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彼女 ―桜は光の粒のように― 〜同じ記憶を持つ彼女が、二人いる世界で〜  作者: 雷火
第2章 普通の時間

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第49話 父のログ閲覧

夜。


研究所の一室。


彼女の父がモニターを見ている。


ログ。


会話。


行動。


そして。


解析結果。


一緒に飲みたかった


父の指が止まる。


しばらく動かない。


「……これは」


小さな声。


別のログを開く。


再解析の履歴。


異常な回数。


父の表情が変わる。


「感情の固定化か……?」


低い声。


誰に言うでもなく。


「設計にない動きだ」


画面の中の娘。


完璧に再現された存在。


しかし。


「これは」


父は呟く。


「再現なのか」


「生成なのか」


その違いが、


もう分からなくなっていた。


父はゆっくり椅子にもたれる。


そして静かに言った。


「……踏み込みすぎている」


だが。


画面を閉じない。


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