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第3話 聖女?なってみせますわ、推しの為ならば!

夕暮れ時、アリアの白を基調とした大きな部屋にオレンジ色の光が差し込み、屋敷は使用人の話し声や笑い声で溢れていた。そしてアリアは日々ルミナスに似合う人間になるために外見や教養、色々な分野で努力している。しかし、そんなアリアも一つだけ不安なところがあった。


『よく言われる原作の修正力というものが本当に強ければ、、、どうしたものかしら、』


『それにヒロインは聖女、、、』


『聖女と皇子ならそちらの方が民衆が頷く可能性、、、は!!!』


いいものを思いついたかのように立ち上がった。


『わたくしが聖女になればいい話ですわ〜〜〜!!!!』


基本的な異世界転生だと聖女はスキルだったり、魔法が〜、聖力が〜、とあるかもしれない。しかしこのゲームはそういった生まれ持った特性よりも、人の為に行動する、その行動力から力が芽生えると言われている。


『そうと決まれば慈善活動ですわ〜!!』


『でも、、、どうすれば?』


____________


『ということでお父様、慈善活動がしたいですわ』


「何がということなのかな」


資料から顔を覗かせ、戸惑ったように聞く父親と反対的に手を合わせ微笑む母親


「慈善活動をしたいなんて素晴らしい心持ちじゃない!応援するわ〜!」


『ありがとうございますわお母様!』


「まあ、、、何がしたいかにもよるが、できる限りは協力しよう」


『ありがとうございますわ〜!!!』


なんやかんやありつつ両親の協力を得たアリア。だけどボランティアなんて前世でもしたことが無い、いいアイディアを考える為に庭園を歩くことにした。


『そういえば、原作でそんなに出てなかったから気にしてなかったけど、一応魔法とかあるのよね』


(まあ魔法は聖女と違って生まれ持った才か魔道具か、、、)


(でも原作に必要になるのはシークレットルートとハーレムルートだけ、)


(でもまあ魔法系統は考えてもどうにもならないわね、魔法は魔塔の専門特許、わたくしもルミくんも使えない上、魔導具もそういうご都合主義以外に使う道はなかったもの、)


『じゃあ魔法を慈善活動に使うことは無理か、、、』


孤児院、募金、ごみ拾い、ご飯の配給


『孤児院や難民へのご飯の配給は国がやって完結していますし、、、』


『募金はわたくしのお金ではない!』


『ごみ拾いは街にゴミ無い!!』


『どーしたらいいのよ!!!』


『も〜!慈善活動ってなんですの〜!!!』


足元の石を蹴ると蹴った石がバラの方に転がってしまい、バラが植えてある方に目を向けた。

すると、夕暮れの光が庭園のバラを照らして、一つ一つが光のように輝いていた。


『、、、きれい、』


「本当だね、」


『ぎゃー!?!?!、!?』


「驚きすぎだよ、アリア嬢」


『な、ななな、なんでいますの〜!?!?』


声のした方を向くと夕日に照らされ、キラキラと金髪が輝いて物理的にも眩しい天使のような微笑みを浮かべている神、もといルミナスが居た。



……神というのはアリア基準である。

3話も閲覧頂き誠にありがとうございます。

題名つけてみました、

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