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第63話《マッドピエロ編 最終章 祝福を掴め④切り貼りするモノ》

3か月前。一人の少女が絶望から身を投げた。肩の死神のタトゥーには幾重の怨嗟が刻まれていた。

失われた命と魂を救い出すため、ねこ神たちが始動させる「因果の切り貼り」作戦。

高次元で繰り広げられる過去のデリートと命の再構築——。

一方、現実世界の東京では、残党集まるマッドピエロの拠点に《空飛ぶメロン》と黄色い子猫が突如降臨!

絶望に塗られた過去を「祝福の未来」へ塗り替えろ!

第63話《マッドピエロ編 最終章 祝福を掴め④切り貼りするモノ》


話は三か月ほど前に遡る。


当時、若い女性の飛び降り自殺が、ニュースで報じられた。

遺体からはスピードと呼ばれる薬物が検出され、警察は「過剰摂取による錯乱の末の自殺」として処理した。


しかし家族は納得できなかった。

娘は薬物に手を出すような人間ではない。


真相を求めて警察に訴えたが、腕に残る注射痕を根拠に「常習者だった」と一蹴される。

さらに、娘が風俗店で働いていた事実まで突きつけられ、家族は深い衝撃を受けた。


安置所で対面した娘の遺体は、もはやかつての面影を失っていた。


肩には死神のタトゥー。

その上から幾重にも刻まれた切り傷が走っていた。


それはただの消し跡ではなく、深い憎悪を刻みつけた証のように見えた。


ーー

《ここは41の中の異空間》


ねこにゃんとぴょこにゃんは、エスネコの力も借りて《祝福の未来》を固定していた。


マッドピエロに蹂躙された犠牲者を救うには、過去を書き変える必要がある。


しかしただのパラレルワールドでは意味がない。


失われた命――

人間の魂である《コア》を再構築するため、二次元レンズを使い犠牲者のさらなる過去をトレースしていた。


ねこにゃん「…ここで思い止めなきゃな。」


ぴょこにゃん「ゴメンな。ちょっと怖い思いさせるけど、我慢しにゃよ。絶対助けるから。」


ーーーー

ここはとある、高層マンション屋上。


少女・マミはフェンスを乗り越え、今にも身を投げようとしていた。


肩の傷口から血が滲む。

死神のタトゥーを切り刻んだ痕だ。


決別と決意、憎悪と後悔を刻み込んだその傷に、手当てはなされていなかった。


ーー

どんよりとした目。

痩せ細ったカラダ。

瞳は絶望を映し、希望の光を失っていた。


ーーマミ「…もうイヤ。もう無理。これで終わり…」


マミ「お母さん、お父さんゴメン。マミはダメな子になっちゃった。もう会えない。」


マミは血が滲む肩に目を向けた。


マミ「…この死神のせいだ。この死神を刻んでやった。マミが死んだのは、この死神たちのせいだったって知って…。騙されて、変な薬打たれて、いっぱい暴力受けた…。イヤな仕事させられて…毎日辛かった。…死ぬのは怖い。でも生きてるのはもっと辛い。…ごめんね。さよなら。」


マミは景色に目をやる。


遠くに新宿の高層ビルが見えていた。


初夏の風。青葉の香りがする。


マミ《これが最後に見る景色なんだな…。》


――マミは飛び降りた。


ねこぴょこ《ーー助けるからな》


落下の中でーー


マミ《…スローモーション。地面がゆっくり近づいてくる。気絶できない。…怖い。いやー!」


ーーーー《グシャ》ーーーー


41の中、二次元レンズで、過去をトレースしている二柱。


静かに、そして真剣にその光景を見守っている。


ねこにゃん「…ゴメンな…思考加速。体感時間を伸ばし視点錯視による自己モニタリングとメタ認知を命ず。」


ぴょこにゃん「脳へ介入。激突の痛みを体感。体感率を30%にダウン。アドレナリン分泌とストレスコントロールにてショック死を制御せよ。」


マミ《い、痛いっ!痛いーー!》


マミ《え!?目の前にいるのはアタシ?》


マミ《冷たいコンクリートが当たる…。顔が潰れて、首が曲がって、目が飛び出そう。熱い!…鉄の味、口の中に血が…。痛い!怖い!こんなの見たくない!お母さん!助けて!》


ーー次の瞬間、痛みは消え景色が変わる。


マミ《お母さん、お父さん、友達まで…みんな泣いてる。これ、アタシのお葬式?》


お母さんが泣きながら、マミの肩を優しくさすっている。


「ーーこんなに傷つけて…。痛かったよね。こんな入れ墨、何で入れたの?》


お父さんも震えた手で泣きながらマミの顔をなでている。


「マミ、寝てるんだろ?目を覚ましてくれ…。子供の頃の面影がある。こんな傷だらけになって、マミ、かわいそうに…」


マミ《違うよ!無理矢理入れさせられた入れ墨なんだ!だから切り刻んだんだ!これでマッドピエロを見つけてって!》


ーーさらに景色は移り変わる。


マミ《…おばあちゃん?うちのおばあちゃんじゃない…誰?…孫に囲まれて幸せそう。その後ろにも年を取った夫婦がいる。お母さんとお父さんの笑顔に似てる…。このおばあちゃん…この顔はアタシ?未来のアタシ?懐かしい匂いがする。お母さんのお味噌汁…。あの、ちゃぶ台まだ使ってるんだ…、》


マミーー《…こんな未来になりたかったのに》


マミは震える手を伸ばして、その未来を撫でた。


するとーー

その景色はより明るく鮮明に輝いた。


41の中で見ていた二柱が叫ぶ。


ねこにゃん「光った!今にゃ!リアルフォーカス!」


ぴょこにゃん「掴んだぞ!巻き戻せ!」


ーーーー《リバースプレイバック》ーーーー


ーーそして景色は一転して東京の街並みに変わる。

先ほど覚悟を決めた時の景色だ。


マミ《…え?》


気づけば、マミは首根っこを掴まれて宙に浮いていた。


はるか下にはコンクリート地面が見える。


《ヒュー》


青葉の香りがする初夏の風がマミの顔に当たる。


マミ《生きてる?》


マミ《…あの地面。あそこにぶつかって…アタシは…》


すると、背後から男の声が響いた。


男「こら、ねこ。こんなとこから落ちたら怪我どころじゃすまないぞ。」


マミ《ねこ?…今、見てたのは何?》


マミ《カラダに毛が生えてる。アタシ、ねこになったの?》


マミは子猫の姿で後ろから首をつままれていた。


男「掴みやすいから今だけ、ねこに変えた。さっき見せたのは現実だ。自分が死ぬとこ、ちゃんと見たろ?痛みも実際の30%ほどに抑えたが、体感したはずだ。ホントはもっと痛いんだぞ。」


マミ《…さっきのは本当だったんだ。でも何で…》


男「お前が憎んで切り刻んだ傷も、お前の死では死神に届かなかった。悔しいよな。」


マミ「…そんな…。」


男「だが、もうひとつ見ただろ?何を見た?」


マミ「…アタシがおばあちゃんになって、お母さんやお父さんも、もっと年を取ってた、アタシとひ孫に囲まれて笑ってた…。」


男「それが、お前の祝福の未来だ。どちらを選ぶ?」


マミ「でも、生きてても辛いだけだもん!もう無理なの!」


男「描き変えてやる。安心しろ。下に下ろすぞ。傷も治した。この記憶も消える。」


マミはそっと屋上の地面に下ろされた。


マミは人の姿に戻り、思わず服をずらして肩を見る。


マミ「…傷が…死神も消えてる…。」


男「このまま家に帰るんだ。そしてぐっすり眠れ。お前はどこにも行く必要はない。時間は切り貼りされるが、帳尻は合わせてある。心配するな。祝福の未来は始まっている。もう落ちるなよ、マミねこ!」


ーー見知らぬ男の声。

だが言葉は確信に満ちていた。


マミ「…はい!」


ーーこの男の姿をマミは数か月後、再び目にする。


マミ「あの人、どこかで見た誰かに似ている?」


マミをつまみ上げ未来を約束した男は、ねこぴょこたちが操る41のフェイクボディだった。


ーーーー《ここは41の中の異空間》


ねこにゃん「よし。このパーツはこれでよし。生前のマミの魂である《コア》を希望を持った状態でコピーしたにゃん。この《コア》を再構築して維持しなきゃな。救済と祝福のエネルギーは、ねこ裁判でマッドピエロから削り取るにゃん。」


ぴょこにゃん「代償は払わせる。活きのいい《コア》じゃないと置き換えても崩れるみたいだからにゃ。人の魂は繊細にゃ。この子の祝福の未来に向けて、さらに過去に戻るにゃん。マッドピエロとの接点をデリート。現実までの因果を書き換えるぞ。おーい!他も進んでるかー?」


ねこぴょこクローンたち「順調ですにゃー!」


多重多次元構造の世界。


そこには無数のねこにゃんとぴょこにゃんのクローンが、過去の因果を調整し、切り貼りしていた。


ーーーーーー


そして、今はリアルタイム。


41たちはエミを迎えに車を走らせている。


それと並行して、現実では別のオペレーションが進められていた。


東京の熱帯夜。


満月の夜。


《ねこ隠し》という都市伝説が生まれた日。


そして、もう一つ。東京各地で突拍子もない話も生まれていた。


それはーー《空飛ぶメロンの目撃情報》


ーーーー


ここは東京S21区。


違法賭博で摘発された店『サーカス』


ここは、マッドピエロの溜まり場だ。


警察の捜査も終わり営業停止になった店内に、続々とマッドピエロの幹部や構成員たちが集まって来ていた。


夕方のニュースを見て連絡を取り合った者。

直接様子を見に来た者もいる。


店は規制線が張られているわけでもなく、警察が待ち構えている様子もない。


カギもかかっておらず、いつものように中に入れた。


店内はポーカーゲームが押収された以外、何も変わった様子はない、

残された椅子が置いてあるだけだ。


ーー幹部A「サルのとこに行ったタツさんに連絡つかねえ。さっき下のヤツにサルの家、見に行かせたが電気も消えてるし車もなかったって言ってた。行きそうな女のとこにも、電話してみたけど来てねえってよ。」


幹部B「ニュースの情報だと、パクられたヤツらから薬物反応出てないって話だよな。ここに置いてあったブツはどうなったんだ?押収したとも言ってなかったぞ。」


幹部C「それより大丈夫か、ここ?いきなり警察来たりしねえよな?」


すると、大柄な幹部が口を開いた。


タンクトップ。


マッドピエロの死神と、ヤギのアタマを持つ悪魔のタトゥーを両肩に入れている。


タトゥーは首や背中にも見える。

この中で上位のクラスの幹部のようだ。


幹部D「まさかとは思うけどな、佐藤さんとロクも行方不明だ。タツさんも連絡つかねえ。金とブツを持って三人で飛んだとかねえよな?」


幹部A「おい。滅多なこと言うな。お前が普段からタツを蹴落としてえって言ってるのは、オレの耳にも入ってる。」


幹部D「とにかく、今オレたちはタツたちなしでも出来るってとこ見せなきゃならねえ。実んとこ佐藤さんいねえなら、別のルートからスピード入れられる。女たちのAVの撮影予定も風俗との面談日も決まってる。外すわけに行かねえ。」


幹部B「あっちも警戒してるだろ。延期してもう少し様子見しといた方がいい。」


幹部A「出版社たちの事か?あっちにも、弱みあんだろ。いっしょに女回したり、乱行パーティーやってるじゃねえか。写真やビデオだって残ってる。それに、タツさんは、偉い人と太いコネあるって言ってたぞ。」


幹部C「そのコネ使って逃げてたら?」ーー


話はまとまらない。


摘発の翌日にアタマを失った残党たちは、結局怯えて集まっているに過ぎなかった。


ーーその時


《ガチャガチャ》ーー《ガチャガチャ》


突然、カギのかかってるドアノブを開けようとする音が鳴った。


全員に緊張が走る。


幹部C「…誰だ?」


するとーー


《スー》


ドアの上や下の隙間から数本の細い紐状のモノが入ってきた。

それはドアの壁面を蔓のように這って行く。

明らかに意思を持って動いてる。


《植物?》《触手?》《生き物?》


幹部たちが答えを見出だす前に、その紐状のモノはドアノブに届き、内カギを開けた。


《カチャ》ーー《ギィー…》


ドアの向こうには、薄い緑色のバランスボールが浮いていた。


よく見ると上に見慣れた《へた》がついている。


これは、かみかみが、ねこぴょこたちからもらった万能構造体メロン号。


ポケットサイズから乗員可能な大きさに変化する。

水陸空のみならず宇宙航行も可能。

外皮のしわが触手のように伸び、手足や武器にも変化する。


《メロン?》


全員があっけにとられてる。


すると、さらに予想外の事が起きる。


へたの上部が蓋のように開き、中から愛くるしいねこが顔を出す。


レモンイエローのメインクーンの子猫。

ぬいぐるみのような愛くるしい姿。


景色は場違いで奇妙なファンタジーに変わる。


よく見ると黄色いねこは、小さな虫取網を持っていた。


メロン号《かみかみ様。制圧いたしますか?ーー勝利確率100%》


かみかみ「これで取るから必要ないお。おまいらで最後だお。ほりゃ、ほりゃ!」


黄色いねこが左右に虫取網を振る。


かみかみの中にいるエスネコも力を合わせる。


エスネコはかみかみの視界と同期し、二次元レンズの《遠い手》の力でマッドピエロを固定している。


かみかみ「ほりゃ、ほりゃーっと」


店内にいたマッドピエロたちは、細かい粒子に分解されく掬い取られていく。


場違いのメロンを見た顔のまま、一言も発せず消えていった。


かみかみ「任務完了だお。。エスネコ、メロン号、帰るおー」


エスネコ「(*≧∀≦)にゃ」


メロン号《了解しました。光学迷彩オン。マッドピエロの転送準備完了。帰還いたします》


《スー》


メロン号はそのまま浮遊して姿を消していった。


ーーーー


かみかみ「かみかみより、ねこにゃん、ぴょこにゃんへ。マッドピエロとリストにあった悪者たち全員を捕まえたお。メロン号でまとめてそっちに送るおー。」


エスネコ「(*≧ω≦)にゃ」


ーーーー


《ここは41のアタマの中の異空間》


ねこにゃん「かみかみ、よくやったにゃ。これ終わったら何か、ごほうびあげるからにゃ。」


ぴょこにゃん「じゃあ、これで全て準備完了だにゃ。裁判するにゃん。かみかみは、どうする?こっち戻るか?それとも41帰るまで留守番してるか?」


かみかみ「ボクも41やジュンたちと遊びに行きたいおー。」


ねこにゃん「そうだにゃ。41もそう言ってた。遊ぶならみんなでにゃん。こっちから41に一度家に戻るよう誘導するから待ってにゃ。」


ぴょこにゃん「かみかみ。今晩、41たちはパーティーにゃ。楽しんでおいで。」


かみかみ「じゃあ、小枝から葉っぱいっぱい生やして待っててあげよーっと!」


ねこにゃん「そうだにゃ。じゃあおりたちも、ちょっと協力してやる。ぴょこ。かみかみの作るニルヴァーナを改良してやろう。おりは、かみかみも楽しめるようにマタタビ効果プラスする。」


ぴょこにゃん「じゃあ、おりはニルヴァーナの効きをMAXに上げるにゃん。それも、みんなの嬉しい気持ちに連動させるように仕上げる。それはマタタビも同じにゃん。」


ねこにゃん「じゃあ、エスネコはこっち帰ってこい。」


エスネコ「( ;∀;)にゃー」


エスネコから寂しい気持ちが伝わってきた。


ぴょこにゃん「ん?おまい戻るのイヤなのか?」


エスネコ「( ;∀;)にゃー」


ねこにゃん「ぴょこ。どうする?かみかみの中に置いとくか?」


ぴょこにゃん「んー。まさか感情が芽生えてきたにょか。…かみかみ。おまいエスネコ抑えきれるか?」


ねこにゃん「ぴょこ。何する気にゃのさ?」


ぴょこにゃん「おまいだって、わかってるだろ?せっかくだ。41たちと遊びたくないか?」


ねこにゃん「そりゃ、遊びたいにゃん。アイツら面白いからにゃ。まさか?」


ぴょこにゃん「その、まさかにゃ。ヒューマンボディ作っといて、エスネコに変身してそこに入るにゃん。そしたらみんなで遊べる。まあ、エスネコを内部からコントロールできるか変身してみないとわからにゃい。」


ねこにゃん「んー。でも自我はエスネコになっちゃうぞ。『にゃ』しか言えない人間てヤバくないか?…でも、まあいざとなったら変身解除すればいいかw」


エスネコ「(*≧ω≦)にゃー」


かみかみ「自分でできるって言ってるお。」


ねこにゃん「ん?何がだ?かみかみ言葉わかるにょか?」


かみかみ「何となく伝わるお。変身してくれたら自分でカラダ作れるって。」


ぴょこにゃん「おまい、そこまでわかるのか!」


ねこにゃん「カラダって言っても大怪獣とかじゃないよな?」


エスネコ「( ・`д・´)にゃ」


かみかみ「ボクとマッドピエロ狩りしてるときに、いろいろ見たから作れるって。」


ねこにゃん「かみかみ。何でそこまで言葉わかるんだ?」


かみかみ「んー。わからないけどわかるお。コイツは、ねこにゃんたちより前から知ってるような気がするんだよね。」


ぴょこにゃん「あ!そうか!おまいはエスネコが発する毒をブロックしてた世界樹だもんな。」


ねこにゃん「ニルヴァーナに眠ってたエスネコが毒を吐きながら世界樹とコミュニケーション取ってたって事なのか?」


エスネコ「(*≧∀≦)にゃー」


かみかみ「そうだってさ。ボクも何でかわかんない。ママからもらったのかも。ママたちはエスネコと話してたのかもね。」


ぴょこにゃん「ママ…世界樹がエスネコと拮抗しながら対話してたって事か…。やってみるか。どっちにしてもだ。エスネコ、一度戻るにゃ。祝福に描き変えるために、おまいの力必要にゃん。」


ねこにゃん「そっちの8時間は、こっちの時間で半年にゃ。ねこ裁判やって祝福作ったら作戦は終わりにゃん。おりたちも、いっしょに遊びたいしな。少しは練習できるだろ。」


ぴょこにゃん「ああ。急いで終わらせて、遊ぶ時間作ろう!ついでに、ヨーニャやアムリアも連れて行くか。」


ねこにゃん「そうだにゃ。アイツらの時間止めてた借りもある。じゃあエスネコは一度戻れ。かみかみは41が迎えに行くから家で待ってにゃ。おりたちは後で合流するにゃん」


かみかみ「(*≧ω≦)わかったおー」


エスネコ「(*≧∀≦)にゃっ」


ーーーー


その頃41はサルのナビに従って、エミの家に向かっていた。


戦後のバラック街の面影を残した、狭く細く入り組んだ道を、フルサイズのアメ車『カトラス442』で進む。


オレ「( ;∀;)狭いよー、暗いよー、怖いよー。誰か運転代わってくれー」



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