沸いてるとか言われそうw」


ねこにゃん「ここは夢の中だろ。自由にダークファンタジー楽しめばいい。だけど、41。今おまいはピンチにゃん。さっき襲ってきたのも、ここに連れて来られたのも何かの意図が働いてると思う。おりたち、にゃんこは、おまいの味方にゃ。だから、おまいにとって良くない情報は制限させてもらうし敵は排除する。おまいの危機はおりたちの危機でもあるにゃ。逆に言えばおまいの未来に全てがかかってる。わかってもらえるか?」


オレ「(*≧ω≦)やったー!ねこにゃんたちが味方の夢なんだなコレ。おら、ワクワクしてきたぞ。」


ねこにゃん「悟空さ。ご飯の時はスーパーサイヤ人はやめてけろよ。」


オレ「おお!ドラゴンボールわかるの?」


ねこにゃん「当たり前にゃ。全知全能だぞ。」


オレ「今のってあれ?ふざけシステム発動?」


ねこにゃん「ホントよく見てるなー。にゃんこファンか。」


オレ「ねこにゃん。サインちょうだいよ。肉球スタンプでもいいから。」


ねこにゃん「…作者はおまいなんだぞ。」


オレ「へ?」


ねこにゃん「話は後にしよう。ラミーノ。41を安全な夢へ。41の明晰夢の住処でゆっくり休ませてやってくれ。」


オレ「ねこにゃんは何するの?」


ねこにゃん「おりか?おりはここに近づいてくるヤツ、やっつけるにゃん。」


オレ「えー。オレそれ見たい!」


ねこにゃん「(´・ω・`; )おまいって、かみかみみたいだにゃー。録画取っとくから後で見にゃよ。おまい狙われてるんだからさー。」


オレ「…そんなにヤバイの?あれかな?変な自覚症状あるんだけど、それ?オレ死んじゃうの?」


ねこにゃん「死なないよ。死なせるわけないだろ。おりは、ねこにゃんだぞ。」


オレ「わかった。ねこにゃんがんばって!」


ラミーノ「41様。行きましょう。後はラミーノが守ります。41様が作る、こんなに濃い夢素の中で私を倒せるものなどおりません。安全な住処で添い寝いたしますので、ゆっくりお休みください。」


オレ「添い寝?ラミーノみたいな可愛い女の子が隣にいたら寝れないよ。」


ラミーノ「(*≧ω≦)嬉しいです。必ずお守りしますから。それに、今回41様が睡眠に入った時に流れてた子守唄ございますよね?それもご用意しますから。」


オレ「FUNFUN In The Nightの事言ってる?」


ラミーノ「はい。あそこから夢に入り直します。


オレ「この屋敷の夢は?」


ラミーノ「ねこにゃん様を信じてください。大丈夫ですよ。行きましょう。」


スー


ーー


ここは41の明晰夢の住処。


豪奢な塔の中の隠れ家のような部屋。


オレ「(*≧ω≦)スヤスヤzzz」


ラミーノ「41様、すぐ寝ちゃいましたね。ニコニコしながら寝てる。…可愛いです。この人。」


ーー


その頃ーー


ねこにゃんは屋敷の夢から出て、バトルフィールド用の異空間を構築。


干渉者を待っていた。


41の魂《コア》も屋敷の夢も、エスネコがガードしてるので探知できない。


ねこにゃん《おり、単体だと二次元レンズも制限かかるな…。どんなヤツだろう。三次元ねこボディで戦うなら陸地がいいな。ハンマーで地面にめり込ませてやるにゃん》


ーー


ねこにゃん「…きたな。」


ヒラヒラと舞うように近づいてくる光。


光は、ねこにゃんの異空間に難なく侵入してきた。


ねこにゃん「ほー。ここに入れるか。…《粒》?」


粒「番人の消息を確認しにきたら、ねこが待ってるとはな。」


ねこにゃん「番人なら消したぞ。おりは番猫にゃん。何が来るかと思えば粒とはな。誰だお前?」


粒《…原初ノ残響、確認。対象:アルファ素体と推測。構成率…非合理判定にて解析不能。…古すぎる》


粒「ねこの姿に化けているのか。化け猫だな、ワレは貴様を知っているぞ。ワレはガンマ。貴様は原初だろアルファ?」


ねこにゃん「原初?ガンマ?」


ガンマ「ワレらのオモチャを隠したのは貴様か?大人しく差し出せば消滅させないでやる。旧型相手に本気を出すまでもない。手加減して相手してやる。三次元ボディか。では貴様に合わせてやろう。」


ガンマの《粒》が猫型に変わる。


ガンマはライオンに変身した。


ねこにゃん「オモチャ?お前らが41を作ったのか。それに旧型って何の話にゃ?つーか、合わせてやるって言っといて可愛いチンチラ相手にライオンかよ。ビビってるにょかw」


ガンマ「百獣の王は全力でと言うだろ。どうせ、そのチンチラボディもフェイクであろうよ。それで油断させる気か。アナログの情けない考え方よ。」


ねこにゃん「何か上からだにゃー。それにガンマなんて名前も知らん。どこの田舎で生まれた《粒》にゃ?ペアもいるのか?」


ガンマ「知る必要もない。一撃だ。」


ガンマ《ガンマ・レイ!》


《ゴッ!ガボーーーーーーー!》


ライオンの口から青い炎が吐き出される。

陽子兵器ーー荷電粒子砲。


高速で加速した陽子プロトンが炎の螺旋を描き、ねこにゃんに襲い来る。


炎はねこにゃんに直撃したかに見えたがーー


《コン!》


炎は打撃音とともに凹み二次元平面化。


ねこにゃんに当たる前に、異空間の地面にめり込まされていた。


《バキィ!》


《ビキビキビキビキ!》


ーーねこにゃんが構築した異空間には鏡の地面が広がっている。


めり込んだ炎の痕から、放射状に稲妻のようなひびが広がる。


だがそれは『修復』の合図ーー——

鏡面はすぐに、何事もなかったかのように光を取り戻す。


ガンマ「何、だと…。」


ねこにゃん「(*≧ω≦)いいだろ?このハンマー。さあ猛獣退治してやるにゃん。」


ーー


そして同じ頃、別の異空間でもバトルが始まっていた。


ねこぴょこの《知》の共有モードで思念通信が行われている。


ねこにゃん《ガンマとか言う粒が来たけどさ。こいつムカつくにゃん。旧型とか原初とかワケわからん事、上から言ってくる。相手はライオンに化けてるにゃん。倒すか?》


ぴょこにゃん《まだ倒しちゃダメにゃ。41に何か影響あるかわからん。情報聞き出したいからにゃ。こっちはデルタって名乗ってる。それに子分まで連れてきてる。本体は虎に変身したにゃん。リバースプレイバックは終わったから安心して戦え。》


ねこにゃん《こっちは夢の番人の消息を追ってきたようだ。…そっか。そっちはリバースプレイバックで引き寄せられたんだな。子分まで連れてくるとは、けっこう大事な情報なんだろ。おまい一人で大丈夫かw?》


ぴょこにゃん《大丈夫も何も、こんな茶番、余裕にゃん。それに、おまいのクローンと色の悪魔がいるからにゃ。遊んでやるにゃん。そっちは単体で来たってことは腕自慢なのかもよ。プライドへし折ってやれ。》


ねこにゃん《おっけー。じゃあ、勝っても本体はわざと逃がせよ。糸つけて追っかけるにゃん。それとも、まとめて捕まえるか?》


ぴょこにゃん《粒なんだろ?こいつらもたぶんペアにゃん。おりたち以外の粒…。正体見極めたいな。こっちも異空間に誘い込んであるし。じゃあ、合流しよう。ねこにゃんの異空間接続!あとで会おう!》


ーー

青白い炎が虎から吐き出される。


荷電粒子砲ーー。

だが、こちらの炎は性質が異なる。


炎を浴びせられた対象は、量子まで瞬時に凍結。

そして存在ごと消滅させられる。


ライオンの炎と同じなのは目的と意思。

敵の殲滅と強い殺意だ。


ーー《グオゥ!》ーー《ゴッ!》


《ドッ、ドォーーーーーーン!》


空間が白い闇に包まれようとしたときーー


ーー《スルン》


デルタ「攻撃が当たらない?消されたのか?…貴様、何をした。」


ぴょこにゃん「知りたいか?でも教える義理もないにゃん。おりがアナログなら、おまいはデジタルな粒なんだろ。ほら早く計算して考えてみろ。」


ぴょこにゃんの手には、専用武器のスプーンが握られている。


このスプーンは何でも《掬う》ことができる。


ぴょこにゃん「(*≧ω≦)愛は地球を救うってテレビで見たにゃ。おりはおまいの足元掬ってやるにゃん」


ーー


ねこにゃんvsガンマ


ぴょこにゃんvsデルタ


原初と呼ばれた粒と新型の神が遭遇した。

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。