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よろしくお願いします。
ドアを開ける音が聞こえると、
娘は慌ててベッドに潜り込む。
父親は買ってきたハンバーガーとオレンジジュースを持って、
娘の枕元に置く。
どうだった?と娘がきく、
何が?と父親がきく。
お姉さんに会えた?と娘がきくと、
会えたよと父親が答える。
娘はガバっとベッドから上半身を起こすと、
どんな話をしたの?
別に、と父親が答える。
娘はがくりと肩を落とし、
何も話をしなかったの?と呟くように聞く。
父親は暫く思案した後、
そういえば夕食に誘われた、
と父親が答えたのを聞いて、
もちろん承知したんだよね?
と娘に尋ねられて父親は承諾したと答える。
虚無の旅娘は心の中でガッツポーズを取り、
勢いよくハンバーガーを食べ出す。
シナリオ通り。
ありがとうございます。




