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ド底辺ホームレス中年男の俺がJK姪っ子に告られる!?  作者: やまけ〜


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心の距離


深夜......


リビングで毛布に包まりながらヨシオは目を閉じていた。


柚希と凛太郎はそれぞれの部屋に引き上げた

が


心地よい疲れが全身を覆っていた時、


「コン、コンッ」っと唐突にノックの音がした。


「叔父さん起きている?」


柚希の声がした。ヨシオは身を起こした。


「何だ?」


ドアがゆっくりと開き、


パジャマ姿の柚希が立っていた。手には枕を持っている。


「一緒に寝ない?」


彼女は囁くように言った。


「私の部屋で」


ヨシオは完全に混乱した。


「何を言ってるんだ?」


「ベッド大きいから二人で寝ても大丈夫よ」


柚希は平然とした顔で言った。


「それに……話しもしたいし」


「でも……」


「パパとママは出張中でいないわ」


柚希の目が真剣になった。


「今夜だけは誰も見ていない」


ヨシオは逡巡した。


十六歳の姪と一緒のベッドに横たわるなど、常識的に考えればあり得ない。


しかし今日一日の出来事で、


彼女らの間に何か変化が起きていることも感じていた。


「分かった」


ヨシオは立ち上がった。


「でも変なことしようなんて思ってないぞ」


「当然でしょ」


柚希は微かに笑った。


「ただの愚痴聞き相手よ」


彼女の部屋は意外なほどシンプルだった。


ピンクの壁紙と白い家具。


机の上には英語とフランス語の参考書が積まれている。


ベッドの脇の棚には幼い頃の家族写真が飾られていた。


柚希はサイドテーブルのライトを点け、ベッドの片側に潜り込んだ。


「こっち来て」


ヨシオは躊躇いながらもベッドの端に腰掛けた。


想像以上に広いダブルベッド。


それでも十六歳の女の子のベッドに横たわるのは気が引けた。


「電気暗くする?」


柚希が訊いた。


「そうだな、少し……眩しいかな......」


「じゃあ、暗くするね」


彼女は枕を調整しながら言った。


「私眠れなくなると夜通し勉強しちゃうんだよね」


二人は暫く沈黙した。


柚希からは香水のような甘い香りが漂ってくる。


ヨシオは落ち着かない気分で視線を彷徨わせた。


「ねぇ」


柚希が突然切り出した。


「昔のこと覚えてる?私が小学校四年生の時」


「ああ……」


ヨシオは記憶を探った。


「君が転校初日に泣いて帰ってきた日だな」


ここまでお読みいただきありがとうございました。


更新の活力になりますので、 面白い・続きが気になると思っていただけましたら★★★★★から評価やブックマーク等していただけますと大変助かります。よろしくお願い致します!

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