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第一作業室④

仕方なく僕は言われた通りに社食に行く。社食にはアヤさんがいる。アヤさんは僕の学生時代の友人の姉で

今は社食でバイトしている。このアヤさんも朝霧さんに負けず劣らずの美人で、彼女がここで働き始めてから社食の売り上げが倍になったというウワサもあるほどだ。僕は暗い顔つきで社食の扉を開ける。

「レイト君!ひさしぶりね」

相変わらず明るい声で出迎えてくれる。

奥では第三時代の同僚たちが朝食をとっていて、

なんだか懐かしく感じる。

「朝から社食に来るなんて珍し」

「実は上からの命令で、

 ミネラルウォーター200本もらえます?」

「いいけど、もしかして第一に異動??」

「そうです」

「あそこ怖いからねー

 気をつけて」

「わかりました、これから会議らしくて」

「ミネラルウォーター200本ね

2、3回に分けて運んで、重いから」

「了解です」

とりあえず僕は台車に5箱積んで社食を出る。

エレベーターに乗り5階で降りる。角を曲がったところで誰かとぶつかった。

「いってーな!前見て歩け!前!」

と勝手に怒鳴り散らかして去っていく。

いったい今のは誰だったんだ?しかも、僕はあいつに

足を引っ掛けられて転んでしまった。ついでに、台車まで蹴飛ばされて、ダンボールが何箱か床に転がっている。急いで回収しなければ。会議はもうとっくに始まってるだろう。立ち上がろうとしたその時、上の方から声がした。


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