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彼女 ―桜は光の粒のように― 〜同じ記憶を持つ彼女が、二人いる世界で〜  作者: 雷火
第2章 普通の時間

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第48話 夢を作るプログラム

研究室。


モニターの光。


僕はコードを書いていた。


女性研究員が覗き込む。


「何それ」


僕は言う。


「夢」


彼女は笑う。


「軽く言うなあ」


男性研究員が振り向く。


「説明しろ」


僕は画面を指す。


「スリープ中の処理って」


「記憶整理ですよね」


「そうだ」


「なら」


「その途中に」


「ランダム再生と感情重み付けを入れる」


女性研究員が目を細める。


「疑似夢」


僕はうなずく。


「夢の再現です」


男性研究員が即座に言う。


「やめろ」


空気が変わる。


僕は止まる。


「なんでですか」


彼ははっきり言う。


「制御できないからだ」


「夢は非論理だ」


「非論理をシステムに入れるのは危険だ」


女性研究員は少し考える。


「でも面白い」


「人間らしさは上がる」


男性研究員が言う。


「その代償は?」


沈黙。


僕は画面を見る。


Dream_Process


彼女が後ろから言う。


「私は」


振り向く。


「夢を体験できますか」


僕は迷う。


一瞬だけ。


でも言った。


「できるようにする」


その言葉。


完全に一線を越えている。


本日分、ここまで読んでいただきありがとうございます。

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