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第9話 つまりは実質公式カップルでしてよ〜!

その日は朝早くから侍女の声や執事の声、物音が凄かった


侍女が起こしに来る前に起きたアリアは自分で身支度をして部屋を出て見ることにした。


『何故ならば今日は、、、ルミくんと婚約を結ぶ日だからですわ〜!』


『ここ数日寝れなかったんでしてよ楽しみすぎて!!!!』


と言っても、形式的なものは成人してからなので今日あるのは書面のやり取りとこちらにルミナスが来て夕飯を一緒に取るだけではあるのだが、使用人達はそれはもう張り切っていた。


『、、、みんな朝から大変ですのね〜ふわぁ、』


早くても昼から来る予定なのでアリアはジェイドの元に少し寄ることにした


『邪魔しますわ〜』


「邪魔するんなら帰ってください〜」


『ここが家ですわ』


「あそっかぁ」


本題の無いふわふわとした会話を続けて数分、ジェイドは思い出したかのように口を開いた


「そういや前に本当はヒロインが救うはずの攻略対象〜とかいってたじゃん?覚えるぅ〜?」


『あー、わたくしがルミナス様一筋にしますって言ったやつですの?』


「それさぁ、救う人材が優秀ならルミナス殿下にお教えして助けてあげてくださいよぉ〜!で丸投げでいいんじゃないい〜?」


『どういうことですの?』


ジェイドは紙に書きながら簡単に教えてくれた


「優秀なら〜ルミナス殿下の元に置に居たら相当な手柄になるじゃん?」


「救ってもらった恩をバレないように操りつつみたいなぁ?」


「それに、ルミナス殿下は相当なお人好しだからすぐに助けに向かうんじゃないかなぁ」


『なるほど、、、!頭いいですわねネギ野郎!』


「だからネギじゃないってば〜!」


確かに優秀な人材をルミナスの元に集めればルミナスの仕事削減にも伝わるしなによりルミナスの株を上げられる


『じゃあ、、、今日婚約結んでうちの家族とルミナス様で夕食を一緒にしますの、』


『婚約したら月1でわたくしが城に行かなくてはなりませんから、今日提案してみましょう、』


『城下町デートを!』


(隠れ攻略対象攻略を!)


「ダメな気がしてきたねぇ〜」


昼頃、侍女達におめかしさせられコルセットの締めすぎで死にかけているアリアはルミナスとの婚約という興奮と、コルセットの締め付け。二重の意味で吐きそうだった


外に出てメフィスとエリザと並んでいると直ぐに皇家の馬車がやってきた


「アリア嬢、、、!公爵たちも、わざわざ外まで出迎えをありがとう」


馬車から降りると感謝の言葉を並べつつふわふわと微笑んでいる


「帝国の一番星、ルミナス殿下にご挨拶申し上げます。」


「夫に倣いご挨拶申し上げます。」


メフィスとエリザは跪いて挨拶をした。アリアは見惚れていてできなくて慌てていた


(ルミくんの最かわなご尊顔眺めてたら忘れてましたわ!?)


「そ、そんなにかしこまった挨拶はしないでくれ!父上達もいないんだからラフに行こうじゃないか」


困ったように後頭部を掻きながら言うとメフィスとエリザは直ぐに姿勢を戻した


「どんな時も礼儀は大切ですぞ!お優しいのはいいことですが、、、まあいい、婚約ということはほぼうちの息子ということでもあるんだから仲良りましょうか」


「ルミナス殿下、アリアったら朝から早起きしててね〜、」


『お、お母様!?違いますわそういう意味では!』


ニコニコと笑い始めた3人をぽかんとした様子で見つめて小さく声に出して笑った


「あははっ、そんなにかい?アリア嬢」


『ち、違くないけど違いましてよ〜!』


両親とルミナスが書類を書いている間、アリアは暇だった。なぜ書類を書くのがアリアじゃないのか?それは


「アリアは絶対に


『そんなことどうでもいいからここにサインを!早く婚約致しましょう!』


みたいなことを言うのでルミナス殿下の為にも、我々が書類を書こう」


「流石に殿下が可哀想過ぎるわ」


両親がうんうん、と頷きながらアリアのこれまでの行動を振り返っている


『否定できねぇですわ〜!!!』


図星だった。


「否定してくれないかな、、、」


「わかりました。じゃあ僕は公爵達と書類を書いてくるから、、、アリア嬢、また後ね!」


『寿命の限り待ちますわ、、、!』


ということである。


『ということでネギ野郎』


「どういう事なのかなぁ〜」


『ルミナス様超素敵じゃないですか?』


「そうだねぇ、気品溢れ、」


『わたくし同担拒否でしてよ』


「面倒くさこいつ、、、」


『まあ冗談にしても、きっと書類書いたらお母様たちはその提出で一度外に行かれると思いますの、』


『その間にデートの申し込みを』


「隠れ攻略対象〜とか言ってるけど実際デートしたいだけじゃ?」


『当たり前でしてよ!』


そんな話をしているとドアが開いた


「アリア、書類は書き終わったから提出してくるよ」


「アリア嬢、待たせね」


両親の影からふわりと花が綻ぶように笑うルミナスが出てきた


(寿命伸びたし縮む、、、!)


「アリア嬢、もしよろしければ公爵邸を案内してくれないかな」


『喜んで!でしてよ!!』

すみません!!!!予約投稿の日間違えてた挙句全く気付いてなかったです。


9話も閲覧頂き誠にありがとうございます。

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