現実?を知りました。
「良い天気ね、リリアちゃんこんな日はお茶が美味しいわよ。」
「そうですね…美味しそうですね…」
「どうしたの?リリアちゃん浮かない顔をして。」
昼前からお茶とお菓子ですか…優雅ですね…太るな確実に。それよりもライ先生とティーカップに凄い違和感があるのは私だけでしょうか…逞しい身体に小さなティーカップがーー
でも先生は乙女の心を持ってる…けど合わない…凄く良い美男子なのに何故おネェなの?……一体先生の過去に何があってあの様な性格に!聞きたい物凄く聞きたいけど聞けない、チキンな私が恨めしいがここは誤魔化そう。
「いえ…魔術の練習の方で少し…」
「あん、そんな事で悩んでるの?私ったらこんな時間にお菓子を食べちゃたら太る心配でもしてるのかしらと思ったわ。リリアちゃんは少しふっくらした方が可愛いわよ。」
先生凄いですね。半分正解です!さすが先生です。
「太るのは遠慮します…それより酷いですよ先生、人が真剣に悩んでるのにそんな事って。」
「だってそんな事ですもの、ねぇアリア。」
「そうですね…幼子供にはよく有りますが、吹き飛ばす程では有りませんが。」
「アリア、一言多いわよリリアちゃん大丈夫よ貴方が少しだけ魔力が高いだけよ、気にしてはダメよ。」
「先生、私みたいに魔力が強くて悩んでるの方は他に居ますか?」
魔力が強い人にアドバイスを貰えば魔術を扱えるかも知れないし、折角魔術があるのなら使いたい…でも先生は困った顔をしている何故?警備の問題で呼べないとか?この世界魔力が強い=貴族みたいな感じだし…
「それは……その……。」
「…いいわ、少しだけ教えてあげるわ、リリアちゃんよく聞いてね、魔力の強さは色で分けられているの
下からリラ、ゲルプ、ヴァイス、オランジュ、グリューン、ヘルブラウ、シュヴァルツの7段階で強さの質が違ってくるわ、殆どの場合はヴァイス以下なの。
でも、1000年に1度のヴァイス以上が生まれて来るんだけど…」
先生どうしたんですか?凄くプルプル震えてますが?トイレ我慢してるんですか?なんで震えているの先生!
「あーもう我慢できねぇよ、俺には誤魔化すなんて出来ねぇ。いいかリリアよく聞けよ、お前はシュヴァルツだ、だかシュヴァルツは1度も生まれて来なかった、だから他の奴には聞けねぇーすまん。」
「素が出ておりますよ、ライナー様。」
え?なにどうしたの先生なんで雰囲気も変わって口調も違いましたが!素ってなに!コレが元々の先生なの?
「あら、まぁーいけないわ私たら、まだまだ未熟物ねリリアちゃんごめんなさいね、私元々口が悪くって、…きゃ恥ずかし~。」
びっくりしたーなんか凄く怖いしなんか凄く疲れたし…先生は何か1人で乙女の恥じらいみたいに体をクネクネしてるしー怖いな立派な成人男性がクネクネしてるのって…夢で見そうー
でも先生って一体どんな幼少期を過ごして今の性格になったの?もう少し親しくなって馴れて来たら聞けるかな?頑張って聞き出そう。
あれ?何か大事な部分を忘れている様な?
シュヴァルツだけ?一番強いの?大体強さの質って何だ?ダイヤの透明度が違うとかそんな感じかな?透明度が高いと同じおおきさでも高く売れるもんねダイヤ。
そんな事よりも本当に居ないのか聞いてみるか…
「先生すみませんが、シュヴァルツって他にはいないのですか?」
「シュヴァルツはね、まだ誰も居ないのよね~グリューンは居たんだけど…その上はまだ報告されて無いのよ、報告されて無いだけで居るかもしれないけど…
生まれてすぐ魔力の質を調べて協会に報告するんだけど…リリアちゃんがシュヴァルツだと分かると協会の方で教育したいと煩かったわー
なんせ初めてだからね~リリアちゃんが幼い内は普通の子供として過ごさせてあげたい気持ちは分かるわ、でもリリアちゃんが悩んでるのをみると、ねぇダメね私……まだ秘密だったのに…ごめんなさいリリアちゃん。」
ただ単に魔力が強いだけですよね?研究の為に身体を弄られるなんて無いよね?観察動物なのも嫌なんですが…
私、本当に魔術使えるのかな…魔力があるのにコントロール出来ないなんて……災厄だ
色はドイツ語から貰いました…
家名もドイツ語からです。
リラ 紫
ゲルプ 黄色
ヴァイス 白
オランジュ オレンジ
グリューン 緑
ヘルブラウ 水
シュヴァルツ 黒




