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夫の顔ってどんな顔
「でも、ほんとかっこいいものね」
エレナは紅茶を飲みながら言う
「え?」
「あぁ、見たことないか」
エレナはクスッと笑う。
「彼のお屋敷には、肖像画一つなかったわ」
私はお屋敷をうろうろしながら探していたが、1枚も見たことがない。
「オレンジ色の明るめの髪色ってことは知っているわ」
「目はもっと素敵よ。ふかーいバイオレットで、眉毛は凛々しく肌の色も白く綺麗で…」
エレナはニヤニヤしながら言う。
「学生の時は…異性に興味すらなくて…」
「だからロビンも可哀想だったのね…」
ロビン?なぜロビンが話に出てくるのだろうかと私は不思議に思う。
ただ、学生の時に…
プラムの香りが気になって図書室に通った時期があった。
「あれ…これどんな意味だっけ」
私は辞書を慌てて引こうとする
「これは、忍耐って意味」
「え?」
私の座っている後ろから聞こえてきた。
ただ、知らない人から教えられたので振り向こうとしたが、振り向いた瞬間移動魔法を使われた。
「…お礼も言えないのね…」
ただ、プラムの香りが周囲に漂った




