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現実世界にダンジョンが現れたが、俺は誰にも従わない  作者: HATENA 
第1章「最難関ダンジョンの孤独な開拓者」

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第7話「初戦闘」

 ——カタカタ……。


 闇の奥から現れたのは、三体のスケルトン。


 だが——


 「……さっきのナイトよりは、弱い……よな」


 すぐに鑑定を発動する。


 【モンスター情報】


 スケルトン Lv132

 ・HP:812

 ・攻撃力:214

 ・防御力:168

 ・総合戦闘力:420


 「……それでも強ぇな」


 今の俺より格上。


 だが——逃げない。


 「……行くぞ」


 足を踏み込む。


 同時に、ウルフが横から駆け出した。


 ——ガウッ!


 一体の腕に噛みつき、骨を砕く。


 動きが鈍る。


 「ナイス……!」


 その隙に距離を詰める。


 《天羽々斬》を振り抜く。


 ——ガキンッ!


 「硬っ……!」


 手応えが軽い。


 だが止まらない。


 もう一歩踏み込む。


 首元を狙い、全力で振り下ろす。


 ——バキッ!


 骨が砕け、頭部が転がる。


 【撃破】


 経験値を獲得しました。


 「……っしゃ!」


 初めての討伐。


 だが——


 休む暇はない。


 残り二体が同時に迫る。


 「来る……!」


 一体が剣を振る。


 回避——間に合わない。


 ——ザッ!


 肩を浅く斬られる。


 「ぐっ……!」


 その瞬間。


 背後の一体が迫る。


 「……挟まれる!」


 ——ガウッ!!


 ウルフが体当たり。


 敵のバランスを崩す。


 「助かる……!」


 目の前の一体へ集中。


 踏み込み。


 振り上げ。


 叩きつける。


 ——バキィッ!!


 二体目、撃破。


 残り一体。


 ウルフと組み合っている。


 「……決める!」


 距離を詰める。


 タイミングを合わせ——


 「今だ!」


 ウルフが離れた瞬間。


 首へ斬撃。


 ——ガシャッ!!


 三体目、撃破。


 静寂。


 「……はぁ……はぁ……」


 息が荒い。


 だが——


 「……勝った」


 その瞬間、ウィンドウが開く。


 【レベルアップ】

  Lv0 → Lv1

  HP:25 → 40

  攻撃力:21 → 29

  防御力:9 → 14


 「……上がり方、デカくねぇか?」


 明らかに異常な伸び。


 大器晩成の影響だろう。


 さらに——


 【武器成長】


 天羽々斬 Lv0 → Lv1


 攻撃力+2 → +5


 「……いいな」


 横を見る。


 ウルフがこちらを見ていた。


 【テイム対象】


 ・ウルフ(骨好き)

 ・状態:好意(低)→好意(中)


 「……ありがとな」


 ウルフが小さく鳴く。


 ——いける。


 「……もう少し、奥へ行くか」


 その判断は——


 まだ早かった。


 ——ズズン……。


 地面が揺れる。


 明らかに“何か”が動いている。


 「……デカいのが来る」


 ウルフが低く唸る。


 「……撤退だ」


 即決。


 全力で引き返す。


 ——ズン……ズン……。


 背後から迫る重い足音。


 振り返らない。


 出口へ飛び出す。


 「……はぁ……っ……!」


 振り返る。


 闇の奥。


 そこに——


 一瞬だけ、巨大な影が見えた。


 「……今の俺じゃ無理だ」


 確信。


 だが——


 「……だからこそ、だな」


 口元が歪む。


 「……もっと強くなる」


 この世界で、生き残るために。

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