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魔王様のリコル  作者: aaa_rabit
人界篇
66/66

後書き

●後書きという名の謝辞

まずはここまで読んでくださった全ての皆様に感謝を。

ありがとうございます。


2010年から始まった第一話から今日まで、約6年・・・長かったような気もしますし、短かったような気もします。

改めて読み返すと、一人称がかなりぶれぶれで下手くそ具合が全面に披露されてますね。

視点を固定するのは中々難しく、自分の中では新しい試みでした。

もっと良い言い回しがあるのではないかと今にして思ったりもしますが、下手に触ると構成が変わってしまうかもしれないので、それも含めて時間があれば少しずつ手直ししていきたいです。


この場で書いても良いのか判断に迷うところですが、この作品は中々問題児でした。

絶対に完結させる!と言いながら、とある事件があって落ち込んだりもして。

そんなとき、励みになったのは皆様の温かい声のお陰でした。

SSにしてもそうですが、この作品は拙宅だけでなく沢山の方々によって作られた作品だと思います。

ここまで一緒に作り上げてくださった皆様には感謝の念に堪えません。

あと少しだけお付き合いいただきたいと思いますが、最後までよろしくお願い致します。


2016/5/1 aaa_rabit


●登場人物紹介

逢坂亜里砂

主人公。黒目黒髪の日本人。

魔王の花嫁として召喚された筈が、何故かペット扱いされることになった。とはいいつつも、実際は花嫁扱いと変わらなかったわけだけれども。

性格は流され体質。自分の意見を隠すことはないが、その意見に我を張るほど強情でもない。割と面倒くさがりである。

余談だが、この全三部作を書くにあたって真っ先に連想されたのが某NHK番組で放送されていたアリスS〇Sだったり。


ルーデリクス

第六代魔王陛下。黒目黒髪の魔王族。

当代魔王で過去の魔王の中でも随一の力を誇る。王族には魔界を統べるという本能が備わっているのか、統治は真面目に行っている。とはいえ、実際に魔王がしている仕事は魔属全体に関することに限られており、種族ごとの細かい取り決めについては各族長に一任している。

無口で無表情がデフォルト。

魔術に関してはこの人、と一家言を持つくらい優れている。

意思の疎通は大抵魔術で(天術)行われるので滅多にしゃべらない。この魔術がかなり繊細な術らしく、脳筋魔属で会得しているのはほんの僅か。


ジェイル

獣族族長。緑髪に焦げ茶色の瞳。

ルーデリクスの側近で一番苦労しているのはたぶんこの人。戦闘能力もそうだがその忠誠心の強さを買われている。因みに魔力はそこまで大きくない。奥さんが14人(匹?)いる。大家族の大黒柱。


シェナ

淫族族長の息子。次期族長。

魔界には珍しい自称学者で、アリサの教師役を務める。アリサを狙っている節があるが、魔王のモノに手を出すほど命知らずではない。


サハン

竜族族長の息子。金髪金目。

アリサのもう一人の教師役で魔術を教えていた。一児の父になり、現在はそちらにかかりきりである。


ザイステール

竜族族長の末息子。サハンの弟。金髪金目。

サハンと違ってとても真面目。アリサよりも年齢は上だが、竜族の中ではお子様である。子供なら問題ないというルーデリクスの考えによってアリサの護衛役に就いた。


マリア

アリサと同じ魔王の花嫁として召喚された。金髪碧眼のアリサ曰くギャルっぽい人。

ルーデリクスがアリサを選んだことで淫族へと下げ渡されるも、自分よりも劣るアリサの下に就くことが嫌でちょっかいをかけ、返り討ちにされた。最後は四肢切断の上、子を産むだけの存在として扱われる。死ねたかどうかは淫族のみ知る。


イーシャ

アリサと同じ魔王の花嫁として召喚された。栗毛色の髪。

ルーデリクスがアリサを選んだことで伏魔殿へ預けられた。そこでブルーフの世話をするうちに恋心が芽生え結婚。最終的には8人の子供を産んだ。アリサとは仲良しで、生涯友人であり続けた。


ロエジン

竜族族長。


バース

淫族族長。


エリエファ(闇族族長の娘)、ロアナ(石族族長の娘)

マリアと同じく、ルーデリクスの寵を狙う、お馬鹿な娘っこたち。事件の後、族長らにきつくお灸を据えられた。


カロンズース

淫族の青年。

マリアに良いように使われた挙げ句、最後は怒れるルーデリクスによって跡形なく消された。


★天界篇

ロシェ

天馬族の少年で金髪に褐色肌。

アリサに残念美少年と言わしめた、外見とは裏腹の口の悪さ。三番目の姉がジェイルに嫁いでいる関係で、お互い顔見知り。アリサに燃やされかけた経歴を持つ。


ジルシール

天王代理。金の巻き髪に琥珀色の瞳を持つ男装麗人。

ルーデリクスにとっては甥叔母の関係になる。基本的にマイペースで他人の話はほぼ聞いていない。花嫁(婿)としてやってきたアオイを愛でるのがマイブーム。


アオイ

千堂葵。日本人。

ジルシールの花嫁(婿)として召喚された女顔の少年。作中で一番の常識人。日々ジルシールに振り回されているが、まんざらでもない様子。


ナツメ

千堂棗。日本人。

葵に巻き込まれて天界へと召喚されるも、そこでロヴィに見初められ彼の番となる。その後はロヴィの主であるジグリースの元で暮らしていたが、アリサを切欠にして魔界へ居を移す。アリサのお世話係として夫婦で魔王城に仕えている。葵の双子の姉。


ロヴィ

天馬族。

ロシェの双子の兄。天王ジグリースに仕えていたが尋問の際に蹄を失い、天界を追放された。現在は魔王城に身を寄せている。


ジグリース

天王。

ジルシールの双子の兄。高い感応能力によって様々な思考を読み取ってしまう為に、その思念が耐えきれず、天界の中に更に別の世界を作って引き籠もっている。なので天界は普段ジルシールが治めている。


★人界篇

ディスワード・リッテ・アーク

名門アーク家の末息子。

坊ちゃん気質だが根は真面目。アリサのことを本人なりに大切に思っている模様。王子とは幼馴染みの関係で、彼の暴走を止められなかったことを悔いている。


王子

某王国の某王子様。

魔属を母親に持ち、それ故に虐げられて生きてきた。成長するに従い、見返したいという欲求が強くなり大暴走。


エディラート・リッテ・アーク

王子の従者。

ディスワードの兄で優秀な御仁。王子を哀れに思いながら、両親や兄弟を見捨ててまで王子の側に居続けた。

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