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三重奏の入浴⑤
ルシアと花音が驚きの声をあげる寸前─浴場の蒸気が一瞬収縮したようだった。
「えっ?」
「そんな急に言われても…本当に良いのかい?」
ヨシオの問い掛けにリィファは拳を握りしめた。その手首には昨夜怪我でもしたのか薄紫の痣が浮いている。
「どんな辱めも受けます」
彼女の真剣な眼差しにヨシオは言葉を失った。
同時にルシアが含み笑いを漏らす。
「面白いじゃない」
姉の賛成を得て花音もやや困惑気味ながら微笑んだ。
「三人掛かりなら隅々まで綺麗にできますわ」
こうして思わぬ展開が幕を開けた─




