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真実の告白
放課後になるとヨシオは思い切って真実に電話をかけた。
「あのさ……実は」
前置きもなく切り出すと彼女は黙って聞いてくれた。
「今日採用されたんだ」
「おめでとうございます!」
弾むような声が返ってくる。「具体的にどんなお仕事なんですか?」
「学校の事務作業とか……」
言葉を濁すも真実は察したように続けた。
「素敵なことだと思います! ずっと憧れていましたよね?」
「でもな……」
喉まで出かかった言葉を飲み込む。「色々問題もあるんだ」
「大丈夫ですよ」
彼女の声は穏やかだった。「ヨシオさんなら乗り越えられます」
励まされるほど逆に辛くなっていく感覚。今こそ打ち明けるべきか迷う刹那職員室から呼び出しの内線が入った。
「すまんまた後で……」
電話を切りながら決意を新たにする。今日中に真相を話そう—
「大丈夫ですか?」
真実も不安そうだった。
「ああ……ただ周りの目が気になるかもな」
二人はそそくさと移動し学校近くの喫茶店に入った。




