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よろしくお願いします。
彼女は後悔している。
会って2回目で夕食に誘うなんて。
然も一度目はアクシデント。
二度目は偶然を装った朝食。
なんて女だ。
と自分を責めている。
然し不思議なことに、
反省しているのに笑顔が絶えない。
狭い部屋の中をスキップして歩いているような気分だ。
早々にシャワーを浴びて、
洗剤の香りの残る下着で身を包み、
そっとベッドに滑り込む。
彼女は薄い夏布団を肩まで上げる。
そして自分の身体を布団で包む。
一人のベッドの温もりを噛み締めるように、
自分自身の暖かさに安心するかのように、
眠りについた。
ありがとうございました。




