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第49話《マッドピエロ編 神のレシピ コークスクリュー》

ここは、よろずや内の秘密ラボ。

ヨーニャの本体《41》を救うため、ねこぴょこたちとヨーニャが集結し、新たな《ヤクの武器》の開発へ挑む。

二柱が繰り出す「ふざけ合戦(最適演算)」と、ヨーニャの持つ神の概念が交わるとき、脳を穿つ異端のブレンド《コークスクリュー》が誕生する――!

敵には悪夢の毒を、味方には至高の薬を。

破滅の運命を書き換える神のレシピは届くのか…。

第49話《マッドピエロ編 神のレシピ コークスクリュー》


ここは、よろずや内の秘密ラボ。


表向きは、ねこぴょこたちの商品開発室だ。


万能構造体メロン号もここで作られた。


開発される商品はさまざまだが、ほとんどはワンオフ。


アムリアのグッズ、店内の飲食物などはクローンたちに任せてある。


ここは二人の趣味と能力テストの部屋と言っていい。


常時、ふざけ合戦で手を加えすぎ、店に並べられない商品は厳重に封印され在庫となる。


ーーここに、

ヨーニャの本体《41》にアクセスした、ねこにゃん、ぴょこにゃん、ヨーニャが《ヤクの武器》を開発するため集まっていた。


ねこにゃん「なあ、ヨーニャ。41の夢に出てきたマッドピエロって連中が使ってる麻薬はスピードが主体なんだよにゃ?41たちは、スピードも含めいろんなの楽しんでるみたいだけど、この違いは何なんだ?」


ヨーニャ「好き嫌いもあるんだろうけど、始めた時期とか手に入れやすさとか、あるんじゃねえか?オレは41の《ヤク》の概念がここで実体化してるだけで、アイツがジャンキーになった経緯まではわからねえよ。…いや、さっき覗いた夢の感じだとジャンキーを目指した経緯って言った方が正しいのかな?お前らの方が、レンズってやつで見えてるんじゃないのか?」


ぴょこにゃん「いきさつかー…。あの世界観だとスピードはマッドピエロの支配の道具であり資源。そこに社会も経済ものってる感じにゃん。夢のイメージだと41側は古い王国だったよにゃ。41側のイメージしかわからにゃいけど組織と王国って何にゃん?マッドピエロ側から見た41って何なんだろうにゃ?」


ねこにゃん「おりたちが感じたのは《異質》さにゃん。それなんじゃないか?」


ぴょこにゃん「資源を《クラシック》なドラッグって捉えてたにゃ。そんな古いのやってるから《異質》って事にゃんか?スピードだって前からあっただろうに。」


ねこにゃん「マッドピエロには、そのクラシックドラッグが流通してない。入ったとしても質が悪いとか経済的にあわないとかかにゃ?というより、まだ、41のことをよく知らないんじゃにゃいかにゃ。資源を知られて仲間を人質に取られたような夢だったにゃん。」


ヨーニャ「あの新宿の街並みや、麻薬資源争いの世紀末の夢を作ってるだけでも十分《異質》だろ。見た目は、そこらの気楽そうな若者って感じなのに。とてもジャンキーに見えない。」


ぴょこにゃん「見えないようにもコントロールできるんじゃないのかにゃ。視線感じたときに跳ね返したにゃ。」


ねこにゃん「(*≧ω≦)プレデターみたく光学迷彩で見えなくするとか。存在感薄くできるとか?現実でどう暮らしてるのかは不明にゃん。」


ヨーニャ「お前らにはオレどう見える?」


ねこにゃん「(*≧ω≦)ホームレス。悪人、いや悪猫。」


ぴょこにゃん「(*≧ω≦)末期中毒。寝不足」


ヨーニャ「( ・`ω・´)ホームレスの姿にしたのはお前らだろ。ヨレヨレでもないし、しっかり半年寝てるわ!それこそお前らのボディは作り物だろ。ハリボテねこ野郎ー!」


ーーねこぴょこが、こそこそ二人で話し始めた。


ねこにゃん「(*≧ω≦)ねえ、奥様、ヨーニャさんって短気な方かもしれないわね」


ぴょこにゃん「( *´艸`)アラ奥様ったら。ワイルドな方がお好きって言ってたじゃない。飛び込んでみたら?案外中身は優しいかもしれないわよ」


ヨーニャ「( ・`ω・´)…。」


ねこにゃん「(*≧ω≦)奥様。短気だけじゃないわ。無口よ。ちょっとミステリアスかも」


ぴょこにゃん「( *´艸`)奥様。影がある男性素敵って言ってましたもんね」


ーー《バタン!》

ヨーニャがラボのドアを強く閉めて出ていった。


ねこにゃん「( ;∀;)和ませただけジャマイカー!」


ぴょこにゃん「( ;∀;)ねこにゃんにつられただけジャマイカー!」


二人は慌ててヨーニャを追いかけていった。


ーーーー


ヨーニャ「( ・`ω・´)それで?」


ねこにゃん「( ;∀;)慢性ちゃらんぽらん症候群にゃんです。こじらせてますにゃ」


ぴょこにゃん「( ;∀;)自分、慢性チャンポン症候群にゃんです。具だくさんですにゃ」


ーー《バタン!》

再びヨーニャがラボをあとにした。


ーーーー

ねこにゃん「(´・ω・`; )あちゃー。やっちまいましたにゃ」


ぴょこにゃん「(´・ω・`; )そういう作りって言っても、信用してもらえないよにゃー」


ーーこの二柱は、11次元構造体にして全知全能。


しかし、外から見ればひとつの致命的な欠陥があった。

並列思考で、無限に近い演算を同時進行させる中、最後に閃くのは——必ずと言っていいほど「ふざけること」


その悪ふざけこそが、彼らの世界において最短で最適な答えを導くシステムだった。


ーー《バタン!》

数分後、ヨーニャが戻ってきた。


ヨーニャ「それだ。それを作ろう!」


ねこにゃん「(*≧ω≦)ヤクの役に立つ?」


ぴょこにゃん「(*≧ω≦)役に立つヤク?」


ヨーニャ「この、バカたちの使い方わかってきた。」


ねこにゃん「(´・ω・`; )…バカはよく言われるけど使い方とは?」


ぴょこにゃん「(´・ω・`; )…自分、相方のバカさも使い方さえ知らないっす。」


ヨーニャ「雑談やムダ話。デタラメが混ざるって事だ。《武器》の答え出たぞ」


ねこにゃん「( ̄^ ̄)大したもんにゃろ」


ぴょこにゃん「( ̄^ ̄)気づかれたなら仕方ないにゃ」


ヨーニャ「(*≧ω≦)じゃあ、答えな」


ねこにゃん「(´・ω・`; )ちゃ、ちゃらんぽらんですか?」


ぴょこにゃん「(´・ω・`; )チャ、チャンポンですか?」


ヨーニャ「それだよ。いい加減に最適に混ぜるんだ。」


ねこにゃん「矛盾してるにゃん」


ぴょこにゃん「矛盾作るにょか?」


ヨーニャ「ああ、そうだ。矛盾してるブレンドを作ろう。そうだな、名前は…《コークスクリュー》がいい。螺旋を描くように、アッパーとダウナーが交互に脳を突き上げ、落とす。オレは名前を付けることで効果を上乗せできるからな。」


ねこにゃん「スピードをアイスって呼ぶと氷の性質が加わるって言ってたあれか」


ぴょこにゃん「ジェットコースターみたいな名前にゃん」


ヨーニャ「そうだ。ジェットコースターみたいなヤクのブレンド作ろう。41は、すでに下地が出来てる。大丈夫だ。」


ねこにゃん「何をベースに混ぜるにょさ?」


ぴょこにゃん「もしかして…おりたちみたいの考えたのか?」


ヨーニャ「ああ、そうだ。お前らみたいな核(コア)がない、エネルギーの騙し絵みたいなヤツを作る。全部混ざったブレンドにするんだ。接種するやつが、どれがベースになってるか勝手に考えればいい。そしたら勝手に混乱する。そもそも、脳には脳内麻薬ってるのがあるんだ。薬物ってのは、トリガーであって直接効くわけじゃない。それぞれに合ったドーパピンがA10神経から分泌されてアッパーとかダウナーとかになる。脳がきちんと種類を選別して受け入れられるのは41くらいのもんだ。」


ねこにゃん「(*≧ω≦)なるほど。ちゃらんぽらんとチャンポンの意味わかったにゃん。おまい、やっぱり《ヤク》の神様なんだにゃー」


ぴょこにゃん「(*≧ω≦)ごちゃまぜにしてやらせて、好きに楽しめってことか。面白い!」


ヨーニャ「そうだ。マッドピエロにやらせるときには《コークスクリュー》って名前のスピードだって打たせれば面白いだろうな。それこそ、スピード、コカインのアッパー系にヘロインのダウナー系、さらにLSDのアシッド系だ。ジェットコースターみたいだろうさ」


ねこにゃん「41にはどう効くんにゃ?」


ぴょこにゃん「選別するって言ってたよにゃ?」


ヨーニャ「そうだな。…全部同時に楽しむんじゃないか?アイツは元々、チャンポンしてるだろ。ヘロインでゾンビになったら、コカインで目を覚ます。ぞわぞわしてきたらハッパで和む。たまにLSDで幻覚楽しんだり。気分によっては酒も飲むだろうよ。普段からヤクと酒の《パンチボウル》を楽しんでるヤツだ。…でもコークスクリューにアイツが慣れたら…。」


ねこにゃん「その、…は、何にゃん?」


ぴょこにゃん「さらに進化するにょか?」


ヨーニャ「いや、これ以上の刺激はないってなったらヤクに《飽きる》かもってな。ヤクへの興味は元々、音楽だったろ?ヤクで亡くなったミュージシャンたちは何に触れて、あんなプレイができたのかってさ。その感覚を知ったら、アイツ同じことできそうだ。それがフツーじゃない。お前らこそ何かわかったんじゃないか?」


ねこにゃん「…確信はないけどにゃ。アイツ神様信じてるにゃん。まず、ヨーニャ。お前がアイツのヤクの神様にゃん。それは間違いない。」


ヨーニャ「わかりやすく言えよ」


ぴょこにゃん「…アイツ、生きてるオモチャみたいにゃん。誰かに自由に遊ばされてるような。」


ヨーニャ「…それは誰の?」


ねこにゃん「わからない。おりたちが知らない《神様》のかもにゃ。」


ぴょこにゃん「そこは仮説にゃん。あの夢の中に《夢遊病》って出てきたのわかるか?」


ヨーニャ「…そういえば。アイツ幼い頃のそんな記憶思い出しながら歩いてたよな」


ねこにゃん「夢遊病はアイツが物心つく前の話にゃんよ。明晰夢の精密さ見て、自分で夢をコントロールできるようになりたいってわかったにゃん。でも、それって夢遊病という形で、誰かにコントロールされてた反動じゃないかと思ったにゃん」


ぴょこにゃん「神々か悪魔かわからないけどにゃ。何かと引き換えに、誰かの《オモチャ》もしくは《道具》として生まれてきたのかもなって思ったにゃ。」


ヨーニャ「…そんな事ってあるのか?」


ねこにゃん「わからにゃい。おりたちよりハイクラスの住人がいるかもにゃ…。ヨーニャも含めて心配してるにょさ。」


ぴょこにゃん「それは、後回しでいいにょさ。まずは《コークスクリュー》のレシピを考えよう。それからにゃん」


ヨーニャ「よし!とりかかろう。オレは目薬を出す。お前らも挿すか?」


ねこにゃん「何が見えるようになる?」


ぴょこにゃん「染みるのイヤにゃん」


ヨーニャ「毒と薬の境界線を色で見るのさ」


ーーそこにいる三柱がヨーニャの目薬を挿す。


それぞれの瞳に十字形のスリットが現れた。


ヨーニャ「さっそく、作るぞ」


ねこにゃん「(*≧ω≦)にー」


ぴょこにゃん「(*≧ω≦)にー」


ヨーニャ「( ・`ω・´)真面目にやれよ」


ねこにゃん「( ;∀;)あにゃた、昔はこの笑顔が好きって言ってくれてたのに…。」


ぴょこにゃん「( ;∀;)もう、あにゃたにどんな顔をすればわからにゃいわ」


ーー《スパーン!スパーン!》

ねこぴょこの後ろからアムリアのハリセンが翔んだ。


アムリア「( ・`ω・´)どんな様子か見に来てみれば、アンタたち、またふざけてるの!真面目にやりなさいよ!」


かみかみ「( ・`д・´)真面目ってこうだお。キリッ!」


ねこにゃん「(´・ω・`; )タイミング悪っ…。」


ぴょこにゃん「(´・ω・`; )いや、突っ込み側にはナイスタイミングだったにゃん」


ヨーニャ「お、かみかみは丁度よかったな。お前も必要だから、後で呼ぼうと思ってた」


アムリア「( ・`ω・´)麻薬の精製に、かみかみを立ち会わせる気なの?」


ヨーニャ「アムリアも見たろ。《武器》は麻薬だけど、神のレシピ。使用者によって毒にも薬にもなるってやつを作る。かみかみには一番大事な《救済》って部分を頼むんだ。最期のピース。それでワンパッケージになる。」


アムリア「ねえ、アタシの《恋》はいらないの?」


ヨーニャ「(´・ω・`; )…それは、また別の機会にしてくれ。」


アムリア「( ̄^ ̄)フンッ。わかったわよ」


ねこにゃん「(*≧ω≦)始めるにゃん。あとは任せときにゃよ」


ぴょこにゃん「(*≧ω≦)全力で手伝うにょさ」


ーーヨーニャ「じゃあ開始だ」


ーーーー


ヨーニャ

「ヘロイン、コカイン、スピード、アシッド——四毒を一つに溶かし、螺旋を描け。


賢者には快楽の階を、愚者には混乱の迷宮を。


かみかみの世界樹より切り出した枝を《バッツ》へと変質させ、根へ染み渡らせる。


賢者にはユーフォリアの祝福を、

愚者には九死一生の試練を。

恐怖と畏怖、その二相を顕現せよ。

ここまでを一つの器に封じ

——その名を、《コークスクリュー》と命ず。」


ーーーー


ぴょこにゃん 「《マッドサイエンティスト》の権能にて、最適分量比率を構築。


A10神経より溢れるドーパピン分泌を予測し、混乱の兆しとともに分泌量を跳ね上げる。


恐怖感情を感知せしとき、発狂リミッターを自動発動——破滅と生還の境界線を制御する。」


ーーーー


ねこにゃん「《魔のつくもの全て》の権能にて、対象者の視界を《視たいもの》へと変容せよ。


望みを抱く者には幸福を、恐れを抱く者には絶望を見せる。


月の魔力を付与。新月より熟成させ、満月の夜に最大効果を顕す。


ねこにゃんの名において、

この螺旋を——《コークスクリュー》に命ず。」


ーー三柱の詠唱が終わると、

ラボの中央に置かれた黒曜の器が微かに震えた。


《ボシュルルルル…》


煌めく白光と紅の閃光が螺旋を描き、

黒い影がそれに絡みつく。


回転は加速し、やがて一点へ収束——器の中で静かに眠る漆黒の液体となる。


その表面に浮かぶのは虹色の螺旋を描く光。


それは結晶化し

ーー煌めく純白のパウダーへと変わる。


《コークスクリュー》が、完成した。


ーー


ヨーニャ「あとは、これを41にインスピレーションとして送れば、自然と完成する。」


かみかみ「ボクは?」


ねこにゃん「かみかみは、現実の41のとこに行ってもらうにゃん」


ぴょこにゃん「今から、おまいのアバター作るにゃん。迷い猫として41のとこに行っておくれ。」


ヨーニャ「そう。それで偶然が必然になる。頼むぞ」


かみかみ「現実で、にゃんこになれるの?」


ねこにゃん「ああ。世界樹の小枝を咥えて尋ねてくれればいいにゃん」


かみかみ「小枝を?」


ぴょこにゃん「41には、それがマリファナの《バッツ》に見えるにょさ。」


ヨーニャ「人は願うモノを見たがるからな」


ねこにゃん「作戦開始にゃ!」


ぴょこにゃ「かみかみの現実の有機ねこボディー作るにゃん。」


アムリア「ねえ。ついでにアタシのも作ってよ」


ねこにゃん「それも、いいかもにゃ。後で現実世界でねこ生活できるように、みんなのも作るか!」


ぴょこにゃん「それと…もうひとつやらなきゃならないことがある。みんなはそのまま、店の方に戻っててほしいにゃ。」


ヨーニャ「何か、怪しいけど、まあいいや。オレもヤクが切れた。何かキメて待ってるよ」


アムリア「ほら、かみかみも行くわよ」


かみかみ「わかったおー。ねこにゃん、ぴょこにゃん。カラダできたら教えてねー」


ねこにゃん「(*≧ω≦)すぐ、行くにゃん。待ってなよー」


ーーーー

ねこにゃんと、ぴょこにゃんだけが残る。


ぴょこにゃん「はあ…。じゃあ、やるか」


ぴょこにゃんがため息をつきながら、ねこにゃんを見た。意思はリンクしてるので合図だ。


ねこにゃん「しょうがないよにゃ。41が寝る度に、ここで半年たっちゃう。みんなには悪いけど、しばらく、この《概念の世界》の時間を固定させてもらうにゃん。時間軸も調整しないと…。びょこにゃん。いったん11次元に復帰して、この世界固定。時間止めるぞ。」


びょこにゃん「わかってる。その間は41の動きの監視だにゃ。始めよう。ヨーニャから41へリンク!…完了!開くぞ。3.4.5~…11(イレブン)っ!」


ーー《ピタッ!》

にゃんこ世界の時間が止められた。


ねこぴょこたちは夢の中で結んだ《糸》で41にリンクしてる。


ねこにゃん「はあ、マジ肩こりするにゃんよ。」


ぴょこにゃん「ホントにゃ。何でなんだろにゃ?おりたちも滅ぶのかにゃ?」


ねこにゃん「ない話じゃないね。でも今じゃない。監視ついでに、41の事、調べよう。」


ぴょこにゃん「生きてるオモチャか…。」


ねこぴょこたちは41の現在、過去、前世を観測するために侵入を開始した。


ーーーー


ここは東京、N23区。


新宿ダウンタウン西側の住宅街

――蔦が絡まる一軒家。

41の居城だ。


《ガチャ》


呼び出し音しか聞こえない電話を置いた41が、ジュンに声をかけた。


41「ダメだ。サルのやつ電話に出ねえ。あれから連絡も来ない。ケイもサルに連絡つかねえって言ってたな。」


ジュン「エミちゃん。連れて来たのが最後よね。1週間くらいたつんじゃない?」


41「…何か、イヤな予感するけど、…まあ、いっかー、じゃダメだよな?」


《パチン》

ジュンが41のアタマを軽く叩いた。


ジュン「( ・`ω・´)当たり前でしょ!アンタがエミちゃんの胸、触ったからじゃないの?」


41「(´・ω・`; )ゴメンて。正直に言ったじゃん。実験したんだよー。そしたら、予想通りの展開なったわけで…ゴメンて100回謝ったじゃんかー」


ジュン「( ・`ω・´)もう100回!それとどうするか、考えないと」


41「(*≧ω≦)…。だいたいは、もう考えてあるよ」


ニヤニヤーー


41がこんな笑顔するときをジュンは知ってる。

信頼と不安。


ーー天使の笑顔。悪魔の微笑みの時だ。


ジュン《この人って、何なんだろう?優しいし、思いやりもあるし仲間思い。賢いんだけどバカ。オモチャみたいな人。…でもたまに、人の形をした、何か別の生き物みたいに見える…》


ジュン《ジュピタン。大丈夫だよね?》


ーージュンの心の声に呼応するモノたちがいた。


《大丈夫にゃん。コークスクリューがある》


41たちを守るようにレンズは張り巡らされている。

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