第68話《原初の粒vs新型の神編 絶望設計①ーSoul Diveー》
マッドピエロとの、いざこざの裏で、エスネコが守り続けていた41の魂の核心——虹色に輝く《粒》。
駆けつけたねこにゃんとぴょこにゃんは、その解析を進める中で、41に仕組まれた残酷な「絶望設計」の真実へと辿り着く。
宇宙の根源にいる設計者をあぶり出すため、二柱は41の魂のコアへとダイブする。
一方、横浜・本牧のMちゃんの部屋では、一晩中の音楽セッションを終え、ミーサたちとの温かな朝のひとときが流れていた。
願いを叶え、満たされた時間を過ごす41。しかし、その肉体と魂の境界では、ほどけゆく命の予兆が静かに影を落とし始めていた——。
第68話《原初の粒vs新型の神編 絶望設計①ーSoul Diveー》
ここは――41の内側に広がる異空間。
マッドピエロとの戦いの最中、彼のアバターであるヨーニャを通じて形成された、心象と概念が融合した世界である。
その構造は、かつて、ねこにゃん(アルファ)とぴょこにゃん(ベータ)が棲んでいた原初の住処を模して創られており、
空間全体が虹色の光を帯び、11次元にわたる層を持つ知覚の限界を超えた、輝く精神の迷宮である。
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ねこにゃんとぴょこにゃんは、かみかみとエスネコから41の危機を知らされ、すぐに駆けつけていた。
もちろん、かみかみも、まだうまく話せないエスネコの通訳として異空間に呼ばれてきていた。
現実世界で、41の飼い猫として動いてるかみかみの三次元ねこボディは、操り糸で動かしているので、いつもと変わらない。
ーーエスネコは異空間の中で41の《コア》を封印で隠していた。
エスネコの《粒》は、ガードフィールドを作り、41の《コア》を大事そうに抱き抱えている。
ーーここはエスネコの封印の中。
エスネコは、ねこにゃん、ぴょこにゃん、かみかみを入れた後、再び封印で蓋をした。
この封印を開けるモノなど、ねこぴょこ以外存在しない。
式名:「121形状多層立方圧縮11次元エスネコ魔法陣」
二柱が、聖地ニルヴァーナで眠るエスネコの封印を解除できたのは奇跡に近い。
全知全能を誇る二柱が全力をかけ、偶然の閃きによって、やっと開けられた封印である。
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ねこにゃん「エスネコ。スイッチって何の事にゃ?」
エスネコ「( ;∀;)にゃー」
エスネコの《粒》から悲しさが伝わってくる。
ぴょこにゃん「泣いてちゃわからん。41を解析するからね。まず41の《コア》から離れるにょさ。」
かみかみ「41の粒がほどけ出してるって言ってるお。」
ねこにゃん「41の《コア》か。そもそも、人と違う魂の形をしてるのが変にゃ。これじゃまるで、おりたちと同じじゃないか。何で魂が《粒》の形なんだろにゃ?」
エスネコ「( ;∀;)にゃ。…ア、イツらに…作られた、オモチャ…。にゃー…。」
かみかみ「41が作られたオモチャってどういう事?エスネコが泣いてるお。」
ぴょこにゃん「オモチャ?41が?確かにこいつは生きてるオモチャみたいって、友人から呼ばれてるようだけどな。それは、愛されてるから言われてる事にゃん。それだけ41がオモチャみたいに面白いからだろ?アイツらって誰の事にゃ?」
ねこにゃん「とにかく急いで調べよう。41が死んじゃうと、おりたちの世界も消滅する可能性はあるにゃん。にゃんこ世界は41の見る夢の世界だからにゃ。」
ぴょこにゃん「エスネコ。おまいが抱き抱えてると41の《コア》にアクセスできない。そのフィールド解いてくれないと入れにゃい。」
エスネコ「お…お願い…。あるふぁ、べーたん。…ボクが生まれたとこ…シルシ…つけたよ。もっと前に…深く、ページをめくって…アイツらのとこまで…。にゃ。」
ーー《シュルン》
エスネコが41の《コア》からガードフィールドを解いた。
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ねこにゃん「何だ?41の《コア》から出てるこの細い糸は?フワフワ剥がれていってるぞ。41の粒がほどけてるにょか?」
ぴょこにゃん「エスネコ。おまいは、これを押さえていたにょか?」
エスネコ「( ・`д・´)にゃ。」
かみかみ「そうだってさ。エスネコが騒ぎだしたのは41がMちゃんと遊んでるときだお。41がベース弾くの止めてって言うから邪魔したけど無理だった。ボクもまだ41といっしょにいる。ボクは41が届くとこ見たお。」
ねこにゃん「届くとこ?何ににゃ?」
かみかみ「たぶん…。願いだお。41がMちゃんと演奏してる時だお。41もMちゃんもミーサちゃんも幸せそうだった。」
ぴょこにゃん「急ごう!41の《コア》にアクセスすればわかることにゃん。ねこ。この異空間なら大丈夫にゃ。開くぞ!」
ねこにゃん「よし!3次元構造を解除。11次元構造に復帰にゃ!」
《チュンッ!》
二柱が本来の《粒》の形に変化する。
かみかみ「ありゃ。消えたお?」
ねこにゃん「おりたちは、このまま41の《コア》にダイブする。ただ、何が起きるかわからないからな。エスネコに命綱預けるにゃ。」
エスネコ「( ・`д・´)にゃ!」
ぴょこにゃん「エスネコ。心配する事ないよ。おまいがつけたシルシと《アイツら》って奴、見つけてくるにゃん。おまいと結んである絆の《糸》は絶対切れない。これが命綱にゃ。そして、この《糸》から情報を伝えるからにゃ。通信が途絶える事あったら引っ張ってくれ。頼んだぞ。」
エスネコ「( ・`д・´)にゃー!」
ねこにゃん「よーし。ぴょこ。全力で行くからにゃ。二次元レンズ起動!アルファ・ベータレンズをマルチバースモードに。目標、41の《コア》。」
ねこにゃんとぴょこにゃんの粒は、それぞれ静かに形を変えていく。
半円形へと膨らみ、お椀のような滑らかな曲面と平面を描く。
マルチバースモードが起動。
平面側の鏡面に浮かんでいた曼荼羅模様のレンズが、ゆっくりと球面側へと移動する。
《キュイン》
――微かな音とともに、構造が反転する。
二つの粒の平面側の鏡面は互いに向かい合い、鏡写しの無限を映し出す。
半円側へと移動した11のレンズが、11次元の全方位を覆い尽くし、二つの存在を中心に、多層多次元宇宙の視界が開かれていった。
ねこにゃん「ガッチリ掴んだぞ。リアルフォーカス!
ぴょこにゃん「よしきた!次元フィルターをイレブンで刻むぞ。41の《コア》に同期。現在過去未來。前世及び輪廻転生の記録をトレースせよ。ほお?…ふーん。これは確かに珍しい…。ねこにゃん。こいつ…《ファイブ》にゃん。続けよう、時間軸補正よし。時間強制停止空間を《遠い手》で固定完了!発射タイミングをねこにゃんに譲渡。」
ねこにゃん「コピー!…ホントだ。41は《ファイブ》だ…。性能的には五次元まで観測できるのか。まあいい。スリングショット準備完了!3…2….1….ゼロ!スリングショットーーー!」
《シュン!》
半円形の二粒は41の《コア》に飛び込んで行った。
ーーーー
かみかみ「アイツら、行ってきますも言わにゃいんだぬー。ボクにはきびちーのにさ。帰ってきたら、びしーっと言ってやるお。」
エスネコ「(´・ω・`; )にゃー」
かみかみ「エスネコ。おまいは入らないのかお?心配なら、その《糸》ボク持とうか?」
エスネコ「( ;∀;)にゃー」
かみかみ「にゃに?自分は見れるけど、自分だからいじれない?」
エスネコ「(´・ω・`; )にゃー」
かみかみ「よくわからないおー。でもこれが41の魂にゃんだね。ねこにゃんたちみたい。虹色に光ってキレイだお。でもさ…短い糸屑が、光ながらハラハラと抜け落ちてるみたい。エスネコ。これ何なんだ?」
エスネコ「( ;∀;)にゃー。にゃー。」
かみかみ「え?『人を幸せにする糸』と41の『命の糸』だって?」
エスネコ「( ;∀;)にゃー。」
かみかみ「待ってるしかないからって泣くなよ。わかったから。とにかく41が大事なんだね。それはボクもいっしょだ。ボクもその《糸》握るお。」
エスネコ「にゃ」
かみかみ「え?…止まった時にボクが?わかったお。未来はもう変わってるんだにゃ?その時は、その言葉をかければいいんだね。えーと、《起きにゃよ》と…何だっけ?」
エスネコ「(*≧ω≦)にゃー!」
かみかみ「…ん?《そして…キドウせよ》?機動戦士ガンダムの事かにゃ?」
エスネコ「( ・`ω・´)にゃ!」
かみかみ「違う?あー。にゃるほど。起きて動けって意味か。《起きにゃよ。そして起動せよ》だね。」
エスネコ「(*≧ω≦)にゃー!」
かみかみ「大丈夫!約束したお。任せとくんだおー!」
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エスネコとかみかみが交わした合言葉
《起きにゃよ。そして起動せよ。》
どの未来の、どの場面で必要なのか。
かみかみは託された。
未来は動き出している。
エスネコは自分と41の謎解きと未来を、ねこにゃんとぴょこにゃんに託し、謎の合言葉をかみかみに預けた。
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ーー《ここは41の魂の中》
まるでシャボン玉の中だ。
無数の泡の光が泡のように重なりあい、すり抜けていく。
ひとつひとつの光は魂の記憶。
ここに、二次元レンズ形態になった、ねこぴょこたちがソウルダイブしている。
ふたりは早速、探索と観測を始めていた。
ーー
ねこにゃん「これじゃ見にくいにゃ。二次元レンズのフィルターを変えるにゃん。」
ぴょこにゃん「エスネコがページって言ってたからな。本みたいにするにゃん。」
ねこにゃん「動画でお願いしますにゃ。最近、老眼で字を読むのが億劫で。」
ぴょこにゃん「じゃあ、これ」
《ほい》
ねこにゃん「これにゃに?メガネ?」
ぴょこにゃん「老眼鏡にゃん。かけれるもんなら二次元レンズにレンズかけてみにゃよ。」
ねこにゃん「(`皿´)ぐー!ふざけただけジャマイカ!」
ぴょこにゃん「…ゴメン。ボクも最近、新聞が読みづらくなってきた。こーやって、ボクたちはいっしょに年を重ねていくんだね。」
ねこにゃん「( ;∀;)あにゃた…。」
ぴょこにゃん「つーわけで、進むにゃん。」
ねこにゃん「おり、一段と冴えてきたにゃ。」
ぴょこにゃん「おりもにゃ!」
ーー
ねこにゃん「地球では、神は自分に似せて人を作ったとか言われてるよにゃ。」
ぴょこにゃん「そこは…その真似事したわけか。41の願いと被せるように。」
ねこにゃん「《粒》の魂の構造は確かに、おりたちと似てる。他人の空似?いや、他粒の粒似か?でも、これは人の魂と変わらない。魂を無理やり捻って作ったにょか。」
ぴょこにゃん「マミの魂を再構築するのも苦労したのに。あんな繊細なエネルギーをどうやって…。」
ーー
ねこにゃん「エスネコのつけた《シルシ》はここにゃ。41の初めてのLSD体験の時だにゃ。ここで、おりたちに触れたのか。…41か。こいつスゴいにゃ。どんな力使ったんだ?まるで二次元レンズにゃん。」
ぴょこにゃん「…あの時の《視線》の主は41だったのか。おりたちの異空間を幻覚で見てた。それを指でつついてエスネコを生んだんだにゃ…。」
ねこにゃん「この時、41が見てたのは幻覚じゃない。ーー《幻覚に見えてたリアル》にゃん。確かにおりたちの世界が見えたなら幻覚って思うだろうにゃ。」
ぴょこにゃん「あの《絶対不干渉》の世界を、たかがLSDやったくらいで…。ますます謎だにゃ。もっと深く潜ろう。エスネコが言ってただろ。《ページをめくって》って。」
ねこにゃん「…ページか。ページをめくるって事は《本》?何の本だ?」
ぴょこにゃん「それは、まだわからにゃい。でも、わかったことは、この場面から41は自分の物語を作ってる。幻覚を使って、おりたちに干渉しエスネコを生み出し、エスネコの衝突で地球をめくって隙間の世界を作った。そこに41の概念が、ねこの姿で暮らし、本人もヨーニャというアバターを作って暮らしてる。これは41の夢の中の世界にゃ、おりたちも物語にのせられてるって事だろ。」
ねこにゃん「ふむ…。どういう構造にゃんだ。メタ過ぎるだろ。その前のストーリーを見よう。たぶん、この物語を書き換えたのも41にゃん。でも、元のストーリー考えたヤツがいる。」
ぴょこにゃん「違うにゃ。探すのはストーリーを読んでるヤツにゃん。それは、こういうストーリーになるよう41を作った《設計者》だ。」
ねこにゃん「オモチャは壊れる。…だから絶望設計か。だんだんわかってきたぞ。41は明晰夢を見るよにゃ。ヒントはそこにある。」
ぴょこにゃん「41は明晰夢の中で《いつか夢をコントロールできたらな》って願ってる。この意味わかるか?」
ねこにゃん「わかるにゃん。夢しか自由がないって事の裏返しだろ。」
ぴょこにゃん「( ・`ω・´)…おり、何かわからんけど、ムカついてきたにゃん。」
ねこにゃん「おまいが先に熱くなるとはな。おりもだよ。なあ、もしも、こんな緻密な絶望設計やれるとしたら?」
ぴょこにゃん「そんな力持ってるとしたら、おりたちくらいのもんにゃ。それとも神様ってヤツか?」
ねこにゃん「神様でも仏様でもいい。地球の全情報にアクセス!キーワードを選択。《運命》《神》《本》で検索せよ!」
ぴょこにゃん「見てろよー。もう未来は41本人が、エスネコ生み出して書き換えたからにゃ。だとしたら物語に、おりたちが登場してからは、そいつらは読めてないはずにゃ。エスネコも厳重にガードしてたからな。41をロストしてるはずにゃ。」
ねこにゃん「こっちから出向いてやるにゃん。41。死ぬなよ。絶対助けるからにゃ…。」
ぴょこにゃん「ふん…。炙り出してやるにゃん。神だろうが何だろうが、11次元の住人なめるなよ。とっておき使ってやるにゃ。ねこ。ここでも能力使えるだろ?おりは、やるぞ。《マッドサイエンティスト》の力において、41の《コア》の設計工程を無限パラレルにて、《リバースプレイバック》せよ!」
ねこにゃん「当たり前にゃん。《魔のつくもの全て》の力において《夢の悪魔》を構築。ーー《夢の悪魔》に命ず。ぴょこにゃんのリバースプレイバックを追いかけろ。41の夢への干渉を拒絶。干渉者を捕獲せよ!」
その宣言と共に二柱は力を解放した。
ーーーー
その時、41の《コア》が一瞬輝いた。
エスネコ「(*≧ω≦)にゃー」
エスネコ《アルファ。ベータ。ありがとう。…お願い。こっちはボクが守るから。絶望設計を止めて…》
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ここは横浜本牧。
Mちゃんの部屋。
時間は朝の8時前。
オレは、Mちゃんちで一晩中、音とバカ話のセッションで笑い明かした。
大人も子供も、みんなで祝福を受けたような幸せな夜。
オレは絶対この日を忘れないし、それは写真を撮るように音で記録した。
オレ《届いたぞ。掴んだ。》
オレ《ケイ…サル…。ジュン。オレ、やったぜ!》
間違いない。確かに手応えを感じた。
Mちゃんとミーサとかみかみのおかげだよ。
願いが叶った。
何を追いかけてたかわかったんだ。
ーー
オレ《そろそろ帰らなきゃ。Mちゃんも一晩寝ずに遊んでくれてありがとう。今日もMちゃんの生きてるオモチャになれたかなw》
ーー
朝の一服をキメて帰りの準備をしていたら、Mちゃんの娘。ミーサも起きてきた。
ミーサ「(*≧ω≦)ミーサ起きたよ。よーいち、おはよう。ママが朝御飯出来たから台所にきてって。わー!かみかみー!ギュー!」
《ドドドドドド》
ミーサがかみかみに走りよる。
かみかみ「(*≧ω≦)にーにゃー」
かみかみはミーサに突撃されて抱きしめられる。
コイツも嬉しそうだな。
オレはミーサに抱きつかれる順位を、かみかみに奪われてしまったようだ。
ミーサ「かみかみのご飯もあるよ。かつぶしのご飯。食べられる?」
かみかみ「(*≧ω≦)ごわん!」
オレ「じゃあ、台所行くね。Mちゃん、ありがとう。いつも朝ごはんまで、食べさせてくれるんだもんね。」
Mちゃん「ん?今さら他人行儀な事言ってるなー。いつも夜食も、おやつも食べてるだろ。来週もジャンプ持って来るんだろ?」
オレ「あれ?今週って合併号じゃなかった?来週お休みじゃない?持ってこれないよー。」
Mちゃん「41だけでもいいよ。その前にだって、いつでも遊びに来ればいいんだよ。何かあったらオレも電話するから。」
オレ「さんきゅー!Mちゃん好きだわー。」
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朝ご飯を食べてお別れの時間だ。
オレ「毎度ですけど、今日もお世話になりました。楽しかったです。いろいろ、ご馳走様でした。」
Mちゃん「そういうとこ、41は礼儀正しいんだよな。いつでもこいよ。」
マリちゃん「お腹すいたらご飯食べに来てね。」
オレ「はーい。ほら、かみかみも挨拶しな。」
オレはバックから、かみかみを抱っこして出した。
かみかみ「(*≧ω≦)にーにゃ。にゃむにゃん。にゃいにゃい!」
かみかみ《ミーサ、Mちゃん。バイバイ!》
Mちゃん「喋ってるしわかる。ねこ語覚えたかもw」
オレ「こいつが、おかしいんですよ。オレたちもだけどね。」
ミーサ「( ;∀;)よーいち。帰っちゃうの。ヤダー!えーんえーん。」
ここ最近、帰るとなると、ミーサに必ず抱きつかれて泣かれる。
可愛すぎてまいっちゃうよねーw
ーー
Mちゃん「別にもう少しいても、いいんだぞ。お前が用事ないならいろよ。お昼食べてから帰れば?何なら夕飯食べてく?」
ミーサ「( ;∀;)よーいちー。かみかみも、もっといようよー。」
オレ《あー。どうしよう。この泣き落としパターンに弱いんだよなー》
オレ「…じゃあ、もう少し、いていいですか?」
ミーサ「(*≧ω≦)ホントー!やったー!」
ミーサの表情が、パーっと明るくなった。
オレ《(*≧ω≦)…この顔見たら帰れないよ…》
Mちゃん「ほら41。だったら早くうちに入れ。玄関にいつまでも怪しいヤツ立たれても迷惑だからw
オレ「その言い方w」
Mちゃん「あははははは。オレもまだ起きてられるよ。オレが眠くなったら帰りなよ。何ならもう一晩泊まってけば?w」
オレ「だからさー。その言い方w Mちゃんもオレにいて欲しいんでしょ。ミーサ。よーいち、もう少しいるから。かみかみと遊んであげて。おうちに入ろう。」
ミーサ「ん?…。」
ーーミーサが突然、キョロキョロとオレの回りを見ていた。
ミーサ「あれ?…」
オレ「ミーサ。どうした?何見てるの?」
ミーサ「よーいちの回り。よーいちからフワフワ出てる…。」
オレ「え?フワフワ?Mちゃん。見える?」
Mちゃん「…何だろ。ちょっと見えるな。朝日に反射してるのかな。オーラ?…でもない。」
オレ「またプレデターとか幽霊の話?朝から怖いんすけどー。」
ミーサ「よーいちー!入ろう!」
オレ「あ、ああ。わかった入ろう。不審者なっちゃうから。」
Mちゃん「そーだそーだ。お前、吸血鬼みたいな生活してるから朝日で崩れちゃうんだよ。灰になる前に家に入れ。」
オレ「だからさー。言い方あるでしょ。ハイハイ。溶ける前に入りますよー。お邪魔しまーす!」
ーー
オレ《フワフワ?何だろう…。この人の「見える」は本当が多いんだよな…。あの『鼓動』と関係あるのか?》
ーー
かみかみ《ねこにゃん。ぴょこにゃん。早くして。41がほどけてっちゃう…。》




