コツコツと頑張ります。
男爵は私の友達兼文通仲間になりました。男爵は子供ぽいのか大人ぽいのかよく分からない性格でしたね……
男爵との話で明らかになった次期公爵家当主ですが余り考えないようにしてます。まだ100年位、時間はありますし焦っても良い事はないのでバカはバカなりに1つ1つコツコツと勉強を頑張りますよ。
なので今、私は魔術の勉強の為にアリアさんとアルビン先生、護衛の為アーサーさんと一緒に裏庭に来ています。
裏庭はテニスコート6面ぶんの広さで緑色の芝が絨毯のように植えてあって気持ち良さそうです。私の部屋から裏庭まで30分位かかるのが難点ですが…
さぁアルビン先生魔術を教えて下さい。
「リリアンヌ様、今から魔術の勉強をしますが前回の授業内容は覚えておりますか?」
「魔力を外に出すまでは覚えています。」
「さすがですねリリアンヌ様、その魔力を外に出し自分が、どの属性と相性が良いのかが分かります。
まず属性ですが、この世界には7つの属性があります、四台元素である風、水、火、土その他光、闇の属性を入れて7属性です。その7属性には相性があり風属性は火属性と相性がよく土属性とは相性がよくありません。
水属性は土属性と相性がよく火属性には相性がよくありません、闇と光には相性は関係ありません。リリアンヌ様の場合は部屋が吹き飛びましたので、風属性になります。」
風ですか…物を浮かすとか?
「先生、風属性の魔術はどんなのがありますか?」
「そうですね、魔術には初級、中級、上級の3つの難度で別れていますが人によって魔術の形が変わりますし、それぞれオリジナルの魔術を開発してますので分かりませんが、基本風属性の初級が風刃など、中級が竜巻など、上級が2属性を合わせた魔術でしょうか。」
おぉやっぱり風の刃とか竜巻でしたか…2属性ってなんだろう?台風とか砂嵐とか?飛行は無いのですか?まぁ今は初級の風刃のコントロールの練習が先ですね。
「じゃ始めは風刃の練習ですか?」
「はい風刃の練習ですが、まずは基本を見せますのでその通りにしてみて下さい。」
先生は芝をむしり空中に投げると、つむじ風が起こり芝が跡形もなく消えてしまった。
「分かりやすく芝を使いましたか見えてましたか?」
「はい、よく見えてました。」
折角育てた芝がかわいそうだなと思いましたが分かりやすくする為ですか。
「始めは声に出した方がやり易いかもしれませんね、ではリリアンヌ様やってみて下さい。」
風の刃と、風の刃?風の刃ってカマイタチみたいなカマ?それともつむじ風みたいなの?先生はつむじ風を出していたし、つむじ風で良いのか。つむじ風…つむじ風…
「つむじ風」
思わず声が出ちゃいましたね、恥ずかしい……
「リリアンヌ様、風刃は竜巻ではありませんよ、練る魔力が多過ぎましたね。」
「えっ!竜巻?」
つむじ風じゃなく竜巻?どこに?
「集中力が足らず直ぐ消えましたよ。結界を張ってありますから被害は少ないですがリリアンヌ様は魔力が強いので少しの量で良いですよ。」
魔力少しって難しいのですが……次はゴルフボール位の量で挑戦してみよう。つむじ風…
風がグルグル回ってますが風がそよ風のように弱い。
「リリアンヌ様、今度は少な過ぎです。」
難しい。じゃあ野球ボール位でどうだろう?
おぉつむじ風出来ていますよ、結構風も強いから成功ですよね?
「リリアンヌ様、出来ていますよ。そのまま大きさなどを変えるイメージをして魔力の量を変えてみて下さい。」
そんなの見本でやってなかったのに!
想像で大きくして魔力の量を大きくする……あっ、つむじ風が1回り大きくなりましたよ。大きさを変えるって魔力の量を変えるんじゃなく想像しなから魔力の量をかえるのか。
「出来ていますよ、リリアンヌ様そのまま大きさなどを変えてコントロールの練習をやりましょう。」
つむじ風を大小と大きさを変えてますが、なんか簡単ですね…日頃の妄想のおかげですね!こんな所で妄想が役に立つとは。
私は30分位つむじ風こと風刃のコントロールの練習をやってますがやや疲れました。
「ではこのヘンで良いでしょう。リリアンヌ様もう消して良いですよ。」
「はい。」
「ここまでは完璧なので次の授業は中級の竜巻のコントロールを練習をしましょう。」
「はい、先生ありがとうございました。」
「いえ、リリアンヌ様は優秀なので教えるのが楽しいですよ。では部屋にもどりましょうか。」
私は仲良く先生達と一緒に部屋に帰りました。次の授業のために……




