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現実世界にダンジョンが現れたが、俺は誰にも従わない  作者: HATENA 
第1章「最難関ダンジョンの孤独な開拓者」

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第23話「戦術」

 上層に入ってから、戦闘の性質は明確に変わっていた。


 単純な力押しでは通用しない。

 敵ごとに対策を変え、役割を分ける必要がある。


 「……慣れてきたな」


 視界の先。


 フロートアイ三体。

 その下に、マナスライムが二体。


 「……いつもの構成か」


 ガルが低く唸る。


 「……行くぞ」


 先に動く。


 フロートアイが光を収束する。


 未来視。


 軌道が見える。


 「……そこ」


 一歩で回避。


 そのまま踏み込む。


 「……風」


 風刃を放つ。


 ——シュンッ!!


 一体、破壊。


 間を空けない。


 すぐに二体目。


 「……遅い」


 連続で放つ。


 ——パリンッ。


 二体目、撃破。


 だが三体目。


 「……散開してきたな」


 距離を取られる。


 「……なら」


 「……火」


 炎を広げる。


 「……範囲で削る」


 ——ボォッ!!


 フロートアイの動きが鈍る。


 「……今だ」


 風で仕留める。


 ——シュンッ。


 三体目、撃破。


 「……空は終わり」


 視線を下へ。


 ガルがスライムと戦っている。


 だが——


 「……吸収されてるな」


 単純な攻撃は通らない。


 「……合わせる」


 「……土」


 地面を隆起。


 スライムの動きを止める。


 「……見えた」


 核。


 中心部。


 「……そこだ」


 剣を突き込む。


 ——グシャッ。


 一体、消滅。


 もう一体。


 ガルが噛みつきで動きを止める。


 「……いい連携だ」


 踏み込み。


 「……終わり」


 核を破壊。


 「……完了」


 静寂。


 「……安定してるな」


 呼吸も乱れていない。


 ダメージもほぼない。


 「……完全に処理できてる」


 ウィンドウが開く。


 【レベルアップ】


 Lv20 → Lv21


 攻撃力:190 → 198

 防御力:112 → 118


 【武器成長】


 天羽々斬 Lv18 → Lv19


 攻撃力+145 → +155


 「……いいな」


 ガルを見る。


 余裕がある。


 「……もう“事故”はないな」


 ここまで来て、初めて確信した。


 「……この層なら、負けない」


 だが、その時。


 マップが、大きく反応する。


 ・特定個体:中ボス

 ・位置:上層中央


 「……来たな」


 これまでとは違う表示。


 ガルが唸る。


 「……今までより、強い」


 だが——


 「……問題ない」


 剣を構える。


 「……今の俺なら勝てる」


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