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夜の介抱②
彼女の言葉にヨシオは目を閉じた。
確かに突然の出来事で互いにパニックになってしまった。
だが下着を不躾に眺めていた自分に非があることも確かだ。
「今日はもう寝ちゃいましょう」
彼女は立ち上がって押し入れから毛布を取り出す。
「私はソファで寝るので……」
「そんなわけにはいかないよ」
ヨシオは弱々しく抗議した。
「君のベッドで寝かせてもらってるんだぞ」
「いいんです」
真実は決然とした口調で答えた。
「ヨシオさんが倒れたのは私のせいだし……それに」
彼女は少し躊躇った後、付け加えた。
「今夜くらいは一緒にいさせてほしいの」
最後の一言に含まれた意味深さをヨシオは感じ取った。
これまでの親切さと同じく、単なる同情以上のものがあるように思えた。
「わかった……」
彼は従うしかなかった。
頭の痛みに抗うだけの体力も残っていない。
「おやすみなさい」
真実の柔らかな声を聞きながら、ヨシオは再び意識を手放した。
眠りにつく直前、額に触れられる温かな感触があった。




