↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
PR
4/9

二通目

『イリアへ

妻のことをイリアと呼んでもいいのだろうか、それとも我妻?少し悩んだ。無事に式を済ませてくれてありがとう。

戦況があまり良くない。帰れる見通しがつかない。

シェイエス・ベルベット』


旦那様から二通目の手紙が来た。旦那様はまめのようだ…

イリアと呼んでもいいか悩んだなんて、少し可愛いところがあるんだなと感じた。


『旦那様へ

イリアでも構いません。親からはイリィと呼ばれています。お忙しいのにお手数おかけしてすみません。無理して手紙送らなくても良いですよ。怪我だけはしないでください。イリア』


と送った。


すると1週間後


『イリィへ

忙しい合間に少し話し相手が欲しくなるんだ。送りたいだけだ。許しておくれ。もうすぐ一度家に帰れそうだ。シェイエス』

旦那様は寂しがりやなのかな。

私はだんだん旦那様と会ってみたくなった。いったい…どんな顔をしているのだろうか。


『旦那様へ、私でよければお暇な時どんなことをしているか教えてください。いつでもお待ちしております。イリア』

『イリィへ、今日はうさぎ肉を食べた。明日でここを立つ。1週間後には帰れるだろう。シェイエス』


だが、

返事を書こうとした時


『すまない、イリィ、また戦況が悪くなってきた。延期になりそうだ。シェイエス』


私は手紙をぎゅっと握りしめてしまった。


評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。