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入浴の誘い
緊張しつつも徐々に雰囲気にも慣れ高級ティーセットを味わっていると、
リィファが「なにか匂わない、ルシアお姉様?」と言いルシアも同意する。
「確かになにか生臭いような、酸っぱい発酵したような匂い……」
「失礼ですがヨシオさんあなた、最後風呂に入ったのはいつですの?」
皆の視線が振り注ぐ。
いつだったかな、と思案を巡らす。
「三日前⋯⋯かな」
ここぞとばかりにリィファが叱責する。
「やっぱり……こんなお風呂にもまともに入らない下衆な者をこの由緒正しきローゼンタールのお屋敷に入れるとは、花音さんどうゆう事?」
「そ、それは⋯⋯」といいごもる花音。
ここでルシアが提案する。
「まぁであれば、まずお風呂に入ってもらう必要がありますね。ここは、私が面倒をみます。」
というとメイドに手際よく命令し風呂の用意をさせる。
「私がヨシオさんのお背中をお流ししますわ」とルシアが言い放つ。




